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テンプレート:Coor title dms テンプレート:駅情報 清風山信号場(せいふうざんしんごうじょう)は、北海道勇払郡占冠村字ニニウ2953にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の信号場である。
概要
建設当初は近辺に集落があったためニニウ駅として計画されていた。陸の孤島状態であったニニウ集落は、入植以来鉄道を待ちわびていたが、過疎化には勝てず全戸離村し石勝線の開業前に無人地帯となってしまった。このため旅客扱いを行わない信号場とし名前も改称された。周囲は熊の出没地域といわれ、スーパーおおぞら運転に伴う高速化工事中にはハンターが同行したほどであったという。
構造
2線を有する単線行き違い型の信号場である。両方の分岐器をスノーシェルターで覆っている。
周辺
占冠村からの長い山道の奥にあり、原生林が広がる。信号場の周囲には柵も何もないが、線路内に無許可で立入ることは禁じられている。
歴史
- 1981年(昭和56年)10月1日 - 日本国有鉄道石勝線の開業により使用開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に承継。
- 2011年(平成23年)5月27日 - 「スーパーおおぞら」14号が当信号場付近で脱線、構内の第1ニニウトンネル内で停車後に炎上する事故が発生[1]。
隣の施設
脚注
テンプレート:石勝線- ↑ テンプレート:PDFlink - 北海道旅客鉄道プレスリリース 2011年5月28日