チカロフスク

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チカロフスクЧкаловск, Chkalovsk)はロシア連邦ニジニ・ノヴゴロド州の都市。ヴォルガ川に臨む。ニジニ・ノヴゴロド市から北西に95km。人口は約15,000人(1992年)。

古くはヴァシリョヴァ・スロボダВасилева-Слобода, Vasileva-Sloboda)、その後ヴァシリョヴォВасилево, Vasilyovo)と呼ばれていたが、1937年に、この町の出身の有名な飛行士ヴァレリー・チカロフに因んでチカロフスクと名づけられた。

歴史

もとのヴァシリョヴァ・スロボダの名は、12世紀、国境に近かったこの地に歩哨基地を築いたヴァシリー・ユリエヴィチ公(ユーリー・ドルゴルーキーの息子)に由来する。町の名は最も古くは1450年の史料で言及されている。14世紀から18世紀まではシュイスキイ公が領有していた。その後、モスクワの女子修道院に帰属する。

1955年、チカロフスクは都市に昇格される。その後、ゴーリキー水力発電所(現・ニジニ・ノヴゴロド水力発電所)のダム建設にともない町の大部分が水没したため、河畔の新たな場所に近代的な都市が建設された。

1940年に開かれたヴァレリー・チカロフ博物館がある。

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