手稲稲積公園
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手稲稲積公園(ていねいなづみこうえん/Teine Inazumi Park)は、北海道札幌市手稲区前田にある運動公園(都市公園)である。
概要
三樽別川を挟んで、函館本線稲積公園駅の北側にある。敷地の形は45度傾いた長方形で、東西南北に頂点を向ける。西の頂点には禅徳寺があって、長方形が欠けている。南で鉄工団地通、東で富丘通、北西で稲積中央通に面する。敷地面積は、18.1503ha。
公園内には下記に示す「ていねプール」のほか、有料の野球場、テニスコート、パークゴルフ場(用具貸し出しのみ有料)と無料の広場がいくつかある。スキー山広場は低い丘で、冬になるとスキーやそりの遊び場になる。
植生
生息動物
ていねプール
ていねプールは札幌市が出資する第三セクターである札幌リゾート開発公社が運営する有料の屋外プールで、手稲稲積公園の中心施設。ウォーターストリーム(流れるプール)、ビッグウェーブ(波のプール)、ウォータースライダー(とぐろを巻くチューブの中を通る滑り台)、ウォーターフォール(直線の滑り台)、ホワイトマウンテン(噴水のある山を持つプール)、ウォーターマウンテン(滑り台と洞窟を持つ岩山)、キッズランド(子供用プール)がある。
毎年7月中旬から8月下旬の夏季に営業している。
2010年6月札幌市の市民評価(事業仕分け)[1]でていねプールが議論され、同プールが札幌圏の民間レジャー施設と競合することや施設維持のコストが大きい、プールの運用可能期間が気候的に短いことなどから、仕分け人の全員一致で廃止の評価が下されることとなり、多くの札幌市民の注目を集めた。
2012年12月13日、今までに無料だった入場料を来期から390円として事業を継続することが札幌市議会で議決された。
沿革
- 1982年(昭和57年)7月 - ていねプール供用開始。
- 1988年(昭和63年) - ウォータースライダーを増設。
- 1999年(平成11年) - 地盤沈下により安全を確保できないと判断、改修工事のため営業休止。
- 2000年(平成12年) - リニューアルオープン。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 公式