ミヒャエル・ハネケ
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テンプレート:ActorActress ミヒャエル・ハネケ(Michael Haneke, 1942年3月23日 - )は、オーストリアの映画監督・脚本家。ウィーン在住。カンヌ国際映画祭に6度出品され、パルム・ドール2回、グランプリ1回、監督賞1回を受賞している。
プロフィール
父親は俳優兼映画監督のフリッツ・ハネケ、母親は女優のベアトリクス・フォン・デーゲンシルト。ドイツ・ミュンヘンで生まれ、オーストリア・ウィーナーノイシュタットで育つ。
ウィーン大学で哲学、心理学、演劇を学ぶ。卒業後は映画批評家として数年働き、次にドイツのテレビ局で編集者・脚本家となる。さらに舞台の監督も手がけるようになる。
1989年に初めての長編映画である『セブンス・コンチネント』(『感情の氷河化』三部作の一作目)を製作。
2001年の『ピアニスト』では第54回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞し、主演のブノワ・マジメルとイザベル・ユペールにも賞をもたらした。
2005年の『隠された記憶』では第58回カンヌ国際映画祭監督賞と第18回ヨーロッパ映画賞監督賞と国際評論家連盟賞を受賞した。
イザベル・ユペールが審査委員長を務めた2009年第62回カンヌ国際映画祭では、『白いリボン』(原題: Das weisse band)で最高賞パルム・ドールを受賞し、ゴールデングローブ賞外国語映画賞も受賞している。
2012年、第65回カンヌ国際映画祭において『愛、アムール』で再びパルム・ドールを受賞した[1]。
主な監督作品
- セブンス・コンチネント Der Siebente Kontinent (1989)
- ベニーズ・ビデオ Benny's Video (1992)
- 71フラグメンツ 71 Fragmente einer Chronologie des Zufalls (1994)
- ファニーゲーム Funny Games (1997)
- カフカの「城」 Das Schloß (1997) テレビ映画
- コード・アンノウン Code inconnu: Récit incomplet de divers voyages (2000)
- ピアニスト La Pianiste (2001)
- タイム・オブ・ザ・ウルフ Le temps du loup (2003)
- 隠された記憶 Caché (2005)
- ファニーゲーム U.S.A. Funny Games U.S. (2008) 『ファニーゲーム』の英語リメイク
- 白いリボン Das weiße Band – Eine deutsche Kindergeschichte (2009)
- 愛、アムール Amour (2012)
主な受賞歴
- 1989年 ロカルノ国際映画祭ブロンズレパード賞受賞(『セブンス・コンチネント』)
- 1993年 テッサロニキ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞、ヨーロッパ映画賞作品賞ノミネート(『ベニーズ・ビデオ』)
- 1994年 シッチェス・カタロニア国際映画祭作品賞、脚本賞受賞(『71フラグメンツ』)
- 1997年 シカゴ国際映画祭監督賞受賞、カンヌ国際映画祭パルム・ドールノミネート(『ファニーゲーム』)
- 2000年 カンヌ国際映画祭人道賞受賞、パルム・ドールノミネート(『コード・アンノウン』)
- 2001年 カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞、パルム・ドールノミネート(『ピアニスト』)
- 2003年 シッチェス・カタロニア国際映画祭脚本賞受賞(『タイム・オブ・ザ・ウルフ』)
- 2005年 カンヌ国際映画祭監督賞、国際批評家連盟賞、人道賞受賞、パルム・ドールノミネート、ヨーロッパ映画賞作品賞、監督賞受賞(『隠された記憶』)
- 2009年 カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞、ヨーロッパ映画賞作品賞、監督賞、脚本賞受賞ほか(『白いリボン』)
- 2012年 カンヌ国際映画祭パルム・ドール、アカデミー外国語映画賞受賞ほか(『愛、アムール』)
- 2013年 アストゥリアス皇太子賞芸術部門受賞
参考文献
外部リンク
テンプレート:ミヒャエル・ハネケ監督作品 テンプレート:カンヌ国際映画祭監督賞 2000-2019
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