天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典のソースを表示

'''天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典'''（てんのうへいかごそくいじゅうねんをおいわいするこくみんさいてん）は、[[1999年]]（[[平成]]11年）[[11月12日]]に[[皇居]]前広場で開催された、[[明仁|今上天皇]]の[[即位]]10周年の祝典行事である。 主催は、天皇陛下御即位十年奉祝委員会（会長・[[稲葉興作]]）と天皇陛下御即位十年奉祝国会議員連盟（会長・[[森喜朗]]）。

== 出席者 ==
=== 芸能界 ===
[[森繁久彌]]、[[北島三郎]]、[[森進一]]、[[橋幸夫]]、[[布施明]]、[[谷村新司]]、[[西城秀樹]]、[[松崎しげる]]、[[藤岡弘、]]、[[高知東生]]、[[中西圭三]]、[[GLAY]]([[TAKURO]]と[[JIRO]]が出席)、[[黒木瞳]]、[[竹下景子]]、[[宝塚歌劇団]]・[[星組]]、[[斉藤慶子]]、[[高島礼子]]、[[安室奈美恵]]、[[SPEED]]、[[YOSHIKI]]、[[草野仁]]（司会進行を担当）

=== 狂言師 ===
[[和泉元彌]]

=== 漫画家 ===
[[加藤芳郎]]、[[松本零士]]、[[小林よしのり]]

=== バレリーナ ===
[[草刈民代]]

=== 野球 ===
[[王貞治]]、[[長嶋茂雄]]、[[星野仙一]]、[[野茂英雄]]、[[松坂大輔]]

=== サッカー ===
[[ラモス瑠偉]]、[[中山雅史]]、[[井原正巳]]、[[川口能活]]、[[城彰二]]

=== テニス ===
[[松岡修造]]、[[クルム伊達公子|伊達公子]]、[[沢松奈生子]]

=== 柔道 ===
[[吉田秀彦]]、[[谷亮子|田村亮子]]

=== スケート ===
[[清水宏保]]、[[岡崎朋美]]

=== 格闘技 ===
[[武蔵 (格闘家)|武蔵]]、[[アンディ・フグ]]

== 奉祝曲の演奏 ==
式典では[[ピアノ協奏曲]]形式の奉祝曲「[[ETERNAL MELODY II|Anniversary]]」（作曲：[[YOSHIKI]]）が指揮・[[川本統脩]]、ピアノ・YOSHIKIによって御前演奏された。奉祝曲は制作当初20分以上の長さであったが、天皇と皇后が起立した状態で聴くと知らされ、8分弱に短縮したという<ref name="voguejapan_201205">『ヴォーグ・ジャパン』（2012年5月号）コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン</ref>。YOSHIKIは翌2000年4月27日の『春の園遊会』に招かれ、母親と共に出席した<ref name="voguejapan_201205"/>。

== 式典への反対・疑義 ==
<!--- [[左翼]]思想を持った学者などはこのような国体・伝統を祝賀する式典自体に反対をする立場をとっている。← 疑義を唱える学者を左翼思想とする考え方や、国体、伝統という考え方も一つの思想であり、中立性を建前とするウィキペディアに不適切な表現です。--->[[小森陽一 (国文学者)|小森陽一]]、[[石田英敬]]、[[代田智明]]、[[高橋哲哉]]は[[X JAPAN]]のYOSHIKIが奉祝曲を式典で演奏することに対し、「YOSHIKIへの公開質問状」を出した（本人は受け取りを拒否）。また、石田英敬は『[[世界 (雑誌)|世界]]』（2000年1月号）に「＜失われた十年＞の祭り天皇在位十年「国民祭典」を観て」を寄稿し、疑義を表した<ref>[[上野俊哉]]と[[毛利嘉孝]]は、著書「実践[[カルチュラル・スタディーズ]]」の中で、上記「<東大教授人>」らの質問状を、「（自分らのアイデンティティは保持した上で、差出人らへの同化を要請するだけの）傲慢な書き方だった」として、反発している。</ref>。

== 注釈 ==
<references/>

== 関連項目 ==
* [[天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典]]

{{Japanese-history-stub}}
{{DEFAULTSORT:てんのうへいかこそくいしゆうねんをおいわいするこくみんさいてん}}
[[Category:日本の皇室]]
[[Category:1999年の日本]]