パラッパラッパー
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『パラッパラッパー』 (PaRappa the Rapper) は、七音社によって制作されたプレイステーション向けゲームソフトのタイトル、またはこれを原作とするテレビアニメのタイトル。
目次
概要
1996年12月6日にソニー・コンピュータエンタテインメントが発売。音楽をミュージシャンの松浦雅也、キャラクターデザインおよびコミカライズをロドニー・アラン・グリーンブラット、ゲームシナリオを伊藤ガビン、セリフなどをMC RYUが手がけた。音楽(手本のリズム)に合わせてボタンを押してラップするというゲームシステムの音楽ゲーム。ゲーム中のキャラクターはポリゴンで描画されるが、人物の正面図と背面図をそのまま貼り合わせたような、厚みのないモデリングが基本形となっている。ただし、『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』ではアニメ版のモデリングがオープニングとエンディングで使われている。
シリーズ作品
- 1996年 パラッパラッパー (PS) - 国内累計出荷本数は148万本[1]。
- 1999年 ウンジャマ・ラミー (PS)
- 2001年 マクドナルドオリジナル ハッピーディスク (PS2) - 非売品で、『パラッパラッパー2』の1面のハンバーガ屋の一部を、マクドナルド仕様に変更した体験版を収録。
- 2001年 パラッパラッパー2 (PS2)
- 2006年 パラッパラッパー (PSP) - 正常に作動しないバグがあったが、本体ファームウェアの更新で修正。
- 2013年 プレイステーション オールスター・バトルロイヤル (PS3) (PSVITA) - 格闘ゲーム。『キルゾーン』シリーズのエイリアンがパラッパタウンを侵略しにくる。
登場人物
主要人物
- パラッパ (Parappa)
- 大きなニット帽がトレードマークの、どこにでもいるような犬の男の子。
- 「I Gotta Believe!!」(“僕なら出来るさ”の意)が口癖。妄想癖があり、事あるごとに妄想しては不安に陥ったり、勝手に気持ちが舞い上がったりする。
- サニーに想いを寄せていて、彼女の気持ちを掴むために色んな事に挑戦しているが、努力するのは苦手らしい。血液型はO型。
- 『パラッパラッパー』ではサニーを振り向かせるために様々な先生たちの教えを受けながら成長していき、『パラッパラッパー2』ではヌードル団の野望を阻止するために大活躍した。
- 『ウンジャマ・ラミー』では一週目クリアで隠しプレイヤーとして登場し、ギターではなくラップで挑戦する。ストーリー上ではMilkcanの手伝いをするものだった。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』では、PSP版の『パラッパラッパー』から6年ぶりに登場し、プレイヤーの一人として参戦する。タマネギ先生から教わった格闘技やスケボー、マイクなどを駆使し、トリッキーな戦法で戦う。
- アニメでは多少気まぐれな性格で、例の口癖をほぼ使わず、子供っぽい一面を持っているが、妄想癖など根幹の性格はほぼ変わらない。ラップは全くしない。
- P.J ベリー (P.J Berri)
- 常に熊のパジャマ (P.J) を着ている男の子(中身は不明)で、パラッパの親友。
- 食べることと寝ること、そしてレコードを聞くことが大好き。また、マニア体質で雑学などに詳しい。昼間は呑気でマイペースな食いしん坊だが、夜になると凄腕のDJに変身する。血液型はB型。
- 『パラッパラッパー2』ではヌードル団の野望を阻止するためにパラッパと供に行動し、活躍した。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』ではオープニングとエンディングに登場する。
- アニメでは基本的にゲームとは変わらないが、「〜〜な風情」「〜〜だもんねもんね」と語尾につけることが多い。所々の状況に問わず、よく居眠りをしていた。
- サニー・ファニー (Sunny Funny)
