エティエンヌ・F・ジョフロア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月18日 (月) 11:20時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 5 件をウィキデータ上の d:q289655 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox Scientist エティエンヌ・ジョフロアEtienne Francois Geoffroy1672年2月13日 - 1731年1月6日)はパリで生まれた18世紀フランス化学者医師。元素の親和力の表を作った。

南仏、モンペリエで薬学を勉強した後、1698年にフランスの将軍タラールの使節団に従ってロンドンへいった。オランダイタリアへ旅した後、パリへ戻って「王立庭園」(Jardin du Roi)で化学の教授となり、コレージュ・ロワイヤルで薬学と医学の教授になった。フランス王の侍医でもあった。

歴史に残ったのは元素間の"親和性" の表 tables des rapports を作り、1718年と1720年にフランスアカデミーに発表した。これは物質の組合せの結合の強さの順序を表にしたものである。

逸話としては、磁石を使って鉄を回収して重量を測る実験から植物の灰から燃焼の間に鉄が発生して、量が増えたと信じていた話が残っている。非磁性の鉄の酸化物が磁性の酸化物に変化することを見落としたと思われる。

テンプレート:Chem-stub テンプレート:Scientist-stub