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司馬 談(しば だん、? - 紀元前110年?)は中国前漢時代の太史令。姓は司馬、名は談。『史記』の著者の司馬遷の父。
黄老の学および天文・暦学に通達しており、紀元前140年に太史令となる。武帝の封禅の儀式(紀元前110年実施)の準備の為に、太史令として封禅の仕方を研究したが、病の為に封禅の儀式に結局参加できなかったことを悔やんで死んだ。また、歴史書を記そうという構想も持っていたが、着手できないまま、司馬談は死に、その歴史書の構想は子の司馬遷に引き継がれる。