- 花の姿をした女の子。パラッパの想い人。
- 明るい性格でみんなの人気者。ただ、正直なため騙されやすい。可愛らしい容姿で、パラッパの他にジョーにも想いを寄せられている。その一方で、絡んできた不良にもひるむことなく強気な態度でみせるなど、しっかりと自分の意見を持っているところもある。父親の影響を受けているため、理想の彼氏像が限りなく高い。
- 最初はパラッパとは友達同然の関係であったが、彼の男らしい姿(実際はトイレを我慢していた)に見惚れ、それ以降から両思いとなる。血液型はAB型。
- アニメでは「イカとドリアンのサンドイッチ」などといった創作料理を作ることがある他、萎れた植物を復活させる能力を持っている。更に感情によって頭の花びらが開閉するらしい。
- 頭の花びらは、彼女いわく髪型らしい。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』ではオープニングとエンディングに加え、対戦時のパラッパの妄想としても登場する。
- ケイティ・キャット (Katy Kat)
- 猫の姿をした女の子。サニーの友達。苗字のスペルは "Cat" ではなく "Kat"。
- 気が強く、思った事は何でもハッキリ言う性格。決断力があり、天性の仕切り屋だが、口を出すだけではなく自分もしっかり行動する。オシャレにはかなり気をつかっている。血液型はB型。
- 『ウンジャマ・ラミー』ではMilkcanのリーダーとして、メインヴォーカルとベースを担当するが、アニメではラミーやマーさんが登場しないために、歌に長けているなどの設定はない。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』ではオープニングとエンディングに登場する。
- 逆にアニメでは同じ性格を持ったポーラとは仲がよく、主要キャラクターの中でも目立っている。
- ボクシーボーイ (Boxxy Boy)
- パラッパのパパが作ったラジカセ。
- 顔と手足がついており、喋ったりすることができる。占い機能もあるらしい。必要な時にどこからともなく突然現れ、その場に会った音楽を選曲する。お喋りが好きで仕切りたがり屋。
- 『パラッパラッパー』ではムービー内の背景によく映っていたが、『パラッパラッパー2』ではステージを始める前に少しだけトレーニングを行わせてくれる。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』ではオープニングとエンディングに加え、パラッパの必殺技の一部として登場する。
- ジョー・チン (Joe Chin)
- 逆三角形体格の犬の姿をした男。数々の企業を持つジョー・チン財閥の御曹司。大金持ちで色男だが、話がかなりくどい。独りよがりでマイペースな性格。パラッパと同じくサニーのことが好きで、終始アプローチするも、それがあまりにも過剰なので、本人には軽く受け流されている模様。
- あごが長く、「ジョー・チン」という名前はここに由来する。基本的にはパラッパのライバルではあるが、逆にパラッパ本人は何とも思っていない様子。
- 『パラッパラッパー』では42層のケーキを送るなど何度もサニーにアプローチをするが、最終的に失敗する。『ウンジャマ・ラミー』では彼の企業や商品が公開されたが、後にマーさんによって尽く破壊された。
- 『パラッパラッパー2』ではパラッパの妄想内で度々見かけてたり、ステージ4にあるロッククライミングの頂上でジャグジーに入っていたり、ヌードル団が街を襲撃している際に逃げている所を目撃できるが、これと言った活躍は見せなかった。ただし少しだけセリフはある。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』ではオープニングとエンディングに写真として登場する。
- アニメには登場していない。
- パラッパパパ (Papa Parappa)
- パラッパの父親。世界レベルの恐妻家。
- 『パラッパラッパー』ではパラッパに60回ローンの愛車を持って行かれるシーンぐらいしか出番がなかった。
