伊豆仁田駅
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テンプレート:駅情報 テンプレート:Vertical images list 伊豆仁田駅(いずにったえき)は、静岡県田方郡函南町仁田にある伊豆箱根鉄道駿豆線の駅である。
歴史
伊豆仁田駅が開業するまでは、三島に行くには大場駅まで歩かなければならず、当時、この付近にあった郡立田方農林学校の生徒は、原木駅又は、大場駅まで下車しなければならなかった。そのため、駿豆電気鉄道株式会社の発起人であり、郡立田方農林学校の校長でもあった仁田大八郎は、自分の所有地を提供して、開業にこぎ着けたのである。
伊豆仁田駅開業に伴って、駅構内で長島鶴吉、田口金太郎、三田三吉らが人力車の営業開始、今井重作が駅前に運送業を開業、その他、石井氏は宿直兼食堂を、宮内氏は駄菓子屋、井村氏が雑貨屋、杉森氏が理髪店、山本氏は伊豆銀行の代理店を開業し、駅前商店街を形成した。
- 1937年(昭和12年) - 東海自動車が、函南駅~平井~仁田~塚本間に路線バスの営業運行開始。
- 1941年(昭和16年) - 東海自動車が上記、路線バスを廃止。
- 1993年(平成5年)4月21日 - 伊豆仁田駅全面改築工事完成。
- 1993年(平成5年)6月23日 - 伊豆仁田駅 - 原木駅間の来光川橋梁架け替え工事完成。同橋梁には伊豆箱根鉄道初のロングレールを敷設。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。構内踏切がある。駅舎は下り方面、三島よりにある。
列車接近時には接近表示機からメロディーが流れ、国鉄型(永楽初期タイプ)の自動接近放送がなる。また、発車時には駿豆線内の他駅でも使用されている、アロー株式会社製の発車ベル・発車メロディーが鳴る。 構内踏切は線内で唯一、電鈴式(金属ベル)の音源が使用されている。
自動券売機は2台あるが自動改札機はない。 以前は大場駅につながるインターホンが窓口に設置されていたが現在は駅員が常駐となったため撤去されている。
のりば
1 | ■駿豆線(下り) | 伊豆長岡・大仁・修善寺方面 |
■駿豆線(上り) | 大場・三島方面※ | |
2 | ■駿豆線(上り) | 三島方面 |
- ※当駅で列車交換を行わない場合、普通列車三島行きは1番線から発車。この時、2番線へ続く構内踏切がチェーンで封鎖され、2番線へ行くことはできない。
利用状況
「静岡県統計年鑑」によると、2004年度の一日平均乗車人員は1,666人、降車人員は1,661人であった。なお、2001~2003年度の乗車人員は以下の通りである。
- 1,699人(2001年度)
- 1,695人(2002年度)
- 1,699人(2003年度)
駅周辺
- 公共施設・学校など
- 静岡県立田方農業高等学校
- 函南町立函南小学校
- 伊豆仁田駅前郵便局
- TDS田方自動車学校
- 湯~トピアかんなみ
- 店
- 道路
隣の駅
脚注
関連項目
- ↑ 「地方鉄道停留所設置」『官報』1922年7月11日(国立国会図書館デジタル化資料)