煙石博

人物

広島県広島市出身。1966年に広島商科大学短期大学部卒業後中国放送へ入社。広島弁での語り口はラジオリスナーの心を掴み、「えんちゃん」の愛称で親しまれる。特に同局で28年間にわたり放送されたラジオ番組『なんでもジョッキー』では1985年から2003年まで18年にわたりパーソナリティーを務めた。

俳句と作詞を趣味にしており、日本作詞家協会の会員でもある。

2003年には期間限定で広島電鉄路面電車の車内アナウンステープの吹き込みを広島弁で行った。

2007年3月末、37年6か月間勤務した中国放送を定年退職した。煙石と同様に定年まで中国放送に勤務した上野隆紘・世良洋子・山原玲子のように定年後に中国放送のレギュラー番組を持っていないが、地元・広島市周辺でのイベントへのゲスト出演や講演活動等で時折公の場に出ることがある。

2012年 10月11日、同年9月24日午前9時20分頃、広島市南区内の銀行支店で、記帳台に女性会社員が置き忘れた6万6000円入りの封筒を盗んだ疑いにより、広島県警察本部広島南警察署に逮捕された。警察の取調べに対しては容疑を否定している^[1]。

2013年11月28日、広島地方裁判所は、「客観的なビデオカメラの映像から、被告人以外の者が犯人とはいえない」「被告人の供述は信用できない」として、窃盗罪が成立するとし、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

一部マスコミでは冤罪の疑いが指摘されており、被告人を支援する団体もある^[2]。