名誉顧問

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名誉顧問(めいよこもん)とは、ある組織の意思決定の権限を持たない栄誉職。社長、頭取など代表権のある取締役から退いた者、特に顧問、相談役を退いた者に与えられる職名ないし称号

名誉顧問

企業経営においては役員である代表取締役、取締役という法的に定められた職責の他に、会長、副会長、社長、副社長、専務常務といった職制があり、特に会長または社長のうち、代表権を持つ者が企業経営のトップを担ってきた。 伝統的に社長を退任した者が会長、その後、名誉会長、相談役、顧問と何らかの栄誉職を保持したまま、企業経営に影響力を持つOB・OGもいたのがこれまでの企業体質には多く見られた。

昨今では、平成16年(2006年)には日本国内大手の電子機器メーカー ソニーが顧問制を廃止を謳っており、平成19年(2007年)5月10日の『読売新聞』新聞の報道では、経済同友会が会社役員OB・OGの名誉顧問・相談役の廃止を提言しているように、名誉顧問の職制を廃止する風潮が強まっている。

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