カンデサルタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年12月26日 (木) 05:40時点における与謝野鋼管 (トーク)による版 (副作用)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Drugbox カンデサルタンテンプレート:Lang-en-short)とは主に高血圧の治療に使用されるアンジオテンシンII受容体拮抗薬の一つ。プロドラッグであるカンデサルタン・シレキセチルアストラゼネカ武田薬品工業からブロプレス (Blopress)AtacandAmiasRatacandの商品名で市販されている。日本では武田薬品工業からブロプレス®、エカード®配合錠として上市されている。
創製は武田薬品工業で海外へは導出されている。

薬理

ヒトの血圧に対しては、昇圧物質としてアンジオテンシンが最も影響を与える。アンジオテンシンIは、アンジオテンシン変換酵素により、アンジオテンシンIIへと変換され、アンジオテンシンIIが受容体に結合し、心臓血管副腎へと作用する。カンデサルタンは、アンジオテンシンII受容体に、競争的阻害剤として結合し、血圧を降下させる。

副作用