H.C. TOCHIGI 日光アイスバックスのソースを表示

{{アイスホッケーチーム|
原語表記=H.C.栃木日光アイスバックス|
愛称=バックス|
カラー=|
創設=1925|
リーグ=[[アジアリーグアイスホッケー]]|
本拠地=[[日光市]]|
ホームリンク=[[栃木県立日光霧降アイスアリーナ]]|
代表=|
監督=岩本裕司|
HP=http://www.icebucks.jp/ 
}}
'''H.C.栃木日光アイスバックス'''（ほっけーくらぶ とちぎ にっこうアイスバックス）は、[[日本]]の[[栃木県]][[日光市]]にホームを置く、[[アジアリーグアイスホッケー]]に加盟するプロ[[アイスホッケー]]クラブ。日本初のプロアイスホッケークラブである。

== チーム概略 ==
[[ファイル:Nikko Icebacks 2008-1.JPG|thumb|300px|right|整列する{{PAGENAME}}の選手たち（2008年1月27日、対SEIBUプリンスラビッツ戦より～ダイドードリンコアイスアリーナ）]]
前身は、[[1925年|1925年（大正14年）]]創部し、アイスホッケー界において関東の雄と言われていた[[古河電工アイスホッケー部]]。
1999年に日本アイスホッケー界初となる[[市民クラブ]]として誕生。ホームタウンは[[栃木県]][[日光市]]、ホームリンクは[[栃木県立日光霧降アイスアリーナ]]である。
チーム名はシカをモチーフにした「バックス」、クラブカラーは「オレンジ」である。
アジアリーグ・2011-2012シーズンには、チーム創設以来、最高位の準優勝の結果を残している。

== 歴史 ==

{{基礎情報 会社
|社名 = 株式会社栃木ユナイテッド
|英文社名= Tochigi United Co.,Ltd.
|種類 = 株式会社
|郵便番号 = 321-1406
|本社所在地 = [[栃木県]][[日光市]]松原町255
|設立 = 2007年3月30日
|業種 = 9050
|事業内容 = アイスホッケークラブの運営
|代表者 = 代表取締役　[[セルジオ越後]]
|資本金 = 100万円
|売上高 = 
|従業員数 =  
|決算期 = 
|主要株主 = 
|外部リンク = 
|特記事項 =
}}

チームの前身は1925年（大正14年）に創部した、日本アイスホッケー界の草分け的存在であり、日本最古のアイスホッケーチーム『古河電工アイスホッケー部』である。日本で初めて自前のホームリンクを持ち、天覧試合の栄誉を受けた名門実業団チームである。

その後、1999年1月の古河電工アイスホッケー部廃部を受け、日本リーグ初の“市民クラブ”として発足。資金難から2000年11月に2度目のチーム廃部となったが、栃木県・日光市・県内の有力企業などから援助を得て2001年5月に別の運営会社が設立され、チーム運営を引き継いだ。

2005年度シーズンより日光市と兵庫県神戸市に活動拠点を置くダブルフランチャイズ制を採用、チーム呼称を「日光神戸アイスバックス」に変更した。これは神戸市にある「日本セールス&マーケティング社」がチームスポンサーに就任したことによるもので、ホームタウンを日光市、サブホームタウンを神戸市に置き、「神戸市立ポートアイランドスポーツセンター」で数試合ホームゲームを開催した。

2005-06年度シーズン（予選リーグ　全38試合のうちホーム19試合）においてはメインホームタウンの日光市で10試合、準ホームの神戸市では4試合（その他リーグ管轄のホーム試合として東伏見=西東京市で2試合、新横浜で2試合を、スポンサーの関係で京都で1試合）の主催ゲームを行った。2006-07年（予選34試合中ホーム17試合）は日光市で11試合、神戸4試合、リーグ管轄オープニングゲームでのホーム試合として東伏見（ダイドードリンコアリーナ）2試合を行う。

