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'''EXE'''(エグゼ)は、[[日本ビクター]][[株式会社]](現・株式会社[[JVCケンウッド]])製[[テレビ受像機]]のブランド。日本ビクターの販売していた[[液晶テレビ]]、[[プラズマテレビ]]、[[リアプロジェクションテレビ]]にEXEのブランド名を採用していた。 日本国内の家庭用テレビの販売は[[2008年]]で撤退した。業務用機種とビクター特約店向けの一部機種は以後も継続販売されたが、[[2009年]]からはチューナー非搭載のディスプレイ[[XIVIEW]]に引き継がれた。その後、2011年頃にはテレビと民生用ディスプレイ事業から完全に撤退し、放送・製作用、産業用、医療用等の業務用ディスプレイに主軸を移した。 名称は感動(Emotional)の高画質と心躍る(Exciting)高音質との融合(X)を意味している(ビクター・カラーテレビカタログより)。社内公募によりEXEが採用された。 == 液晶EXE == ビクターは[[液晶パネル]]を自社生産はせずにパネルメーカーから購入して、それにビクター独自の映像処理技術(GENESSA)を導入した形で販売していた。 また、2005年には業界で初めて液晶の[[倍速液晶|高速応答]]タイプのテレビを開発し、液晶の問題点である残像感を大幅に低減したテレビを発売した。 ビクター独自のオブリコーンスピーカーの搭載や、2006年の春に発売したモデルには小型[[スピーカー]]でも重低音を再生できる技術であるMaxxBassを搭載した。 一部のモデルは[[三洋電機]]等へOEM供給もされた。 === ラインナップ === ==== 高速応答搭載 ==== *LT-37LC70 *LT-32/37LC85 *LT-32LC305-B/S *LT-37/42/47LH805(フルハイビジョン対応) *LT-37/42/47LH905(フルハイビジョン対応) *LT-37/42/47LH955(フルハイビジョン対応。ビクター特約店など一部店舗での限定販売) ==== 高速応答非搭載 ==== *LT-26LC50-B/S *LT-32LC50-B/S *LT-20/26/32/37LC60 *LT-20/26/32LC70 *LT-26LC80 *LT-40LH700(フルハイビジョン対応) *LT-37/42/46LH800(フルハイビジョン対応) *LT-32/37LC205 == プラズマEXE == プラズマテレビもパネルは外部調達で製造していた。2004年に発売した機種を最後に撤退。 === ラインナップ === * PD-42DV4 * PD-35DV50 * PD-42DV50 * PD-42DH4 * PD-50DH4 * PD-42DH50 * PD-50DH50 == ビッグスクリーンEXE == ビクターは[[プロジェクター]]用の反射型[[液晶]]素子([[LCOS]])であるD-ILAを開発、パネルの生産からテレビの組立てまで一貫の垂直統合型事業としてリアプロジェクションテレビを製造していた。2004年に北米で発売した後、2005年には日本国内でも発売した。欧州と北米では薄型モデルも販売した。一度はビクターの主力商品として精力的に売り出したものの、液晶テレビの価格下落に影響されて2007年に撤退。 === ラインナップ === *HD-52MD60 *HD-61MD60 *HD-52MH700(フルHD解像度モデル) *HD-56MH700(フルHD解像度モデル) *HD-61MH700(フルHD解像度モデル) *HD-70MH700(フルHD解像度モデル) *HD-110MH80(フルHD解像度モデル) [[Category:テレビ受像機|えくせ]] [[Category:日本ビクター|EXE]]
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