「刀剣の業物一覧」の版間の差分
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刀剣の業物一覧(とうけんのわざものいちらん)は、文化12年(1815年)[1]に山田浅右衛門により発表された『懐宝剣尺』に記される、最上大業物13工、大業物21工、良業物50工、業物80工、大業物・良業物・業物混合65工の計228工をいう。 尚、分類の読みはそれぞれ、最上大業物(さいじょうおおわざもの)、大業物(おおわざもの)、良業物(よきわざもの)、業物(わざもの)[1]。
ただし、後に出版された『古今鍛冶備考』では『懐宝剣尺』のランクを追加訂正しており、載せている刀工は5倍にも及ぶ。
本項のランクは懐宝剣尺より。順序は名前から五十音順。
最上大業物14工
→現在は13工
- 長船秀光
- 三原正家(初代 三原正家)
- 長船元重
- 長曽祢興里(初代 虎徹)
- 長曽祢興正(二代目 虎徹)
- 清関兼元(初代 兼元)
- 孫六兼元(二代目 兼元)
- 和泉守兼定(二代兼定)→大業物に降格
- 仙台国包 (初代)
- 初代助広(ソボロ助広)
- 肥前忠吉 (初代)
- 陸奥守忠吉(三代目 肥前忠吉)
- 多々良長幸
- 初代長道(初代三善長道)
大業物20工
- 高天神兼明
- 加州兼若 (初代)
- 兼則
- 伊予大椽勝国 (初代)
- 堀川国広
- 堀川国安
- 和泉守国貞(初代)
- 肥後守国康 (初代)
- 対馬守貞重 (初代)
- 与三左衛門祐定(よそざえもん・すけさだ)[1]
- 藤四郎祐定
- 津田越前守助広
- 近江大椽忠広
- 越後守包貞 (二代)
- 藤島友重
- 越前守信吉
- 主水正正清
- 修理亮盛光(しゅうりのすけ・もりみつ)[2]
- 左京亮康光(さきょうのすけ・やすみつ)[3]
- 一平安代(いちのひら・やすよ[1]、いっぺい・やすよ[4])
良業物50工
- 長船家助 (二代)
- 若狭守氏房
- 次郎左衛門勝光
- 右京進勝光
- 兼定 (三代)
- 関兼房
- 関兼常
- 上総介兼重
- 越前兼植(かねたね)
- 越前兼則
- 会津兼定
- 越後守国儔
- 山城守国包 (二代)(くにかね)[1]
- 山城大椽国次 (初代)
- 岡山国宗
- 大与五国重(おおよご・くにしげ)[5]
- 石堂是一(いしどう・これかず)[1]=武蔵大椽是一 (初代)
- 伊賀守定次
- 南紀重国(初代)
- 津田近江守助直
- 長船祐光
- 横山祐定
- 長船忠光
- 一竿子忠綱(いっかんし・ただつな)[6]
- 摂津守忠行 (初代)
- 陸奥忠重
- 相州綱広 (初代)
- 対馬守常光
- 丹後守直道
- 長船則光 (初代)
- 助右衛門則光
- 長船法光 (初二代)
- 長船秀助
- 近江守久道 (初代)
- 金房正真(かなぼう・まさざね)[1]
- 坂倉正利 (初二代)
- 大和大椽正則 (初代)
- 奥州政長
- 日置光平(へき・みつひら)[7]
- 左京進宗光
- 日置宗弘(へき・むねひろ)[1]
- 大宮盛景
- 康継 (初二代)
- 大和守安定
- 備中守康広
- 高田行長
- 京吉道 (初二代)
- 大阪吉道 (初二代)
- 武蔵守吉門
- 伊勢大椽吉弘
業物80工
- 対馬守橘一法[8] =?佐々木一法 (二代)
- 手柄山氏重 (初代)[1]=大和大椽藤原氏重[9]
- 加州勝家 (初二代)
- 会津兼友 (初代)
- 兼植 (江戸)(かねたね)[1]
- 武蔵守兼中
- 作州兼景
- 初代包国(かねくに)[1]=筒井越中守藤原包国[10]
- 筒井紀充 (つついきじゅう)[1] - 包国の子[11]。
- 五郎左衛門清光
- 勝兵衛清光
- 八幡山清平
- 播磨大椽清光
- 二王清実(きよざね)
- 伊賀守金道 (初代)(きんみち)
- 和泉守金道 (初二代)
- 出羽大椽国路
- 摂州国光
- 摂州住池田鬼神丸国重 (きじんまる)[12] または (きしんまる)[1]
- 相模守国維
- 河内守国助
- 山城守国清 (初二代)
- 会津国貞
- 相模守国綱
- 高井国義
- 菅原国武
- 鈴木貞則
- 和泉守貞重
- 加賀守貞広
- 大和大椽貞行
- 井上真改(いのうえ・しんかい)[13]
- 土肥真了(どい・しんりょう)[14]
- 埋忠重義(うめただ・しげよし)[15]
- 播磨大椽重高 (初代)
- 信国重包 (のぶくに・しげかね)[1]
