いて座シグマ星
テンプレート:天体 基本 テンプレート:天体 位置 テンプレート:天体 物理 テンプレート:天体 別名称 テンプレート:天体 終了
いて座σ星は、いて座で2番目に明るい恒星で2等星。南斗六星を作る星の1つ。
概要
いて座σ星の核の内部では、ヘリウムに高温の水素が溶け込んでいる。非常に活動が活発な星であるため、長い寿命は持たず、生まれてからおよそ5000万年ほどで寿命を迎えるだろうと推測される。そのときには、太陽と同じ程度の質量を持つ白色矮星になるだろうと考えられている[1]。
いて座σ星には伴星σ星Bが存在し、5.2 分離れている。また、それよりも近い場所に伴星が存在する可能性も指摘されている。
いて座σ星は黄道に近いため、月による掩蔽が起こり得る。また、稀に惑星による掩蔽も起こる。1981年の11月17日には、金星による掩蔽が起こっている。いて座σ星は地球より外側の惑星によって掩蔽が起こる星としては、最も明るい星である。一方、2008年の時点で、直近に起こった火星による掩蔽は、423年の9月3日である。
名称
Sigma Sagittarii、略称 σ Sgr。固有名ヌンキ(Nunki)はシュメールの象形文字で書かれた石版から見つかったバビロニアの名前である[2]。アメリカの博物学者リチャード・ヒンクリー・アレンによって世に広められた[3]。アレンは海に関係した星座が続いて昇ってくることから「海のしるし」という意味の名前としている[3]が、確かな意味は伝わっていない[2]。
脚注
注釈
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出典
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