広島県立広島中学校・高等学校
広島県立広島中学校・高等学校(ひろしまけんりつ ひろしまちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、広島県東広島市高屋町中島にある県立中学校・高等学校。略称は「県立広島」、「県広」。
目次
概観
学校全体
県立の中高一貫のモデル校として2004年に開校した。現在の生徒数は中学校が477名(女子生徒315名)、高校が719名(女子生徒411名)(2011年5月1日時点)で県下最大の規模である。
なお、旧制広島高等学校(広島大学総合科学部の前身校)との関連性はない。また、広島工業大学附属広島高等学校(現・広島なぎさ高等学校)も広島工業大学附属を冠せずに単に「広島高等学校」と称していた時期もあったが、こちらとの関連性もない。
寮があり、広島県内の全域から生徒が多く集まっている。
校訓
- 高い知性 豊かな感性 強い意志
- 知性 : 確かな学力、科学的・論理的な思考力、的確な判断力、豊かな創造力・表現力
- 感性 : 他人を思いやる心などの豊かな人間性、社会性や規範意識、多文化を理解する態度
- 意志 : 困難を乗り越える精神力・体力、高い目的意識、責任ある行動力、自主的に学ぶ姿勢
教育方針
6年間の計画的・継続的な教育活動により幅広く深い教養と高い知性を培い、グローバル化時代において活躍することのできる人材を育成する。
教育目標
- 中学校
学習意欲を喚起し、基礎・基本の確実な定着を図るとともに国際感覚を培い、心豊かなたくましい人材を育成する。
- 高等学校
知性を高め、感性を磨き、意志を鍛える教育活動を通して、国際社会に貢献できる全人的な力を持った人材を育成する。
中期達成目標
沿革
象徴
校章
広島の「ひ」を基本に、「翼」「広島県の木(花)モミジ」「未来に向かって輝く太陽」をイメージした造形を組み合わせている。 3つの翼は、3つの校訓を表し未来にはばたく生徒の姿をイメージしたデザインである。
校歌
- 広島県立広島中学校・高等学校校歌
―小さな光を大きな夢に― (作詞・作曲 細川俊夫)
- 凌雲の志
この曲は設立当初の教頭が作詞、音楽教師が作曲を担当した、校訓や校風がよく表れた曲である。
制服・服装
制服
服装
設立当初のジャージのカラーは上の学年から青、緑、臙脂、空色、薄緑、ピンクである。 このカラーは在学中は変わらず、次年度は中学1年が前年度の高校3年のカラーを使用する。
特色
中学
高校
- 高校3年次には総合的な学習で卒業研究という論文が課される。
- 高校の体育の授業として弓道を必修としている。
- 高校二年生の修学旅行はハワイである。2009年にはインフルエンザの世界流行のため、予定変更がなされ、北海道と東京の国内旅行になった。
- 国公立大学合格率70%を目標にしている。結果は1期生が70%(四捨五入)、2期生が69%であった。
- 全員参加の英語スピーチコンテストが毎年行われている。