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'''六本 佳平'''(ろくもと かへい、[[1939年]][[3月10日]] - )は、日本の[[法学者]]([[法学博士]])。専門は[[法社会学]]。[[東京大学]][[名誉教授]]。[[神戸市]]出身。いわゆる[[学士助手]]の経歴を経ずに大学院博士課程修了により東京大学法学部助教授に採用された最初の人物である。 == 学歴 == * 1963年 東京大学法学部卒業 * 1965年 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) * 1965-67年 [[カリフォルニア大学バークレー校]]社会学部大学院博士課程留学 * 1970年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士) == 職歴 == * 1970年 東京大学法学部助教授(法社会学講座) * 1976-78年 A.v.フンボルト財団研究員としてビーレフェルト大学社会学部滞在 * 1978年 東京大学法学部教授(1996年 東京大学附属図書館長) * 1988-89年 文部省在外研究員として[[ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス]]法学部滞在 * 1999年 [[放送大学]]教授、東京大学名誉教授 * 2004年 放送大学特任教授 == 著作・編著 == * 『民事紛争の法的解決』(岩波書店)1971年 * 『法社会学教材』(石村善助と共編)(東京大学出版会)1976年 * 『法社会学』(有斐閣)1986年 * 『法社会学入門-テュトリアル18講』(有斐閣)1991年 * 『法社会学の新地平』(日本法社会学会と共編)(有斐閣)1999年 * 『日本の法システム』(放送大学教育振興会)2000年 * 『比較法システム論』(放送大学教育振興会)2002年 * 『日本法文化の形成』(放送大学教育振興会)2003年 * 『法の世界』(放送大学教育振興会)2004年 * 『日本の法と社会』(有斐閣)2004年 * 『[[末弘厳太郎]]と日本の法社会学』(六本佳平=吉田勇編)(東京大学出版会)2007年 * (Editor)Sociological Theory of Law, Dartmouth, 1994 == 論文 == * 「法の社会学的理論(1)」(法学協会雑誌96巻12号1503-1541頁)「同(2)」(法学協会雑誌100巻4号679-714頁) * 「弁護士の役割と業務形態:日本と外国との数量的比較を中心として」(『法学協会百周年記念論文集第一巻』、1983年) * 「規制過程と法文化:排水規制に関する日英の実態研究を手がかりに」(『平野龍一先生古希祝賀論文集・下巻』有斐閣、1991年) == 訳書 == * D.ロイド『現代法学入門-法の観念』(川島武宜との共訳)(日本評論社、1968年) * ルーマン著『法社会学』(村上淳一との共訳)(岩波書店、1977年) * ノネ=セルズニック著『法と社会の変動理論』(岩波書店、1981年) == 門下生 == * [[村山眞維]] - [[明治大学]]教授、[[千葉大学]]名誉教授 * [[濱野亮]] - [[立教大学]]教授 * [[尾崎一郎]] - [[北海道大学]]教授 * [[越智啓三]] - [[東京医科歯科大学]]非常勤講師 * [[高橋裕(法社会学者)|高橋裕]] - [[神戸大学]]准教授([[利谷信義]]にも師事) * [[長谷川貴陽史]] - [[首都大学東京]]准教授 * [[前田智彦]] - [[名城大学]]准教授 {{DEFAULTSORT:ろくもと かへい}} [[Category:日本の法学者]] [[Category:法社会学者]] [[Category:東京大学の教員]] [[Category:放送大学の教員]] [[Category:神戸市出身の人物]] [[Category:1939年生]]
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