ケッパー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年4月30日 (火) 07:30時点におけるBankuBot (トーク)による版 (脚注: WP:BOTREQ#テンプレート廃止に伴う移行作業)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:生物分類表

ファイル:Pickled capers.jpg
ケッパーのピクルス

ケッパー(英:caper、学名:Capparis spinosa)は、フウチョウソウ科の半蔓性の低木。また、ケッパーのつぼみをピクルスにしたもの。

ケイパー、ケーパー、カープル(仏:capre)とも呼ぶ。和名は、 トゲフウチョウボク(棘風蝶木)、セイヨウフウチョウボク(西洋風蝶木)。

特徴

地中海沿岸が原産の常緑小低木。主な栽培地はフランスイタリアスペインなど。 

独特の風味と酸味を持つ。一般的に酢漬け、塩漬けにする[1]

食用

カプリン酸に由来する独特の風味を持ち、料理の薬味サラダのつけ合わせに用いられ、特にスモークサーモンには、薄切りのタマネギとともに欠かせないものとされる。

刻んでバターと混ぜたものはモンペリエ・バターと呼ばれる。

脚注

  1. 「世界の食用植物文化図鑑」p191 バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント著 山本紀夫監訳 柊風舎 2010年1月20日第1刷


テンプレート:Sisterテンプレート:Asbox