竹内勝太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年10月30日 (水) 00:08時点における59.133.223.118 (トーク)による版
竹内 勝太郎(たけうち かつたろう、1894年10月20日 - 1935年6月25日)は日本の詩人。京都府京都市生まれ。
私立清和中学校を中退。フランスの象徴派詩人ステファヌ・マラルメに影響を受け象徴詩の世界へ。、1928年にはフランスに渡りポール・ヴァレリーに傾倒。その詩技法は「美を破壊する美」へと変化していく。1929年には帰国。1935年、黒部峡谷の黒部川に墜落し行方不明。
作品(詩集)
- 「光の献詞」(1924年、私家版)
- 「讃歌」(1924年、私家版)
- 「林のなか」(1925年、私家版)
- 「春の楽器」(1926年、私家版)
- 「室内」(1928年、創元社)
- 「明日」(1931年、アトリエ社)
- 「春の犠牲」(1941年、弘文堂書房)
- 「定本明日」(1948年、明窗書房)
- 「黒豹」(1953年、創元社)
作品(評論)
- 「現代仏蘭西の四つの顔」(1930年、アトリエ社)
- 「芸術民俗学研究」(1934年、立命館出版部)
- 「芸術論」(1934年、芸艸堂)
- 「詩論」(1943年、石書房)
- 「丘の上の対話」(1947年、圭文社)
- 「宗教論」(1948年、福村書店)