八風山トンネル
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八風山トンネル(はっぷうさんトンネル)は、群馬県甘楽郡下仁田町と長野県佐久市の上信越自動車道・碓氷軽井沢IC-佐久平PA間にあるトンネル。
八風山に掘ったトンネルで全長約4kmあり、途中で群馬県と長野県の県境がある。上信越自動車道松井田妙義IC-佐久平PA間は上り線は10本のトンネル・下り線は9本のトンネルが連続しており、八風山トンネルはその中で最も長いトンネルである。
1993年3月27日の藤岡IC~佐久IC間の完成に伴い、現在の上り線トンネルが暫定2車線で供用を開始した。その後、2003年12月20日の碓氷軽井沢IC~佐久IC間の4車線化に伴い、下り線トンネルが本格的に供用を開始した。
かつて暫定片側1車線だった時期はラジオの交通情報でたびたび耳にする渋滞の名所であったが、片側2車線となってからはこのトンネルを先頭とした渋滞が減った。
笹子トンネル天井崩落事故を受けて、2012年12月3日に下り線天井部分の緊急点検が行われた[1]。
脚注
- ↑ NEXCO東日本におけるトンネル天井板の緊急点検について - 2012年12月3日、東日本高速道路株式会社プレスリリース。