第二寝屋川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2011年8月27日 (土) 17:08時点におけるTriglav (トーク)による版 (rv2版.個人的要望(名称問題を取り上げた資料とともに記載されると形となるかもしれません))
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox 河川 第二寝屋川(だいにねやがわ)は、大阪府を流れる淀川水系一級河川

地理

大阪府八尾市福万寺町北6丁目の恩智川治水緑地付近で恩智川から直角に分かれ、東大阪市との市境を成しながら西流。東大阪市玉串元町で玉串川が南から合流する。中央環状線が迫る東大阪市若江南町で、南方からの楠根川を併せ北西流に転じる。ここからは東大阪市中西部を斜めに横断し、大阪市鶴見区のJR放出駅に至って再び西へ向きを変える。

城東区長瀬川が南から合流した後に城東運河が南北に交差し、また平野川が南から合流してくる。程なく大阪環状線をくぐり大阪ビジネスパークの南をかすめた後、中央区大阪城外堀の北側で寝屋川に合流する。その寝屋川も、合流点から約500mで旧淀川(大川)に流れ込む。

水源(起点)である恩智川からの分派点では背の低い護岸とラバーダムにより恩智川と仕切られており、恩智川の河水は増水時にのみ流れ込む仕組みとなっている。そういう意味では実質的な水源は玉串川といえる。

流域の自治体

大阪府
八尾市東大阪市大阪市鶴見区城東区中央区

歴史

東大阪市・八尾市境の東西にまっすぐな流域 および 大阪市城東区内の長瀬川合流地点から平野川合流地点までは、寝屋川・恩智川の水害対策として1969年昭和44年:竣工年)に開削された新しい流域である。楠根川の合流点以北、寝屋川合流地点までは、かつては楠根川と呼ばれていたが、開削・付け替え・拡張に伴い、第二寝屋川に編入され、旧河川域は埋め立てられた。

※ 治水工事開始以前については楠根川を参照のこと。

環境

流域が住宅・工場の密集地帯であることから、寝屋川などと共に水質汚濁が問題となっている。

外部リンク

テンプレート:River-stub