- 発明家でもあり、『パラッパラッパー2』では数々の発明品が見られるが、どこか変なものが多い。
- ヌードル団の野望を阻止するため、ヌードル化した物を元の姿に戻す発明品を制作するが失敗。対象物を拡大縮小する光線の発射機能を搭載させてしまう(なお、この光線はヌードルが美味しくなる効果があるらしい)。
- その後、タコ山さんを洗脳していた機械を解析し、中にあったゲームを使い、ヌードルを元に戻す発明品を完成させる。そして、パラッパ達と共にその発明品を搭載したマシンを使い、街を襲撃しているヌードル団を止めようとする。
- アニメにも登場し、パラッパをサポートするために活躍した。
- ジェネラル・ポッター (General Potter)
- サニーの父親。街の平和を守る立派で厳格な軍人。頭が植木鉢になっている(初登場時は茶色の植木鉢だったが、『パラッパラッパー2』からはピンク色になった)。
- パラッパのパパとは同級生だったらしく、仲が良いところがみられる。パラッパパパいわく「大の甘党」らしい。
- 『パラッパラッパー2』ではヌードル団を鎮圧するために奮闘する。部下の訓練にパラッパとPJを付き合わせて正規兵にし、タコ山さんのいる美容院へと派遣したりもしている。
- 街が襲撃された際は、パラッパパパと共に戦闘機に搭乗。発明品を使い鎮圧しようとする際に「大量のお菓子を発射してヌードル団を鎮圧する」という奇抜な戦法を繰り出していた。
- アニメには登場していない。
- ママ (Papa Parappa)
- パラッパの母親。
- コミック版のみ登場。
- 遊んでばかりいるパラッパに働いてもらいたいと悩んでいる。
- ジェットベイビー (Jet Baby)
- 『パラッパラッパー2』以外のシリーズの冒頭ムービーに必ず登場する映画館のスーパーヒーロー。
- ベリー・ボタンという場所の研究所で、超優秀な科学者夫妻によって作られた可愛いロボット。困っている人を助け、悪人をいい人に変えることが使命。ただし、時々おむつを替えてあげなければならないという欠陥がある。
- 映画は、ジェットブーツで飛行し、一つ目の巨大怪獣に襲われそうになっている熊のぬいぐるみを救出するというストーリーだが、それ以外の活躍は一切ない。
- パラッパたちいわく大人気映画らしい。
- 元々はロドニーが温めていたアイデアで、OPを映画から始めるということを聞いたロドニーが登場させた。
先生たち
- タマネギ先生 (Chop Chop Master Onion)
- フルーシ道場(フルーツ道場)で空手を教えている頭がタマネギの中年男性。本人いわく日系人で、日本語訛りの英語を話す。色々変わった人ではあるが、時々いいことを言うことだけは確か。彼の道場のモットーは「苺を食らわば皿まで」。これは「たとえ苺一個を食べる時にでも、意識を集中させ、全力で潰し、ミルクをかけ、砂糖をまぶし、皿まで食う勢いで行け」という意味。
- シリーズを通して登場している先生で、『ウンジャマ・ラミー』ではカジノにハマって道場経営に失敗し、門下生に逃げられ道場を失う。その後、路上で空手を教えたり、怪しいサングラスを売ったり、お手伝いさんとして働きつつどうにか生きていた。
- 『パラッパラッパー2』では新格闘エクササイズ“ロマンティック空手”を開発し、一躍有名人になる。
- アニメ版にも登場。声はゲームと同じくMC RYUが担当した。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』ではパラッパステージの背景キャラクターとして登場する。
- ムースリーニ先生 (Instructor Mooselini)
- ヘラジカの姿をした自動車教習所の女性教官。
- 常に怒ったような表情で鼻息を荒らげており、黒人風のラップで厳しい指導をする。しかし、車のドアを閉め忘れたり、角が天井に引っかかったりなど、うっかりでお茶目な一面を持っている。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』では、自動車教習用の車を運転しながら、パラッパステージの背景キャラクターとして登場する。
- カエル先生 (Mr.Prince Fleaswallow)
