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2014年8月25日 (月) 13:34時点における最新版
FNS大感謝祭(えふえぬえすだいかんしゃさい)は、1991年~1994年の大晦日にフジテレビ系列で生放送された特別番組。その年のフジテレビの番組を振り返って、反省会を行う番組だった。司会は、明石家さんまと逸見政孝(逸見は1993年12月25日に死去したため、93年と94年はさんまの単独司会だった)。
概要
フジテレビの主な番組の関係者と局内各セクションから1名以上がスタジオにそろい、 視聴者からの質問に直接答えるほか、その年の番組をダイジェストで流したり、 メジャーヒットとなった番組主題歌を流すという構成だった。
エピソード
- 冒頭、報道センターで待機している安藤優子が2年連続で、「幸田シャーミンです」とボケた。
- 「東京ラブストーリー」のダイジェストのあと、逸見が「鈴木保奈美さんのような若い女性から『セックスしよう』と言われたい中年は自分だけではなく、あのへん(スタジオを指す)の男性全部だと思う」と、日頃の言動からは想像できない発言をした。
- 「もう誰も愛さない」をダイジェスト放映したところ、ほとんどが殺人シーンで構成され、さんまが「何人殺したんですか? もともとがダイジェストのドラマなのを短くするからこうなるんですよ」と苦言を呈した。
- 「あっぱれさんま大先生」出演生徒がスタジオにあらわれ、質問をしまくったのち、番組テーマソングを歌って帰った。
- 「北の国から」をダイジェストで流した際、劇中の大晦日、田中邦衛が外で子供たちに、よそでは某裏番組を見ているだろうが、見なくても年越しはできる、と語る場面で、実際に裏番組として放送されているスタジオ内から大拍手が起こった。本番組は、その後の「北の国から」のスペシャルで使われている。
主な質疑応答
- 「東『洋画』」だから。
- 「101回目のプロポーズ」で浅野温子はよく泣いていたが、脱水症状にならなかったのか?
- 撮り直しが続くと涙が出ないことはあった。1話4回泣くとして、3回は右目から。
- 「MJ -MUSIC JOURNAL-」のFAXガールは、どうして足を組み替えるのか。
- 番組内で指示したわけではない。暑いのかもしれない。
- 番組出演者でわがままな人はいないか?
- いないこともない。
- ドラマのプロデューサーなどの肩書きを使って、女性をくどいたことはあるか。
- ない(と答えた全員、あるはず、とさんまが回答)。
- タラちゃんはいつになったら小学校に行くのか。
- わからない。
- 女子アナの衣装は自前か?
- 自前の場合と、局側が用意したものとの半々くらい。
- 東海林のり子の年齢は?
- (本人が回答)
- ニュース番組で、キャスターがしょうもないギャグをいうのはなぜか。
- 生放送で急に時間がちょっと空いた場合、つなぎに思わず言ってしまうことがある。
スタッフ
- プロデューサー:石田弘
- チーフディレクター:石井正幸(1991年・1992年)、港浩一(1993年&1994年)
- 構成:沢口義明、西川晋、遠藤察男、井辺清
- この番組は従来のフジさんま番組のスタッフ(三宅恵介ディレクターや構成作家の大岩賞介)ではなく、石田班が制作したため、それまでのフジさんま番組とは違う印象を与えた。
スタジオゲスト
- 「あっぱれさんま大先生」出演生徒
- 野村克也, 古田敦也
- 浅野温子
- 武田鉄矢(ニューヨークから衛星生中継)