八千穂駅
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八千穂駅(やちほえき)は、長野県南佐久郡佐久穂町大字穂積にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。下り本線(小諸方面・本屋寄り)に側線が1本あり、保線機械などの留置が行われることがある。跨線橋はなく、小諸方の構内踏切で小淵沢方面ホームに渡る。
POS端末設置の簡易委託駅で、佐久穂町が窓口業務を受託する。
のりば
(駅舎側) | テンプレート:Color小海線(下り) | 中込・小諸方面 |
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(反対側) | テンプレート:Color小海線(上り) | 小海・小淵沢方面 |
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は129人である。[1]
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人員[1] |
2000 | 151 |
2001 | 157 |
2002 | 135 |
2003 | 127 |
2004 | 115 |
2005 | 125 |
2006 | 120 |
2007 | 131 |
2008 | 133 |
2009 | 129 |
2010 | 128 |
2011 | 136 |
2012 | 129 |
2013 | 133 |
駅周辺
旧八千穂村の中心で、駅東側に旧村役場、小中学校などがある。駅の西側はすぐに千曲川の河岸段丘で、この高度差を利用して、駅南側には東京電力の穂積発電所がある。
- 佐久穂町役場八千穂庁舎(旧・八千穂村役場)
- 奥村土牛記念美術館
- 佐久穂町立八千穂中学校
- 佐久穂町立八千穂小学校
- 八千穂郵便局
- 千曲川
- 国道141号
- 黒澤酒造(清酒井筒長)
- 篠屋旅館
- 東京電力穂積発電所
バス
千曲バス白駒線(佐久平駅 - 八千穂駅 - 麦草峠)が駅前に乗入れる。運行は5月から10月の土休日を中心とした季節運行(1日2往復、内1往復は2008年より八千穂駅 - 麦草峠間)。
歴史
- 1919年(大正8年)3月11日 - 佐久鉄道 羽黒下・小海間の開通と同時に、佐久穂積駅(さくほづみえき)として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1934年(昭和9年)9月1日 - 佐久鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1959年(昭和34年)10月1日 - 八千穂駅に改称。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color小海線