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'''直接製鋼法'''(ちょくせつせいこうほう)とは、[[銑鉄]]を作らずに、原料から直接、[[粗鋼]]を作る方法である。 間接製鋼法は #[[酸化鉄]]を[[還元]]する #還元された銑鉄を脱炭反応により粗鋼の成分にする という2工程を経るが、直接製鋼法はこれを同時に行う。鉄を溶融化しないので、[[エネルギー]]的には損失が少ない。しかし固体界面反応で還元・脱炭を行うので、時間あたりの生産性が低く、近代の製鉄法では間接製鋼法にとって代わられた。ただし低温還元のため不純物混入が少ないことから、高級刃物や[[日本刀]]などの原料となる[[和鋼]]の製造で現在でも一部行われている。代表的な方法に[[たたら吹き]]・[[安来鋼|安来法]]がある。 [[Category:製鉄|ちょくせつせいこうほう]]
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