セロテープ

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セロテープ(Cellotape)は、セロハンテープの商品名で、日本においてニチバンが有する登録商標(第415360号ほか)。最初の日本国産セロハンテープだが、初期には国内で入手可能なセロハンテープがセロテープしかなかったため、普通名詞化して使われることが多い。しかし登録商標である以上、ニチバンの製品であることを特に強調する目的でなければ、普通名詞であるセロハンテープという語を使用することが望ましいとされる場面もある[1]

歴史

ニチバンはもともと絆創膏をつくっていたが、戦後、アメリカ合衆国から輸入したセロハンテープを元に開発を行い、1947年、製品化にこぎつけた。たまたま完成直前に、GHQからセロハンテープの製造を打診され、1ヶ月後に試作品を持っていったところ、あまりに早かったので驚かれたというエピソードがある。

1948年には「セロテープ」の商標を採用し、国内販売を始めた。以降、交通広告から初期のテレビ広告まで、積極的に広告を展開し、普及が図られた[2]

出典・脚注

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関連項目

  • 瀬畑亮 - セロテープメーカーでニチバンが公認する「セロテープアーティスト」

外部リンク

  • 例えば、NHKの放送では国内番組基準で「営業広告または売名的宣伝を目的とする放送は、いっさい行わない」「放送中に、特定の団体名または個人名あるいは職業、商号および商品名が含まれる場合は、それが、その放送の本質的要素であるかどうか、または演出上やむをえないものかどうかを公正に判断して、その取り扱いを決定する」と定めていることを踏まえ、通常は「セロハンテープ」と表現する。
  • ニッポン・ロングセラー考 vol.034 ニチバンセロテープ COMZINE, 2006年3月