「ゴールデンハーフ」の版間の差分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(→テレビ) |
(相違点なし)
|
2014年6月14日 (土) 11:34時点における最新版
ゴールデンハーフ(Golden Half)は、1970年代前半に活動したメンバーの全員がハーフの女性アイドルグループ。渡辺プロダクション所属。
1970年9月、スリー・キャッツの「黄色いさくらんぼ」をカバーしてデビュー。結成当時は5人だったが、すぐエリーが抜けて4人組に。4人時代が人気絶頂期だった。最終的には1973年の「アダムとイヴ」でメンバーのリーダーだった小林ユミが抜けて3人となり、翌1974年に「メロンの気持」を最後に解散。
本項では後に結成されたゴールデンハーフ・スペシャルについても記述する。
目次
メンバー
- スペイン人(父)と日本人(母)のハーフ。解散後は「ほほにかかる涙」(1975年・東芝レコード) でソロ・デビューしたが成功しなかった。その後はタレントとして『お笑いマンガ道場』『笑って笑って60分』『霊感ヤマカン第六感』などにレギュラー出演。元祖バラドル。
- 神戸市生まれ。ドイツ人(父)と日本人(母)のハーフ。ゴールデンハーフ解散後、本名の高村ルナで女優として活動。日活ロマンポルノ「修道女ルナの告白」「ルナの告白 私に群がった男たち」に主演。ソロとして高村ルナ名義で「天使の朝」(1975年・クラウンレコード) もリリース。2004年3月6日、癌のためホノルル市内の病院で死去。
脱退メンバー
- タイ人(父)と日本人(母)のハーフ。「黄色いサクランボ」をリリース後まもなく脱退。
主な出演作品
映画
テレビ
- 8時だョ!全員集合(TBS)
- ブンブンバンバン(名古屋テレビ)
- ハッチャキ!!マチャアキ(NTV)
- マチャアキのシャカリキ大放送!!(NTV)
- カックラキン大放送(NTV)
- ヒットで勝負!!(NET)
- やっちゃおう!チータ(NET)
- ザ・スーパーガール 第7話「 女囚脱獄・女体に仕掛けた罠 」(東京12チャンネル)
CM
- ミリンダメロン(ペプシコーラ)
- ダイハツ・デルタ750(セブンハーフ)
ディスコグラフィ
シングル
- 黄色いサクランボ c/w 恋人がほしいの(1970.08.05)
- ケ・セラ・セラ c/w おんなの弱点教えます(1970.12.21)
- ゴールデン・ハーフのバナナボート c/w レモンのキッス(1971.05.05)
- ゴールデン・ハーフのマンボ・バカン c/w 可愛いベイビー(1971.09.25)
- ゴールデン・ハーフのチョット・マッテ・クダサイ c/w ボタンとリボン(1971.12.01)
- ゴールデン・ハーフの太陽の彼方 c/w カム・カム・ハワイ(1972.05.25)
- 24,000回のキッス c/w カレンダーガール(1972.10.05)
- ゴールデン・ハーフのロコモーション c/w ゴールデン・ハーフの電話でキッス(1973.02.20)
- ゴールデン・ハーフのアダムとイヴ c/w エヴリナイト(1973.08.05)
- メロンの気持 c/w 私のベビー(1974.01.20)
アルバム
- ゴールデンハーフでーす
- 太陽の彼方
- ベスト・セレクション・オリジナルシリーズ(ゴールデンハーフ)
- アダムとイヴ
ゴールデンハーフ・スペシャル
ゴールデンハーフの派生グループとして結成された4人組(途中で1人脱退)。本家グループと同じ渡辺プロダクションから、1976年にレコードデビューした。 しかし、本家グループに比べて人気が振るう事なく消滅してしまった。 尚、メンバーのリンダは当時、ジャニーズ事務所所属のバンドマンだった村田勝美と交際していた。
メンバー
- エミリー
- リンダ
- ナンシー ナンシー・メイアール、1960年9月26日生、神奈川県横浜市出身
- トミー トミー砂川、1956年9月14日生、沖縄県出身(後に“トミー・ジュン”に改名し、1982年6月21日に『倖せの黄色いティッシュ』という曲でソロデビュー)
ディスコグラフィ
シングル
- ゴールデン・ハーフ・スペシャルのキューティ・パイ c/w 恋の売り込み
- 恋のチアガール c/w ワタシ宵の口
- 月影のドンチュッチュ c/w ラブNo.4 (『月影のドンチュッチュ』は最も売れたシングル)
- 嘘みたい!? c/w ノッポとチビ・デブ
- プリズムカラーの夏ざかり c/w バスツアー (このシングルから3人体制に)
- ハーレム・ノック・アウト c/w 狙撃者
- ギラ! c/w Y.M.C.A.
CD
- ゴールデンハーフスペシャル『月影のドンチュッチュ』CD
備考
田村正和が演じたTVドラマ「古畑任三郎」の主人公、古畑任三郎とその部下の今泉慎太郎も、ゴールデンハーフのファンクラブに入っていたと設定されている。ちなみに古畑はルナ、今泉はエバが好きだったらしい。科研の桑原はユミが好きだった。今泉と桑原はそれぞれおっかけもやっていたらしい。