2006-07年度シーズンからサッカー評論家（元藤和不動産サッカー部）のセルジオ越後がシニアディレクターに就任。慢性的に財政難であるが、特にこのシーズンは遠征費用にも事欠く状況で、2006年12月に「IceBucks募金」として1口1万円の寄付を募った。寄付者にはセルジオ越後のサイン入りパックを送付するとして、翌年3月までに817万円を集めた。しかし、金融制度の無知から、寄付者のほとんどの連絡先が判明せずパックを発送できないという不手際ぶりであった。

2007-08年度シーズンから運営母体が変わり、神戸市との準フランチャイズを解消した（ただし、スポンサーの関係上神戸での試合は同年度2試合あった）ため、チーム呼称を「HC日光アイスバックス」に戻した。

== 沿革 ==
:[[1925年]]（大正14）　'''古河電工アイスホッケー部'''創部 
:[[1999年]]（平成11）1月　アイスホッケー部活動停止決定 
:1999年（平成11）5月　「古河電工アイスホッケーを愛する会」が日本アイスホッケー連盟へ4万人の署名提出 
:1999年（平成11）8月　「有限会社栃木アイスホッケークラブ」設立、市民クラブ「'''HC日光アイスバックス'''」として再スタート 
:[[2000年]]（平成12）11月　資金難から有限会社栃木アイスホッケークラブの会社清算・廃部決定 
:[[2001年]]（平成13）1月　栃木県、日光市、今市市が行政支援を決定、バックスの存続を求める署名は10万人に達する
:2001年（平成13）5月　「有限会社日光アイスバックスとちぎ」設立、有限会社栃木アイスホッケークラブよりチーム運営を譲り受ける
:[[2005年]]（平成17）1月　株式会社日本セールス＆マーケティング社が経営に参加 
:2005年（平成17）7月1日　チーム名称を「'''日光神戸アイスバックス'''」に変更、チームロゴにも反映
:[[2007年]]（平成19）3月30日　「株式会社栃木ユナイテッド」設立
:2007年（平成19）6月7日　株式会社栃木ユナイテッドが有限会社日光アイスバックスとちぎよりチームの運営権を譲り受ける。記者会見で神戸市とのフランチャイズを解消しチーム名称を戻すことを発表
:[[2007年]]（平成19）6月9日　公式HPにおいて、チーム名称を「日光アイスバックス」と表示（6月12日からは「HC日光アイスバックス」）。
:[[2009年]]（平成21）7月23日　公式HPにおいて、チーム名称を「{{PAGENAME}}」と発表（8月1日から変更）。
:[[2012年]]（平成24）3月 [[アジアリーグアイスホッケー2011-2012|アジアリーグ2011-12シーズン]]においてプレイオフ・ファイナルに初めて進出して準優勝。
:[[2014年]]（平成26）5月 [[NHL]]・[[ニューヨーク・アイランダーズ]]、および[[SMリーガ|フィンランドリーガ]]のイルベスホッケーオイ(Ilves Hockey-Oy）とホッケーの振興や人材交流などを目的とした業務提携を締結。

