ニュートリノビーム防禦幕
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テンプレート:複数の問題 ニュートリノビーム防禦幕(ニュートリノビームぼうぎょまく)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場した架空の兵器である。
ピンク色のビームで、これに当たると何でも溶かされ焼き尽くされてしまう。都市衛星ウルクから放射され、幕状に覆うことで防御に、ビームとして発射することで攻撃に、攻守両方に使える便利な兵器である。
なお、実際のニュートリノは相互作用が弱く、あらゆる物質を透過するため、本記事のような目的に用いることはできないので、混同しないように注意する必要がある。
ちなみに豊田有恒の原案ではニュートリノではなくニュートロンビームであった[1]。
劇中での描写
ビームというより、灼熱の業火の渦巻や火炎放射器に近い描写であった。
ルガール・ド・ザールを打ち負かし、全速で追撃するヤマトに対して放射される。その渦巻を避けられずに接触してしまったルガール・ド・ザールの機体は一瞬で消滅してしまい、それを見たヤマトは間一髪で回頭・避退する。が、そのヤマトに今度は長い炎の舌のビームが追いすがった。
波動エネルギーとは退け合う性質があり、偶然ではあるが、それを真田志郎に見抜かれ、波動砲発射孔から波動エネルギーをリークさせて頭から突っこんだヤマトに突破されてしまった。
脚注
- ↑ 豪華本「宇宙戦艦ヤマト完結編 スーパーデラックス版」より。