高知県立高知西高等学校

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高知県立高知西高等学校(こうちけんりつこうちにしこうとうがっこう)は、高知県高知市鴨部にある公立高等学校。男女共学。

設置学科

特徴

オーストラリアのザ・フレンズ・スクールと姉妹校締結を行っており、数多くの留学生を受け入れ、国際交流も活発である。

沿革

  • 1957年(昭和32年)
    • 2月25日 - 高知県立高知東高等学校(仮称)開校準備委員会発足。
    • 3月26日 - 高知県立高等学校設置条例により、高知市北新町84番地に本校の設置が決定。
  • 1958年(昭和33年)
    • 6月28日 - 高知市北新町84番地の仮校舎より鴨部668番地(現在地)に移転。
    • 7月10日 - 校名(仮称: 高知県立高知東高等学校)が高知県立高知西高等学校と決定。
  • 1968年(昭和43年) - 外国語に関する学科として、高知県の高校としては初となる英語科を設置。

学校生活

教師陣の教育への熱意が非常に強く、一人一人が充実した人生が送れるように様々な助言がある。また、生徒の各進路に特化した「現役予備校並みのカリキュラム」が特徴であり、模試・週明けテスト(月曜テスト)が頻繁にあり、また長期休暇中であっても夏季講習・冬期講習が休みなく編成されるなど、進学意欲の強い生徒であれば、たとえ経済力に難のある家庭であっても県立高校の授業料だけで密度の濃い受験対策を得ることができる。

特に図書室とは別に進路資料室が独立して設置されており、生徒は自身に合った各種参考書を自由に閲覧・使用できるなど、コストパフォーマンスを重視した学習効率が特徴的である。

その一方で、文系・理系の進路選択が1年生の後期内という極めて早い時期に決定しなければならないことや、その進路決定については、一応の生徒の希望は考慮されるものの、原則としては成績などに基づく学校サイドの裁量に委ねられており、必ずしも希望コースを選択できるとは限らない。これについては、生徒や保護者・卒業生間でも賛否があり、地元新聞でも投書が相次ぐなどしたこともあるなど問題意識も強く、現在も生徒・保護者・教員同士で調整・改善努力は続けられている。

制服

男子生徒は標準型学生服で、夏服カッターシャツとなる(ネクタイはない)。

女子生徒は紺色のスカートに、夏服は白のブラウスリボン)、合服シーズンは白のワイシャツ(リボンタイ)に紺のベスト冬服はその上に紺のジャケットブレザー)となる。

カバンは男女とも学生かばんであり、補助カバンとしてスカイブルーのナイロン製のカバンが指定されている。これを通称して「西高バック」と呼ぶ。

上履きは学年毎に色分けされている。

食堂

1963年の第一期落成と共に設置された「西高食堂」は、300人以上収容の施設で、外部の独立した嘱託業者によって運営されている。メニューは非常に豊富で、弁当類16種類・麺類7種類・揚物副菜8種類以上。

遠征試合に来た他校の生徒らは、このメニューの多さに、しばし目を見はるといわれる。

部活動

部活動は活発であり、登山部や吹奏楽部は全国大会でも屈指の力を有している。

著名な出身者

アクセス

関連項目

外部リンク

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