== 主な成績 ==
=== アジアリーグ ===
<small>順位()内はリーグ参加チーム数</small>

{| class="wikitable" style="text-align:center; line-height:1.4em; font-size:95%;"
|- style="line-height:1.1em; white-space:nowrap;"
!rowspan=2|年度!!colspan=12|レギュラーリーグ!!rowspan=2|プレイオフ
|-
! width="30" |試合
! width="30" |勝利
! width="30" |延長勝
! width="30" |GWS勝
! width="30" |引分
! width="30" |GWS負
! width="30" |延長負
! width="30" |敗戦
! width="40" |得点
! width="40" |失点
! width="30" |勝点
! width="60" |順位
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2003-2004|2003–04]]
| 16 || 2 || 0 ||--|| 2 ||--|| 0 || 12 || 38 || 67 || 6 ||5位(5) ||---
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2004-2005|2004–05]]
| 42 || 13 || 1 ||--|| 2 ||--|| 2 || 24 || 110 || 125 || 45 ||6位(8)||---
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2005-2006|2005–06]]
| 38 || 16 || 2 ||--|| 2 ||--|| 1 || 17 || 103 || 118 || 55 ||6位(9)||1回戦敗退
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2006-2007|2006–07]]
| 34 || 12 || 0 ||--|| 1 ||--|| 0 || 21 || 90 || 158 || 37 ||6位(8)||準決勝敗退
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2007-2008|2007–08]]
| 30 || 8 || 2 ||--|| 2 ||--|| 0 || 18 || 60 || 109 || 30 ||6位(7)||1回戦敗退
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2008-2009|2008–09]]
| 36 || 4 || 2 || 1 ||--|| 1 || 1 || 27 || 74 || 161 || 20 ||7位(7)||---
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2009-2010|2009–10]]
| 36 || 12 || 2 || 1 ||--|| 2 || 2 || 17 || 103 || 118 || 46 ||6位(7)||---
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2010-2011|2010–11]]
| 36 || 10 || 3 || 1 ||--|| 0 || 2 || 20 || 95 || 112 || 40 ||6位(7)||---
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2011-2012|2011–12]]
| 36 || 18 || 0 || 4 ||--|| 0 || 1 || 13 || 158 || 103 || 63 ||3位(7)||style="background-color:silver;"| 準優勝
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2012-2013|2012–13]]
| 42 || 15 || 3 || 3 ||--|| 2 || 0 || 19 || 123 || 141 || 59 ||5位(7)||---
|-
! [[アジアリーグアイスホッケー2013-2014|2013–14]]
| 42 || 14 || 0 || 1 ||--|| 1 || 1 || 25 || 125 || 130 || 46 ||7位(8)||---
|-
|}

=== 獲得タイトル ===
*[[全日本アイスホッケー選手権大会|全日本選手権]] : 4回
*:1952-53、1958-59、1959-60、1961-62

== 選手 ==
=== 現在の所属選手 ===
*2013-14シーズン時点
{| width=75%
!colspan=6 |<big>ＧＫ
|- bgcolor="#dddddd"
!width=4%|#
!width=7%|国
!!width=15%|選手名
!width=8%|キャッチ
!width=9%|登録年
!width=37%|出身地
|-
|- bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''29'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[伊藤慶介|伊藤　慶介]]
|align=center|
|align=center|2010
| [[日本]]
|- bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''38'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[小野航平|小野　航平]]
|align=center|
|align=center|2011
| [[日本]]
|- bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''44'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[福藤豊|福藤　豊]]'''([[w:Captain (ice hockey)#Alternate captains|C]])'''
|align=center|
|align=center|2010
| [[日本]]
|}

{| width=75%
!colspan=7 |<big>ＤＦ
|- bgcolor="#dddddd"
!width=4%|#
!width=7%|国
!!width=15%|選手名
!width=8%|ハンド
!width=9%|登録年
!width=37%|出身地
|-
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''3'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[山口和良|山口　和良]] 
|align=center|
|align=center|2009
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''6'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[山田佑哉|山田　佑哉]] 
|align=center|
|align=center|2011
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''7'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[福沢直哉|福沢　直哉]] 
|align=center|
|align=center|2008
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''8'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[尾野貴之|尾野　貴之]]   
|align=center|
|align=center|2011
|[[日本]] 
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''11'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[タイ・マゴーリー|タイ　マゴーリー]]   
|align=center|
|align=center|2012
|[[日本]] 
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''34'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[高橋淳一|高橋　淳一]]   
|align=center|
|align=center|2011
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''79'''
|align=center|{{flagicon|CAN}}
|[[マッド・ワデル]]   
|align=center|
|align=center|2013
|[[カナダ]]
|}

