アンリ・シャルパンティエ
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アンリ・シャルパンティエ(Henri Charpentier)は、日本の洋菓子ブランドで、本店は芦屋と銀座にある。
経営会社は株式会社アッシュ・セー・クレアシオン(H.C.CREATION CO.,LTD.)。「アンリ・シャルパンティエ」、「C³(classic contemporary chic=シーキューブ)」と「マドモアゼル マカロン」「Caju(カジュ)」ブランドで関西以外にも店舗展開している。本社は兵庫県西宮市。
ブランド名はクレープシュゼットを考案したと言われる、19世紀に活躍したフランスの料理人アンリ・シャルパンティエに由来する。
概要
1969年に創業者である蟻田尚邦が阪神電鉄芦屋駅前に開いた喫茶店が始まりである。1975年、神戸そごうからの出店要請により、生菓子以外にギフト用焼き菓子を扱うようになって以降、業容は大きく拡大することとなった。阪神大震災で痛手を受けたものの、高級洋菓子メーカーとして関西地区中心に高いブランド力を持つ。現在は関西以外にも多くの店舗を構えて、日本を代表する菓子メーカーへと成長した。
伝統のフレンチテイストをしのばせたアンリ・シャルパンティエと、純粋なイタリアをテーマに、楽しくお洒落なドルチェをイメージしたシーキューブの2ブランド(自社紹介より)で展開している。
なお、蟻田は1999年に代表取締役を退任し、当社グループの商品パッケージや店舗などのデザイン管理と商品開発を手掛ける別会社(クールアース)の代表取締役となった。2002年にはフランスを代表するパティシエの一人クリストフ・フェルデール(Christophe Felder、fr)を招いてパリに研究所を開設した。
また、この企業は障害者の雇用も積極的に行っており、評価を受けている。
沿革
- 1969年 - 芦屋本店開店
- 1996年 - シーキューブ梅田大丸店開店
- 1997年 - 主力工場及び店舗であるハーバースタジオ43が竣工(伊東眞一設計、第1期4687.81m2。第2期1622.13m2は1999年竣工)
- 2002年 - フランス・パリにラボラトワール(研究所)を開設
- 2003年 - 銀座本店開店
- 2005年4月 - フランス邸宅風の大型店「メゾン アンリ・シャルパンティエ」開店 (所在地:兵庫県芦屋市楠町10-17、設計:ジャン=フィリップ・ニュエル)
- 2006年 - ハーバースタジオ43酒蔵通り店が国内の洋菓子業界で初めてのISO 22000認証取得。UKAS認定による審査登録は世界初
- 2008年9月1日 - 商号を株式会社アンリ・シャルパンティエから株式会社アッシュ・セー・クレアシオンへ変更
- 2009年3月22日 - 「メゾン アンリ・シャルパンティエ」閉店
店舗
- アンリ・シャルパンティエ(47店舗)
- 関西/25店舗
- 関東/20店舗
- 東海/2店舗
- シーキューブ(18店舗)
- 関西/5店舗
- 関東/11店舗
- 東海/2店舗
- サロン・ド・テ(1店舗)
- 関東/1店舗
- マドモアゼル マカロン(3店舗)
- 関東/3店舗
- カジュ(1店舗)
- 関東/1店舗