- ヒッピー風の少し怪しいカエル。ジャマイカ出身。
- フリーマーケットの達人で、愛をテーマにビンの蓋のようなガラクタでも結構なお値段でファンキーに売る自信があるらしいが、実際はほとんど売れたためしがない(本人も「こんなに売れたのは初めてなんだ」と言っている)。レゲエ調のラップを演奏する。
- なお、彼のステージをクールモードでクリアするとクリア後のムービーに出てくる車が変わる。
- 『ウンジャマ・ラミー』では楽器屋の店員として少しだけ登場している。ただし、セリフはない。
- アニメにも登場。かつてはサーファーだったが、とある出来事がきっかけで海恐怖症になってしまった。
- 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』では、逃げ惑う町の人々の一人として、パラッパステージの背景キャラクターとして登場する。
- ニワトリ先生 (Cheap Cheap The Cooking Chicken)
- 人気の料理番組 "Cheap Cheap Cheap" の先生。「安く、安く、チープに」がモットーで、安い材料でおいしい料理を作ることに関しては天下一品。ただ、若干怒りっぽいところがある。作中ではシーフードケーキを制作する。
- 普段はお上品な態度を取っているが、丁寧な文体のイギリス英語で下品な言葉を連発するラップを演奏する。テレビから飛び出ると言った謎の能力を持っているらしいが、実際はパラッパと先生が同じスタジオにいるだけである。
- MC.キングコング・ムシ (MC King Kong Mushi)
- パラッパタウンのクラブハウスのMC。蜘蛛とアブラムシを足して2で割った感じのデザインのキャラクター。
- 街の若者から尊敬されているお兄さん。彼がいると、どんなステージでも盛り上がるらしい。
- 先生ではないが、『パラッパラッパー』と『パラッパラッパー2』の最終ステージでパラッパと供にラップを披露した。
- アニメにも登場。クラブのMC以外に大手レコード会社の社長としても活動しているらしく、DJとして活躍しているPJを気に入っている。
- 思ひでヒゲ社長 (Burger Master Beard)
- “ヒゲ★バーガー”の創業者で故人。長い立派なヒゲを蓄えている。
- バーガーの味に対しては、この世のものとは思えないほどの異常なこだわりを持っている。息子や従業員たちがヌードルバーガーしか作れないのを見かねてポスターから飛び出してきた。そして、パラッパと共にバーガーを制作する。
- 彼の妻はバーガーの食べすぎでバーガーのような外見になってしまったとヌードルマスターが語っている。
- マクドナルドのハッピーセットとして登場した体験版ディスクでは、彼の店はマクドナルドのデザインに変更されていた。
- アリ導師 (Guru Ant)
- 世界最小の哲学の巨人。
- 非常にクールな性格で何かを悟った言動をとるが、パラッパパパの発明品によって巨大化すると隠していた感情を露にし、混乱する。大きくなる事に恐怖心を抱いている様子で、小さくないと落ち着かないらしい。
- ステージをクリアするとパラッパ達と同じぐらいの大きさになる。
- ムーセイシャ教官 (Instructor Moosesha)
- 特殊部隊の鬼教官で、『パラッパラッパー』に登場したムースリーニ先生の妹。
- 彼女たちの家系は代々、みんな何かしらの“教官”になっているらしい。
- 姉と同じく、鼻息が激しく指導は厳しいが、軍装にも関わらずバレリーナのスカートを履いたり、訓練の後に写真撮影を要求したり、ロッククライミングの後にロープを忘れたりなど、姉と同じくうっかりでお茶目な一面を持つ。
- 彼女の訓練法はロッククライミングだけでなく、縄跳びやローラースケート、さらにはエキサイトバイクを使った訓練を行っている。
- タコ山さん (Hairdresser Octopus)
- パラッパタウンのナンバーワン人気美容師。オネエ言葉で話すタコの男性で、首から下は壺になっている。
- 普段は青色だが興奮すると顔が赤くなる。洗脳機能を持ったラジオを聴いた事で洗脳されて赤色に変色しており、アフロヘアしか作れなくなってしまっていた。
