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'''菊池 武澄'''(きくち たけずみ、生年不詳 - [[正平 (日本)|正平]]11年/[[延文]]元年[[6月29日 (旧暦)|6月29日]]([[1356年]][[7月27日]]))は、[[鎌倉時代]]末期から[[南北朝時代 (日本)|南北朝時代]]にかけての[[武将]]。[[菊池氏]]第12代当主・[[菊池武時]]の子。[[詫磨氏|詫磨(詫間)氏]]の祖で、[[菊池氏]]第25代当主となる[[菊池武包]]は来孫にあたる。 == 生涯 == [[建武の新政]]のとき、父の戦功により[[後醍醐天皇]]より[[肥前国|肥前]][[国司|守]]に任じられた。[[1348年]]、兄弟の[[菊池武光|武光]]と共に後醍醐天皇の皇子・[[懐良親王]]を肥前に迎え、以後は親王を擁して武光や[[阿蘇惟澄]]と共に九州各地の[[北朝 (日本)|北朝]]勢力と戦い、これを破った。[[1351年]]には[[筑後国|筑後]][[溝口城]]、[[1353年]]には[[一色氏]]、[[1355年]]には[[大友氏泰]]と[[一色範氏]]相手と南朝勢力拡大のための戦いに明け暮れた。しかし翌年6月初旬に病に倒れ、平癒を祈って寺院を建立しようとしたが、その甲斐なく6月29日に死去した。死後、武澄の妻によって紫陽山[[廣福寺 (玉名市)|廣福寺]]が完成した。 {{DEFAULTSORT:きくち たけすみ}} [[Category:菊池氏|たけすみ]] [[Category:鎌倉時代の武士]] [[Category:室町・安土桃山時代の武士]] [[Category:肥後国の人物]] [[Category:14世紀生]] [[Category:1356年没]]
菊池武澄
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