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'''宇治田 隆史 '''(うじた たかし、[[1975年]][[2月2日]] - )は、[[日本]]の[[脚本家]]。[[和歌山県]]出身。 == 略歴 == [[大阪芸術大学]]芸術学部映像学科卒業。 2000年、在学中に『悲しくなるほど不実な夜空に』(脚本・監督)を発表。同作は、第18回[[トリノ国際映画祭]]、TOKYO FILMeX2000コンペティション部門へ出品される。卒業後、2003年、『[[アンテナ (小説)#映画|アンテナ]]』をはじめ、主に映画の脚本家として活躍。一方で[[フジテレビジョン|フジテレビ]]アニメ『[[ミチコとハッチン]]』では22話全ての脚本を務めるなど、実写映画に限らず次第にその活動の場を広げる。 2008年、『[[ノン子36歳(家事手伝い)]]』が2008年度日本映画ベストテンで1位を獲得、脚本は2008年度年鑑シナリオ代表作品に選出。 2010年、『[[海炭市叙景]]』は第23回[[東京国際映画祭]]コンペティション、第12回[[シネマニラ国際映画祭]]グランプリ、第13回[[ドーヴィルアジア映画祭]]審査員賞など国内外を問わず高く評価された。ジャンル、フォーマットを問わず様々な作品を手掛けるのが特徴。その脚本は広く役者からの信頼を集めている。 2014年、モスクワ映画祭で日本映画として15年ぶりにグランプリなどを受賞した『[[私の男#映画|私の男]]』の脚本はスタッフへの挑戦状と呼ばれるほどの完成度だった。また同年、黒沢清作品を手掛ける。撮影前からフランス公開が決定するなど話題となった。 == 主な脚本作品 == === 映画 === * [[アンテナ (小説)#映画|アンテナ]](2003年) * [[揮発性の女]](2004年) * ガッツ伝説・愛しのピット・ブル(2005年) * [[青春☆金属バット]](2006年) * 転生(2006年) * [[フリージア (漫画)|フリージア]](2007年) * 病葉流れて(2007年) * [[初恋 夏の記憶]](2008年) * [[ノン子36歳(家事手伝い)]](2008年) * [[海炭市叙景]](2010年) * [[莫逆家族#実写映画|莫逆家族-バクギャクファミーリア-]](2012年) * [[夏の終り]](2013年) * [[私の男#映画|私の男]](2014年) * 岸辺の旅(2015年) === テレビドラマ === * [[東京少女|東京少女・セピア編]] 第4話(2008年、[[BS-TBS]]) * トンスラ 第10話(2008年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]) === テレビアニメ === * [[ミチコとハッチン]] 全22話(2008年 - 2009年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]) == 書籍 == *『月刊シナリオ 2004・1月号』(シナリオ作家協会、2003年) ※「アンテナ」収録 *『'08 年間代表シナリオ集』(シナリオ作家協会、2009年)※「ノン子36歳(家事手伝い)」収録 *『月刊シナリオ 2011・1月号』(シナリオ作家協会、2010年) ※「海炭市叙景」収録 *『本の中に流れる時間。文字、画、音のアート。「夏の終り」』(ニコロ、2013年)※映画「夏の終り」シナリオボックス == 関連項目 == *[[熊切和嘉]] == 外部リンク == *[http://www.uzfilms.org/ UZFILMS-宇治田隆史] - 公式サイト *[http://www.nicolo.jp/ nicolo] - 所属事務所のサイト {{DEFAULTSORT:うした たかし}} [[Category:日本の脚本家]] [[Category:日本の映画監督]] [[Category:和歌山県出身の人物]] [[Category:1975年生]] [[Category:存命人物]]
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