- 信国重貞 - 信国派の一門
- 高田重行
- 丸津田助広[1]=津田草書銘助広
- 摂州助高
- 摂州(住)(源)助信[1]=出羽守助信[16]
- 花房祐国[1]=備前守祐国[17]
- 播磨大掾忠国 (初代)[1]=肥前住播磨大掾藤原忠国 (初代)[18]=肥前忠国 (初代)
- 忠吉 (四代)
- 信濃大掾忠国 (初代)[1]=平安城住忠国 (初代)
- 継平 (初代)
- 下阪継広
- 肥後守輝広
- 下原照重(したはら・てるしげ)[1]
- 陸奥守歳長 (初代)
- 山城守歳長 (初代)
- 武蔵守友常
- 聾長綱(つんぼ・ながつな)[19]
- 高井信吉 (初代)
- 伯耆守信高 (初二代)
- 十郎左衛門春光
- 金四郎久道
- 山城守秀辰(ひでとき) (初代)
- 広政 (大阪・摂津)[1] =若狭守広政[20]
- 伯耆守汎隆
- 法城寺正弘
- 越中守正俊
- 肥前正広 (初代)(河内大掾正広、二代目 肥前忠吉)
- 備中大椽正永
- 金房政次(かなぼう・まさつぐ)
- 高田統行(むねゆき) (初代)
- 下坂宗道(宗次)[1]=?上総大椽宗道
- 常陸守宗重
- 本行 (大坂)[1]=松葉本行[21]=河内守本行
- 千手院盛国
- 東連守久(とうれん・もりひさ)[1]=?石堂守久
- 康永 (大坂・摂津住[1]=河内守康永
- 仙台安倫(やすとも)(二代)[1]
- 出羽守行広[1]=肥前行広 (初代)
- 出雲大椽吉武 (初二代)
- 大和守吉道 (初二代)
- 上野介吉正
- 吉国 (土佐)[1]=上野守吉国[22]
- 鬼塚吉国
大業物・良業物・業物混合60工
- 長船在光
- 佐々木一峯(ささき・いっぽう) (初代)
- 加州家吉
- 加州家忠
- 関兼国
- 蜂屋兼貞
- 関兼則
- 関兼辰(かねとき)
- 関兼音
- 関兼道
- 相模守兼安
- 上野守兼定
- 下総大椽兼正
- 小松兼巻
- 手掻包定(てがい・かねさだ)[23]
- 河内守包定
- 波平清佐(なみのひら・きよすけ)[24]
- 赤坂千手院国長
- 宇多国房
- 薩摩国平
- 川島国平
- 法城寺国吉
- 松山国輝
- 大和守国行
- 日州国富
- 波平重吉
- 南紀重国 (二代)
- 伊賀鎮政
- 関寿命(じゅみょう)
- 武蔵助鄰(むさし・すけちか)テンプレート:Cn
- 出羽守助重
- 七兵衛祐定
- 越中守高平
- 越後守忠道
- 陸奥守為康 (初代)
- 下阪為利
- 相州綱家
- 長船経家 (初二代)
- 陸奥守輝政
- 高田輝行
- 関長俊
- 摂津守永重 (初代)
- 長船久光
- 上野守久国
- 千手院広長
- 安芸広隆 (初代)
- 信濃守弘包 (初代)
- 波平寛安
- 同田貫正国
- 三原正近
- 石道正俊
- 豊後守正全
- 相模守政常 (初代)
- 若狭守道辰
- 下総大椽宗吉
- 平盛方
- 相州康春
- 下原康重 (初代)
- 大和守安行
- 藤島行光
- 陀羅尼吉家
- 播摩守吉成
- 三条義国
- 長船賀光(よしみつ)
参考資料
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- 川口陟・飯田一雄 『改訂増補 刀工総覧』 刀剣春秋新聞社・宮帯出版社(発売)
- 刀剣春秋編集部 編 『刀剣甲冑手帳』 刀剣春秋新聞社・宮帯出版社(発売)
- テンプレート:Cite book
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 1.16 1.17 1.18 1.19 1.20 1.21 1.22 1.23 1.24 1.25 1.26 1.27 テンプレート:Cite book
- ↑ テンプレート:Cite bookでは"Shūri"
- ↑ テンプレート:Cite book, German and Ja names
- ↑ テンプレート:Harvnb
- ↑ テンプレート:Harvnb
- ↑ テンプレート:Harvnb
- ↑ テンプレート:Harvnb
- ↑ テンプレート:Harvnbの業物一覧では橘一法、つるぎの屋サイトの業物表では"対馬守一法"。 テンプレート:Harvnbに対馬守橘一法の表記(業物かどうかはない)
- ↑ テンプレート:Harvnb
- ↑ テンプレート:Cite web
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