マルカム2世 (スコットランド王)

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マルカム2世 (スコットランド王)

マルカム2世スコットランド語:Máel Coluim mac Cináeda、? - 1034年11月25日)は、スコットランド王(在位 : 1005年 - 1034年)。ケネス2世の長男。

マルカム2世は、残忍な性格であったと伝えられる。1005年、軍を起こしてケネス3世を破り、彼を殺害し、王位を奪った。

1018年アングル人ロージアン王国軍を破り、これを併合した。同じ年、ブリトン人ストラスクライド王国の王位を孫のダンカン(後のダンカン1世)に継承させた。

また、スコットランド独特のタニストリーと呼ばれる王位継承システムを長子相続のシステムに変えた。しかし、実際に効果を発揮するのは、孫のダンカン2世の長男マルカム3世以降になる。

マルカム2世は、1034年11月25日、グラームズの砦近くで、反対派に殺害された。

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