バラクーダ (コミックバンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年4月3日 (木) 11:12時点における116.80.207.145 (トーク)による版 (メンバー)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

バラクーダは、ボーイズバラエティ協会、岡本圭司音楽事務所所属のコミックバンドボーイズ物)。

概要

歴代メンバーは全員プロのミュージシャン。

1974年に『ダスターポット』残党の岡本圭司とベートーベン鈴木のコンビで『(中小企業楽団)バラクーダー』結成。1979年に自主制作した「日本全国酒飲み音頭」が宴会ソングの定番化して以降、「チャカ・ポコ・チャ」「演歌・血液ガッタガタ」と3年毎に連続ヒットを飛ばし、人気者になった[1]

1986年に一旦解散したが、1995年に『ミュージカルぼーいず』残党の及川兄弟と岡本のトリオ『中小企業楽団 バラクーダ』として再結成。「帰ってきた酒飲み音頭」(飲酒運転撲滅キャンペーンソング、2003年)等をリリースした。

メンバー

  • 岡本圭司(おかもと けいじ、旧芸名:岡本八1941年 - )作詞担当、リーダー、大阪府出身、「社長
地元のジャズ喫茶で演奏活動していたが、弟子の横山やすしの相方を探していた横山ノックに誘われ、やすしと短期間ながら漫才コンビを組んだ。
平尾昌晃を頼って上京後は、『佐々木功とロリーポップス[2]や、『スウィング・ウエスト』の司会兼ボーヤ、音楽ショウ『宮本二郎とスクラップサウンズ』を経て、1965年2月に那須三郎から承継した『岡本八とダスターポット』のリーダーとなり、1972年まで活動。
1974年に元同僚の鈴木と『バラクーダー』を結成し、1986年にコンビ解消。1995年からは『中小企業楽団 バラクーダ』を率いる。
著書に『即効!カラオケ術&爆笑!宴会芸』(マガジンランド)がある。
主な楽曲作品:「日本全国酒飲み音頭」「チャカ・ポコ・チャ」「演歌・血液ガッタガタ」「ありがとう音頭」「オールドミスだって夢がある」「帰ってきた酒飲み音頭」(以上バラクーダ)、「母子草」「母子花」(藤あや子)、「黒い渚」(大津美子)、「血液ガッタガタPART-2」(ピンクの電話)など。
  • 及川ちかし(おいかわ - 、「及川知加し」とも、1948年 - )エレキベース、編曲担当、「店長
おさむの兄。北海道出身。大学でクラシック音楽を学び、1970年から『仲野彰とニューシャープス』『チャーリー石黒と東京パンチョス』等、ビッグバンドの楽団員を渡り歩く。1989年より弟に続いて『ミュージカルぼーいず』で活動。1995年から弟と共に『中小企業楽団 バラクーダ』に参加。
スタジオミュージシャンとしても活動中。ゴルフシングルの腕前。
主な楽曲作品:「ぼくの日記」(バラクーダ)
及川の弟。北海道出身。1971年より小川悠一に師事し作曲を学ぶ。1973年キングレコード専属歌手、1979年よりジャンボ具志けんの名で『ミュージカルぼーいず』で活動し、1995年から兄と共に『中小企業楽団 バラクーダ』に参加。
作曲家編曲家としても活動中で、『おさむwithあんみつ』名義でシングル「チャカ・ポコ・チャ2002」等をリリース。
主な楽曲作品:「たまんないよ恋しくて」(新浩司
昭和期メンバー
ロックバンドナッツダンディーズ』を経て、『ダスターポット』ではリードギター担当。
『バラクーダー』解散後はシンガーソングライター兼ギター漫談家東京演芸協会所属)として活動中。

代表曲

  • 日本全国酒飲み音頭」(72万枚)[3]
  • 「チャカ・ポコ・チャ」(40万枚)[3]※ミニアルバム的な形でも発売している。(ミュージックカセットテープ・品番8CV-2051 徳間ジャパン)
  • 「演歌・血液ガッタガタ」(50万枚)[3]
  • 「帰ってきた酒飲み音頭」(2カ月で1万枚)[4]
  • 「阪神タイガース酒飲み音頭2003」(2カ月で4万枚以上)[4]

など。「日本全国酒飲み音頭」は東芝レコード/ドリームレコード(数年後に徳間ジャパン)、「チャカ・ポコ・チャ」は徳間ジャパン/ミノルフォンレコード、*「演歌・血液ガッタガタ」はビクターでの発売だが古巣であった徳間ジャパン発売のゴールデン☆ベストにて統一して発売されている。

CM出演

  • 「パラゾール・ノンカット」(白元

脚注

テンプレート:Reflist

関連サイト

  • 中小企業楽団・バラクーダ「来年は節目の年で酒が飲めるぞ~♪」(夕刊フジ、2009年12月11日)
  • 同僚に四谷シモン三善英史らが居た
  • 3.0 3.1 3.2 コミックバンド バラクーダ(2009/10/24閲覧)
  • 4.0 4.1 【あの人は今こうしている】 岡本圭司、ゲンダイネット、2004年12月16日。