- 『パラッパラッパー2』に登場するキャラクターの中では唯一アニメに登場した。
- ヌードルマスター (Colonel Noodle)
- ヒゲ社長の息子で、ヒゲ★バーガーの店長。先生ではないが、ヌードル団のボスとして対戦する。世界の全ての食べ物を麺類に変えるという野望の持ち主。
- 生まれた頃からヒゲ★バーガーの跡継ぎとなる運命を持っていたが、普段の食事はもちろん、誕生日などの料理もバーガーばかりという偏り過ぎた食生活を長年続けたことが原因でバーガー嫌いとなり、それが原因で友達を失い、嫌われ者になったと言う。
- 麺類を発見した事により、麺類を非常に溺愛している。そして麺類だけの世界を築くために世界制服を企てる。手始めに自身のバーガー屋をヌードルだらけにし、その後も様々な工作活動を行う。
- その後、アジトに乗り込んできたパラッパとのラップ対戦中に自分の麺類に対する溺愛に疑問を感じ始め、説得によって改心。自らの意思で組織を解散した。
- 彼の部下は全てロボットであり、彼らと麺類を放出する戦車などは全て有線式のリモコン操作となっている。また、彼のアジトはお台場フジテレビスタジオのモチーフとなっている。
テレビアニメからの登場人物
- マット (Matt)
- 犬の姿をした男の子。PJとクラブで知り合い、それをきっかけにパラッパたちとも親しくなる。
- 文武両道でルックスが良いため女の子にモテるが、本人はそういうのには関心がないよう。グループの中で一番背が高い。
- 彼の使用している携帯電話は、エピソードごとにデザインが異なっている。毎回それとなく謎の人物に状況を連絡している。また、マンホールのふたを開けようとすることがある。
- ポーラ (Paula)
- 「大きなお世話だけど…」と、なにかと世話を焼く狐の女の子。1話でパラッパタウンに引っ越してきたらしい。
- ケイティと同じく強気な性格で、リーダーとして行動する。それゆえ、初登場で真っ先にケイティと衝突したが、後に仲直りし仲間にはいる。マット同様モテるらしく、以前住んでいた町では何かとちやほやされていたらしい。
- ピント (Pinto)
- アホ毛が特徴のパラッパの妹。頼りない兄の面倒をみたがるおませさん。
- ウーイー (Uee) という名の謎のペットをいつも連れている。
- ガスター (Gaster)
- 紫色のウサギの姿をした悪漢。相棒のグルーバーと共に、パラッパたちの住む町を「恐怖のどん底」に陥れようと企んでいるが失敗することが多い。
- なぜパラッパタウンを恐怖のどん底に陥れようとしているのか、未だに謎とされている。「〜ガスター」と言う口癖を持っている。
- グルーバー (Gruber)
- 紫色の哺乳類の姿をした悪漢。2話で初めてガスターと顔を合わせ、6話から共に行動するようになったが、ガスターからはあまり良い扱いを受けていない。足がくさい。
- シャイマン先生
- パラッパ達の担任。普段はおとなしいが、第3話で足にバケツを突っ込まされて暴走したことがあった。最終回に登場した時は、蝋燭の描かれた帽子をかぶっていた。
- ヒッポ先生
- パラッパ達の学校の先生のひとりである紫色のカバ。融通の利かない典型的な大人。
その他の登場人物
- スウィーティー・バンチャ (Sweety Bancha)
- プラッシュ(ぬいぐるみ)キャラクターであり、PJの情熱的な友達&ガールフレンド。
- アニメにも異なったデザインで登場し、最初はパラッパに惚れたという口実でPJに接触したのだが、実際はPJに惚れていたことを後に泣きながらサニーに謝罪した。
- アニメでは下級生であるらしく、パラッパやPJを「先輩」と呼んでいた。
- スクェア・E・ベア (Square E Bear)
- 『Rodney Fun Comic Collection』に登場するキャラクター。四角い体格を持った熊。
- ロドニー・グリーンブラット
- 『パラッパラッパー2』に登場する、ベージュ色のコートを着たテレビレポーター。カメラマンと共にヒゲ☆バーガーで発生しているヌードル化現象の取材に来ていた。
- モデルはロドニー自身で、声も本人が担当している。
テレビアニメ
