モーゼス・イブン・エズラ

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モーゼス・イブン・エズラMoses ben Jacob haSallach ibn Ezra, スペイン語 Moisés ibn Ezrá, Moisés aben Ezrá, 1055年頃 - 1138年/1139年頃)はスペインユダヤ教徒詩人。有産階級の出身。

245編からなる青春時代の詩は、恋愛・友情・ワイン自然など様々なテーマを取り上げ、軽妙・奔放に歌った優れたものである。

アルモラビデ軍の侵略によってグラナダを逃れ、カスティーリャ地方に移ったが、以後は極貧の生活を送ったといわれており、故郷グラナダを思う痛切な詩を書いている。

一連の宗教詩の中には、悔憤を扱った作品もある。