小さな親切運動

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小さな親切運動(ちいさなしんせつうんどう)とは、毎年6月13日一日一善をしようという運動。 日常生活の中での善意を広める事に重点を置き、個人や団体の顕彰、各種コンクールの実施、清掃活動の実施などを行っている。

運営団体

  • 公益社団法人「小さな親切」運動本部
所在地-東京都千代田区

歴史

  • 1963年3月 東京大学卒業式の告辞で、総長茅誠司が「小さな親切」の重要性を訴える。その後、実践例が新聞などで報じられ、社会から幅広い共感が寄せられる。
  • 1963年6月13日 社団法人「小さな親切」運動本部設立。茅が初代代表に就任し、以後23年間同職を務める。
  • 1994年 第3代代表として元東京大学総長の森亘が就任。
  • 2004年 第5代代表として元駐ハンガリー大使の田中義具が就任(現職)。

活動内容

  • 日常生活における「親切な行動」の実践を重視し、一般国民からの推薦によって、毎月25日に親切な行動を行った個人や団体への実行章を贈呈する。実行章の受賞内容は様々だが、清掃・花植えなどの環境美化活動、お年寄りへの援助、事件・事故などの迅速な対処、社会奉仕活動ボランティア活動などである。
  • 全国の小中学校を対象とした作文コンクール(後援は内閣府文部科学省NHK毎日新聞社)や「小さな親切」はがきコンクール(後援は日本郵便読売新聞社)などを主催する。
  • 環境美化運動や車椅子贈呈運動も行い、その活動を海外にも広める。
  • 個人でも入会できるが、職場などで勧誘されて加入する人も多い。
  • 1999年度から、あいさつを通じて子どもたちの心づくりを推進する「あいさつ運動推進校」を開始。その基盤として「小さな親切」運動の各種事業の中から自由に選択して活動してもらう「『小さな親切』運動実践協力校」をスタートした。 現在141校が加盟。活動内容は、小・中・高等学校において、作文コンクール(小・中学生対象)およびはがきキャンペーン(高校生対象)を強化事業として取り組んでいる。なお、事業の選択は学校に一任している。学校によっては、募金活動や地域清掃活動などを行っている。期間は約2年。

関連項目

外部リンク