2001年4月14日から2002年1月11日までフジテレビ系列で放送されたテレビアニメ作品。全30話。フジテレビ・SMEビジュアルワークス共同制作アニメの最終作品である。キー局のフジテレビでは第1話から第17話まで土曜日18時30分から19時00分、第18話以降は金曜日16時25分から16時55分に放送されていた。
キャスト
- パラッパ - 入野自由
- PJ ベリー - 菊池正美
- マット - 鈴村健一
- サニー・ファニー - かないみか
- ケイティ・キャット - 中山理奈
- ポーラ - 小林晃子
- ボクシーボーイ - 江原正士
- ピント - mikko
- ガスター - 内藤玲
- グルーバー - 陶山章央
- パラッパのパパ - 安井邦彦
- シャイマン先生 - 上田敏也
- パドル - 飛田展男
- シュミット - 堀内賢雄
- ドン - 小杉十郎太
- キングコングムシ - 若本規夫
- タコ山 - 三ツ矢雄二
- ヒッポ先生 - 巴菁子
- タマネギ先生 - RYU
- シスターコーン -野沢雅子
スタッフ
- 原作 - ロドニー・アラン・グリーンブラッド、松浦雅也
- 監督 - 桜井弘明
- シリーズ構成 - 浦沢義雄
- キャラクター原案 - ロドニー・アラン・グリーンブラッド
- キャラクターデザイン - 後藤隆幸
- キャラクターアドバイザー - 松浦季里
- 美術監督 - 小倉宏昌
- 色彩設計 - 井上佳津枝
- 撮影監督 - 佐久間未希
- 編集 - 浅野真樹子
- 音楽 - 松浦雅也、鈴木禎久、黒羽康司
- 音楽監督 - 長崎行男、中武敬文
- アフレコ演出 - 中野徹
- アニメーションプロデューサー - 松倉友二、西沢正智
- プロデューサー - 長部聡介、勝股英夫
- アニメーション制作 - J.C.STAFF
- 製作 - フジテレビ、SME・ビジュアルワークス(現:アニプレックス)
主題歌
- オープニングテーマ
- 「LOVE TOGETHER〜パラッパラッパーMIX〜」 (Episode1 - 15)
- 作詞・作曲 - 西寺郷太 / 編曲・歌 - ノーナ・リーヴス
- 「Attitude」 (Episode16 - 30)
- 作詞 - 川村真澄 / 作曲 - AKIRA / 歌 - Crystal Kay
- エンディングテーマ
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
Episode 1 | イニシャルはP | 浦沢義雄 | 桜井弘明 | 浜名孝行 | 新野量太 後藤隆幸 |
2001年 4月14日 |
Episode 2 | 劇場がこわされる | 野本藤四郎 | 三芳唯稀 | 大木良一 | 4月28日 | |
Episode 3 | 疲れる授業だな… | 大和屋暁 | 川崎逸朗 佐藤雅弘 |
川崎逸朗 | 佐藤雅弘 | 5月19日 |
Episode 4 | それって恋のため息? | 北条千夏 | 金子伸吾 | 石野聡 | 5月26日 | |
Episode 5 | ほとんど裸だね | 今石洋之 | 安藤健 | 新野量太 | 6月2日 | |
Episode 6 | 何皿でもいけるよね | 橋本裕志 | まつもとよしひさ | 海老沢幸男 | 6月9日 | |
Episode 7 | ブルジョアだねぇ | 大和屋暁 | 浜名孝行 | 谷津美弥子 | 6月16日 | |
Episode 8 | 誰にも見つかるな | 浦沢義雄 | まつもとよしひさ | 高島大輔 | 大木良一 | 6月23日 |
Episode 9 | 諦めるのは早いって! | 北条千夏 | 川崎逸朗 | 入江健司 | 6月30日 | |
Episode 10 | バナナの匂いがする | 浦沢義雄 | 野本藤四郎 | 下田正美 | 石野聡 | 7月7日 |
Episode 11 | かなりヘビーだったね | 橋本裕志 | 今石洋之 | 安藤健 | 後藤隆幸 | 7月14日 |
Episode 12 | もしかして怖いの? | 大和屋暁 | 井村守生 | まつもとよしひさ | 海老沢幸男 | 8月11日 |
