津田雅美
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テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 津田 雅美(つだ まさみ、1970年7月9日 - )は、日本の漫画家。神奈川県出身。血液型はB型。
1992年、「会えてよかった」で第17回白泉社アテナ新人大賞を受賞。1993年、同作品が『増刊LaLa ミステリースペシャル』1993年3月10日号(白泉社)に掲載されデビュー。以後、『LaLa』『LaLa DX』(いずれも白泉社)を中心に活躍。
代表作は『彼氏彼女の事情』(通称:「カレカノ」)で、本作品は庵野秀明監督によりアニメ化され、テレビ東京系にて1998年10月より1999年3月まで放映された(全26話)。
『LaLa』2012年5月号より、「ヒノコ」を連載している。
人物
- あまり少女漫画は読まず、中学生のころまでは漫画の読み方さえいまいちわかっていなかった。しかし、高校入学前の春休みに「急に急に」理解し、多くの作品を読み始めた[1]。
- 日本の歴史や文化が好きで、中でも相撲・柔道・歌舞伎を好む。特に相撲は、力士は安美錦、実況アナウンサーは吉田賢に心酔している[2]。本人のこの嗜好は「ちょっと江戸まで」で生かされており、「歌舞伎好きで相撲好きったら江戸だろうって気も」と記している。ただし、同作連載前は「江戸だけはありえない」と言っていた[3]。
- 海外の文化では、ドラマは『朱蒙』(韓国)、『デスパレートな妻たち』(アメリカ)、『アグリー・ベティ』(アメリカ)を好んで視聴していた[4]。また、アーティストはマイケル・ジャクソンを好んでおり、本人の作業場に新人が入ってきたときは必ず彼のプロモーションビデオを鑑賞させ、その偉大さを知らしめることにしている[5]。
- 食生活では、オレンジや柚子のママレードが大好物である[6]が、柑橘類が「蜜柑も1コを3食に分けて」食べなければならないほど本人の「おなかに合わない」ため、たまにしか食べることができない[7]。また、アボカドも好物であり、飲食店のメニューで好みのアボカド料理を目にすると必ず注文してしまうほどで、自宅でもトマト等とゴマドレッシングで和えて食する[8]。一方、2007年前半ごろより意識して野菜を多く摂るようにしており[9]、2009年夏の時点では野菜を宅配してもらっていた。その中の葉付き人参の葉を「宝物」として珍重している[10]。
- 常的にメガネを着用しており、2010年時点で4本所有している[11]。
- 「たぶん」一番好きな本は、『あしながおじさん』(ジーン・ウェブスター著)[12]。
作品リスト
単行本作品
- ブスと姫君(LaLa 1994年3月号、全1巻、文庫版全1巻)
- オンナになった日(LaLa 1995年4月号 - 6月号、全1巻)
- 天使の棲む部屋(LaLa 1995年12月号、全1巻)
- 彼氏彼女の事情(LaLa 1996年2月号 - 2005年8月号、全21巻)
- 夢の城(LaLa 1998年11月号、全1巻)
- ノスタルジア(LaLa 2006年1月号、全1巻)
- eensy-weensy モンスター(LaLa 2006年12月号 - 2007年11月号、全2巻)
- ちょっと江戸まで(LaLa 2008年7月号 - 2011年10月号、全6巻)
- ヒノコ
読切
- 会えてよかった(増刊LaLa ミステリースペシャル 1993年3月10日号)
- 今は、どこかの空の下で(LaLa 1993年4月号)
- 君がいるから(LaLa 1993年6月号)
- あした また森であおうね(増刊LaLa SFスペシャル 1993年9月10日号)
- 恋は一秒。(LaLa DX 1994年4月10日号)
- あばれる王様(LaLa DX 1994年7月10日号)
- すきになったひと(LaLa 1994年8月号)
- 18歳(LaLa 1994年11月号)
- トラとカメレオン(LaLa 1995年2月号)
- わたしは行かない(LaLa DX 1995年9月10日号)
- きまずい関係(LaLa 1995年10月号)
- 森の中(LUNATIC LaLa 1995年WINTER号)
- わたしは人魚(LUNATIC LaLa 1996年 SUMMER号)
- 3-BITTER PAIN-(LaLa 1996年12月号)
- な忘れそ(LaLa 2000年10月号)
- 恋愛は、普通(LaLa 2005年11月号)
- 赤い実(LaLa DX 2005年11月号)
- 肩のり神様(LaLa 2006年5月号)
以上、全て白泉社刊
脚注
- ↑ 白泉社『LaLa』HP 作家インタビュー2「津田雅美」
- ↑ 『eensy-weensy モンスター』第1巻108頁
- ↑ 『ちょっと江戸まで』第1巻27頁
- ↑ 『ノスタルジア』133頁
- ↑ 『ちょっと江戸まで』第3巻101頁
- ↑ 『eensy-weensy モンスター』第2巻67頁
- ↑ 『eensy-weensy モンスター』第2巻98頁
- ↑ 『ちょっと江戸まで』第2巻131頁
- ↑ 『eensy-weensy モンスター』第1巻71頁
- ↑ 『ちょっと江戸まで』第2巻89頁
- ↑ 『ちょっと江戸まで』第3巻158頁
- ↑ 『ちょっと江戸まで』第3巻189頁