藤野恵美
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藤野 恵美(ふじの めぐみ、1978年〈昭和53年〉 - )は、日本の小説家。大阪府堺市出身。
目次
来歴
大阪芸術大学文芸学科卒業。第20回福島正実記念SF童話賞佳作受賞、『ねこまた妖怪伝』で第2回ジュニア冒険小説大賞(岩崎書店)受賞。 児童文学から一般文芸まで幅広いジャンルで活躍中。携帯電話で読むステーション文庫では、短編小説やエッセイなども書く。
『七時間目の怪談授業』から始まるシリーズは、科学的懐疑主義の立場からオカルト現象を扱ったジュニア小説であり、疑似科学を批判している大阪大学教授菊池誠らから、高く評価[1]された。
『世界で一番のねこ』が、子役タレントのはるかぜちゃん(春名風花) に影響を与えた本のランキング1位として紹介[2]され、ツイッターなどで話題となった。
『ハルさん』(創元推理文庫)が「2013年 文庫大賞」(啓文堂大賞 文庫部門)に選ばれた。[3]
作品リスト
岩崎書店
- ねこまた妖怪伝 (2004年4月)
- ねこまた妖怪伝2 (2007年8月)
ジャイブ
- 怪盗ファントム&ダークネスEX-GP
- 1(2004年9月、カラフル文庫/2008年3月 新装版)
- 2(2005年5月、カラフル文庫/2008年3月 新装版)
- 3(2006年2月、カラフル文庫/2008年3月 新装版)
- 4(2007年5月、カラフル文庫/2008年3月 新装版)
- 5 スペイン編 (2008年3月、カラフル文庫)
- 5 エジプト編 (2009年3月、カラフル文庫)
講談社青い鳥文庫
- 七時間目の怪談授業 (2005年3月)
- 七時間目の占い入門 (2006年3月)
- 七時間目のUFO研究 (2007年3月/2008年3月 青い鳥文庫SLシリーズ)
- お嬢様探偵ありすと少年執事ゆきとの事件簿 2010年
- お嬢様探偵ありす2 時計塔の亡霊事件 2011年
- お嬢様探偵ありす3 豪華客船の爆弾魔事件 2012年
- お嬢様探偵ありす4 秘密の動物園事件 2012年
- お嬢様探偵ありす5 古城ホテルの花嫁事件 2013年
- お嬢様探偵ありす6 一夜姫事件 2014年
アリス館
- ゲームの魔法 (2005年11月)
- 世界で一番のねこ (2008年9月)
学研
- 妖怪サーカス団がやってくる! (2006年4月)
- 妖怪サーカス団 キツネの姫と竜神さま (2007年11月)
- 妖怪サーカス団 まめ太と風の神送り (2010年4月)
光栄
- 金色のコルダ 君のためにできること (2006年7月/2008年1月、GAMECITY文庫)
- 金色のコルダ 君の音色が好きだから (2007年4月/2008年4月、GAMECITY文庫)
- 金色のコルダ2 君と僕のポリフォニー (2008年9月、GAMECITY文庫)
徳間書店
- 紫鳳伝 王殺しの刀 (2007年1月、トクマ・ノベルズ)
- 紫鳳伝2 神翼秘抄 (2008年5月、トクマ・ノベルズ)
東京創元社
- ハルさん (2007年2月、 ミステリ・フロンティア)
- ハルさん (2013年3月、 創元推理文庫)
講談社
- わたしの恋人 (2010年12月)
- ぼくの嘘 (2012年10月)
脚注
- ↑ 以下の外部リンク先を参照。「kikulog」
- ↑ 以下の外部リンク先を参照。「ダ・ヴィンチ電子ナビ」
- ↑ 以下の外部リンク先を参照。「2013年 文庫大賞」
外部リンク
- 藤野恵美のホームページ - 本人のサイト