あるはずのない海
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『あるはずのない海/But for the sea』(あるはずのないうみ)は獸木野生の漫画作品「PALM」シリーズの第3話(作品番号11)。
概要
1985年「WINGS」(新書館)掲載。単行本は「PALM3」~「PALM5」(WINGS COMICS/新書館)に掲載。
エキセントリックで強烈な個性を持つ「PALM」シリーズの3主人公の中では、最も穏やかで人間的なカーター・オーガスを中心に彼らの出会いを描くシリーズ初の長編コメディ。カーター・オーガス、ジェームス・ブライアン、アンドルー・グラスゴーの主役3人に加えて、アンジェラ・バーンスタイン、シン・ギャラガー、ビアトリス・フォレスト、ヒース・ワイエス、ジャネット・カーマイケル等々、数多くのキャラクターによるヒューマンドラマ。
サブタイトルの「あるはずのない海」はカーターとジェームズの出会いの場面での会話に由来している。
なお、発表当時の英語タイトルは「The sea shoudn't exist」と表記されていたが、後に「But for the sea」と改題された[1]。