Episode 13 | アチョ!アチョ〜! | 浦沢義雄 | 浜名孝行 | 田中雅彦 | 谷津美弥子 | 8月18日 |
Episode 14 | ねぇ誰に投票する? | 北条千夏 | 浜名孝行 | 新野量太 | 9月1日 | |
Episode 15 | ボクのせいだ… | まさきひろ | 野本藤四郎 | 鈴木行 | 大木良一 | 9月8日 |
Episode 16 | ボクが稼いでみせる | 大和屋暁 | 白旗伸朗 | 三芳唯稀 | 石野聡 | 9月22日 |
Episode 17 | 注目の的なのよ | 浦沢義雄 | 布施木一喜 | 河野利幸 | 9月29日 | |
Episode 18 | シオシオだね | 今石洋之 | 田中雅彦 | 後藤隆幸 | 10月5日 | |
Episode 19 | ぶっとばしてよPJ! | まさきひろ | まつもとよしひさ | 海老沢幸男 | 10月12日 | |
Episode 20 | いいねスペクタクル〜! | 大和屋暁 | 下田正美 | 高島大輔 | 大木良一 | 10月19日 |
Episode 21 | 警官ジョナサンにお任せを! | 北条千夏 | 田中雅彦 | 河野利幸 | 石川健朝 | 10月26日 |
Episode 22 | あ、恐竜がこっち見た | 浦沢義雄 | 金子伸吾 | 三芳唯稀 | 石野聡 | 11月2日 |
Episode 23 | サーファーな風情 | 北条千夏 | 大塚雅彦 | 田中雅彦 | 後藤隆幸 | 11月9日 |
Episode 24 | ナウ!監督達どこか? | まさきひろ | 福田道生 | まつもとよしひさ | 海老沢幸男 | 11月16日 |
Episode 25 | 眠れないだってぇ?! | 北条千夏 | 亀井幹太 | 高橋順 | 新野量太 | 11月30日 |
Episode 26 | 明日はきっと筋肉痛 | 大和屋暁 | 福田道生 | 高島大輔 | 大木良一 | 12月7日 |
Episode 27 | 今日もナイスフレーバー | 浦沢義雄 | 下田正美 | 田中雅彦 | 後藤隆幸 | 12月14日 |
Episode 28 | ハートは渡さない! | 福田道生 | 三芳唯稀 | 石野聡 | 12月21日 | |
Episode 29 | PJとは友達なんです | まさきひろ | 大島みどり | 田中雅彦 | 後藤隆幸 | 2002年 1月11日 |
Episode 30 | パラッパ帽をくれ! | 北条千夏 | 金子伸吾 | 大木良一 |
関連商品
- DVD、VHS
- SME・ビジュアルワークスより発売。全8巻。
- Stage.1(Episode1 - Episode4収録)
- Stage.2(Episode5 - Episode8収録)
- Stage.3(Episode9 - Episode11収録)
- Stage.4(Episode12 - Episode15収録)
- Stage.5(Episode16 - Episode19収録)
- Stage.6(Episode20 - Episode23収録)
- Stage.7(Episode24 - Episode26収録)
- Stage.8(Episode27 - Episode30収録)
- CD
- パラッパラッパー サウンドトラック
- Parappa The Party Mix
- パラッパラッパー2 オリジナル・サウンドトラック
- LOVE TOGETHER パラッパラッパーMIX
- アイスクリーム!/I Scream!
- パラッパラッパー TVアニメーション・サウンドトラック volume.1
- パラッパラッパー TVアニメーション・サウンドトラック volume.2
- ウンジャマ・ラミー
脚注
外部リンク
テンプレート:前後番組 テンプレート:PaRappa the Rapper テンプレート:Asbox
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ GEIMIN.NET/国内歴代ミリオン出荷タイトル一覧、GEIMIN.NET、2013年2月28日閲覧。