サッポロ2130 夜は金時
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テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 サッポロ2130 夜は金時(サッポロにいいちさんまる よるはきんとき)は、STVラジオが放送していたラジオ番組。愛称は「夜金(よるきん)」。
概要
- STVラジオとしては開局以来初めての、中高生をターゲットとした、いわゆる「夜ワイド」番組。HBCラジオが、局アナでの夜ワイド「夜はこれから」などを放送する中で、STVは当番組開始に至るまで、21時~24時台は録音番組を並べただけの状態であった。放送開始当初の半年間は『サッポロ22時 夜は金時』と題し、22:00開始の45分番組。
- 開始当初は、ハガキを送るリスナーを「夜金通信員」と称し、初めて読まれると「通信員ステッカー」が、10回読まれるとCDラジカセがもらえる仕組みだったが、実際にCDラジカセがもらえたのは1人だけで、9回読まれたリスナーを大量に残して突然企画終了が告知された。
- 放送当時、STVラジオの平日深夜の時間帯は「夜のヤングゾーン」と称され、21時台のこの番組から、『会員制ラジオ番組 うまいっしょクラブ』『アタックヤング』と続き、21時台~24時台は道内の人気ラジオ番組が目白押しだった。
- 同時間に放送していたRCC中国放送のラジオ番組「びしびしばしばしらんらんラジオ」生放送中のスタジオと何度か電話で繋ぎ、番組同士で交流をしていた。
パーソナリティ
- 春日和彦(初代/STV元アナウンサー、現在函館放送局局長)
- 千秋幸雄(2代目~最終回/STVアナウンサー、現在「千ちゃんの幸せラジオドーム」担当)
- Mr.Shinn(初代~最終回。通常、「シンちゃん」と呼ばれる。)
- 第1回放送で春日和彦は「年齢不詳·性格異常の男」と紹介した。正体は、この番組の制作請負をしていた、番組制作会社「イメージランド」(当時はステージクリエイト)のディレクターで、ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショーの「サテスタ歌謡曲」ディレクターも務めていた、溝渕信。現在は、札幌競馬場、函館競馬場で開催される中央競馬の実況を随時担当しており、STVラジオのワイド番組内や、AM他局にもネットされている。
出演者にまつわるエピソード
- 日高晤郎は「日高晤郎ショー」の番組内ではさまれる競馬中継の際、『札幌競馬場から、実況は溝渕 信ちゃん!』などと紹介しているが、便宜上、AM他局へのネット分などでは、『実況は、STVラジオ溝渕 信アナウンサーです』とされる。もちろん、溝渕信はSTVのアナウンサーではない。一時期、「夜は金時」の番組内でも行われていた、競馬ゲームを使っての実況のマネゴト(夜金エキサイト競馬)が、後の実務にも生かされたという一例であり、局アナ以外の立場から競馬実況を務めるようになった稀有な例とも言える。
主なコーナー
- スクールズリクエスト
- 夜金マニアックゾーン
- クイズ時は金なり(22時9分12秒になると、曲を打ち切ってまでも開始していたリスナー参加型クイズコーナー)。
- クイズタイムショッカー
- 夜金一口懺悔·衝撃の告白
- 夜金サテライトフラッシュ(サンホームビデオ提供)