てんびん座
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox Constellation てんびん座(天秤座、Libra)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つでもある。
西はおとめ座と、東はさそり座と接する。2等級より明るい星はなく、3等星が3つある。
主な天体
恒星
テンプレート:See also てんびん座で明るい星々は長方形を形作る。
- α星:ズベン・エル・ゲヌビ(Zubenelgenubi)は、「南の爪」を意味する。この星は光学二重星で、空気が澄んでいれば肉眼で見わけられる。
- β星:ズベン・エス・カマリ(Zubeneschamali)は、てんびん座で最も明るい恒星。「北の爪」を意味する。実際は青白色だが[1]、緑色に輝いて見える星として一般に知られている[2][3]。
- γ星:ズベン・エル・ハクラビ(Zubenelakrab)は、「さそり座の爪」を意味する。
- σ星:ブラキウム(Brachium)は、Lb型の脈動変光星(変光範囲が非常に小さいので眼視観測では変光はわからない)。
α星、β星はてんびん棒の部分で、γ星とσ星はてんびんの皿にあたる。
星には、さそり座由来の名がついている。これはかつて、この星座がさそり座のはさみの部分であった事に起因する。
由来と歴史
元々はさそり座のはさみの部分であったとも考えられている。後に星座として独立した。このため、黄道十二星座の中では最も新しいものと考えられている。
黄道十二星座の1つなので、元々はメソポタミア文明に由来を持つ可能性が高い。
神話
ギリシア神話では、正義と天文の女神アストライアーの所有物で、正義を計る天秤だとされる[4]。かつては秋分点がこの星座にあったので、昼夜の長さを等しく計る天秤だったという説もある[4]。なお隣の星座であるおとめ座はアストライアーをかたどったものとする説がある[4]。
出典
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Citation
- ↑ 『星百科大事典 改訂版』地人書館 R.バーナムJr.著。951P。ISBN 4-8052-0266-1
- ↑ 4.0 4.1 4.2 テンプレート:Cite book