伯和ビクトリーズ
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伯和ビクトリーズ（はくわビクトリーズ）は、広島県東広島市に本拠地を置き、日本野球連盟に所属する社会人野球チームである。なお、victoryの複数形はvictoriesだが、チームのロゴなどではvictorysとなっている。
概要
チームは、1993年に東洋観光グループの西日本リネンサプライが、一事業である衛生業ブランド名（トーカイとのフランチャイズ契約により運営）をとって「リースキン広島」を創部したところに端を発する。同チームは2004年シーズンからチーム名を「リースキン」に改称し、創部12年目で都市対抗野球初出場を果たしたが、2004年日本選手権の予選敗退後、2005年シーズンいっぱいでの廃部と、それに伴い2005年シーズンの活動をクラブチームとして行うことが発表された。
その後、広島県を拠点とするパチンコ企業「株式会社伯和」がチームごと譲り受ける事となり、リースキンの登録を変更する形でチームが発足した。その年の日本選手権では中国地区で出場権を得て、「伯和」1年目で全国大会デビューすることとなった。また、2012年の全国都市対抗野球ではベスト8入りを果たした。
「伯和」は知名度こそ低いが、創業者・安本養伯がイ・ビョンホンをかねてから支援していることは有名であり、イの話題で時折、女性週刊誌などに名前が出ることがある[1][2]イは伯和ビクトリーズの応援副団長を務めている。
設立・沿革
- 1992年 「リースキン広島」として創部
- 2004年 「リースキン」に改称、都市対抗野球大会初出場（初戦敗退）
- 2005年 経営母体が東洋観光グループから伯和に変更、チーム名も「伯和ビクトリーズ」に改称、社会人野球日本選手権大会初出場（初戦敗退）
主要大会の出場歴・最高成績
（「リースキン」時代を含む。以下同じ）
- 都市対抗野球大会 出場8回、8強1回（2012年）
- 社会人野球日本選手権大会 出場5回、8強1回（2006年）
- JABA徳山(スポニチ)大会 優勝1回（2004年）
- JABA広島大会 優勝3回（2006,07,11年）
主な出身プロ野球選手
- 山口弘佑：投手（2001年日本ハムファイターズドラフト2巡）
- 七條祐樹：投手（2010年東京ヤクルトスワローズドラフト2位）
- 星野雄大：捕手（2012年ヤクルトドラフト5位；退部後四国・香川を経て指名）