{| width=75%
!colspan=7 |<big>ＦＷ
|- bgcolor="#dddddd"
!width=4%|#
!width=7%|国
!!width=15%|選手名
!width=8%|ポジション
!width=8%|ハンド
!width=9%|登録年
!width=37%|出身地
|-
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''10'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[斉藤謙太|斉藤　謙太]]
|align=center|
|align=center|
|align=center|2011
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''13'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[岩本和真|岩本　和真]] 
|align=center|  
|align=center|
|align=center|2013
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''16'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[斉藤哲也|斉藤　哲也]]
|align=center|
|align=center|
|align=center|2013
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''17'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[飯村善則|飯村　善則]]  
|align=center|
|align=center|
|align=center|2013
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''20'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[外崎慶|外崎　慶]] 
|align=center|
|align=center|
|align=center|2011
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''21'''
|align=center|{{flagicon|USA}}
|[[ダニエル・シーザー|ダニエル　シーザー]] 
|align=center|
|align=center|
|align=center|2013
|[[アメリカ]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''23'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[鈴木　雄太]]
|align=center|
|align=center|
|align=center|2012
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''30'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[牛来拓都|牛来　拓都]] 
|align=center|
|align=center|
|align=center|2013
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''42'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[今野充彬|今野　充彬]]
|align=center| 
|align=center|
|align=center|2013
|[[日本]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''48'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[上野拓紀|上野　拓紀]] 
|align=center|
|align=center|
|align=center|2011
|[[日本]] 
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''51'''
|align=center|{{flagicon|CAN}}
|[[ディビッド・ボンク|ディビッド　ボンク]] '''([[w:Captain (ice hockey)#Alternate captains|A]])'''
|align=center|
|align=center|
|align=center|2011
|[[カナダ]]
|-bgcolor="#eeeeee"
|align=center|'''71'''
|align=center|{{flagicon|JPN}}
|[[石塚武士]]'''([[w:Captain (ice hockey)|A]])'''
|align=center|
|align=center|
|align=center|2012
|[[日本]]
|}
=== 過去の所属選手 ===
{{see also|Category:日光アイスバックスの選手}}

== スポンサー企業 ==
*ユニフォーム・ヘルメットスポンサー
**[[TKC]]
**[[京浜精密工業]]
**[[富士重工業]]
**[[日野自動車]]
**[[栃木信用金庫]]
**[[下野新聞社]]
**[http://www.yuzukiseiki.co.jp/pc/ 柚木精機株式会社]
**[http://www.globeride.co.jp/ グローブライド株式会社]
**[[かにしデンタルクリニック]]

== {{PAGENAME}}に関するメディア ==
=== TV ===
*[[ZONE (テレビ番組)|ZONE]]（[[TBSテレビ|TBS]]）
*[[行列のできる法律相談所]]（[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]）　#8[[尾野貴之]]出演
*[[ブラックミリオン]]（[[テレビ東京]]）　#8尾野貴之出演

=== ラジオ ===
*「Come On!Bucks」　[[栃木放送]] 毎週火曜日　21:10～21:20
*「B☆BOX」　[[RADIO BERRY]] 毎週火曜日　16：00～18：54

=== 書籍 ===
*『命を賭けた最終ピリオド—ガンとアイスバックスと高橋健次』国府秀紀。角川書店
*アイスタイム 鈴木貴人と日光アイスバックスの1500日（著:伊東武彦　[[講談社]] 2013年9月12日 ISBN 978-4062185509）

=== 音楽 ===
* [[熊木杏里]]『ゴールネット』（公式応援ソング）

== 関連項目 ==
*[[セルジオ越後]]
*[[えのきどいちろう]]
*[[大杉漣]]
*[[リリー・フランキー]]

== 外部リンク ==
* [http://www.icebucks.jp H.C.栃木日光アイスバックス・公式ＨＰ]
* {{Twitter|NIKKOICEBUCKS|H.C.栃木日光アイスバックス}}
* {{Facebook|H.C.栃木日光アイスバックス}}
{{アジアリーグ}}

{{DEFAULTSORT:えいちしいにつこうあいすはつくす}}
[[Category:日本アイスホッケーリーグのチーム]]
[[Category:アジアリーグアイスホッケーのチーム]]
[[Category:日光市]]
[[Category:栃木県のスポーツチーム]]