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'''伊奈 忠篤'''(いな ただあつ、[[寛文]]9年([[1669年]])- [[元禄]]10年[[10月19日 (旧暦)|10月19日]]([[1697年]][[12月2日]]))は[[江戸時代]]中期の[[関東郡代]]。通称半十郎。関東郡代[[伊奈忠常]]の嫡男。弟に[[伊奈忠順|忠順]]。室は[[横田由松]]の娘。 父忠常の死後、[[関東郡代]]と[[武蔵国]]赤山(現[[埼玉県]][[川口市]]赤山)4000石の[[赤山陣屋]]の遺領を継いだ。父らと同じく、伊奈氏の代々の仕事を引き継ぎ、関東郡代として治水工事、新田開発を行ったが、29歳で夭折。弟の忠順が後を継いだ。 [[1692年]]([[元禄]]5年)に[[飛騨高山藩]][[金森頼時]]が[[出羽国]]上ノ山に移封となり、[[飛騨国]]が幕府天領地となった際に飛騨代官(後の[[飛騨郡代]])を兼務し、[[加賀藩]][[前田氏]]と共に直轄地の管理を行った。現在も国の史跡となって残る[[高山陣屋]]は、忠篤が[[金森氏]]の下屋敷だったものを代官屋敷として整備したものである。 {{DEFAULTSORT:いな たたあつ}} [[Category:1669年生]] [[Category:1697年没]] [[category:伊奈氏|たたあつ]] [[Category:江戸幕府旗本]] [[Category:関東郡代]] [[Category:武蔵国の人物]]
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