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人形焼
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[[Image:Beijing 人形烧.jpg|right|240px]] '''人形焼'''(にんぎょうやき)は、[[カステラ]]に[[こしあん]]、[[小倉あん]]などを入れて焼いた[[和菓子]]である。[[餡]]のないものは単に餡なしと呼ばれたり、カステラ焼きとも呼ばれる。変わり種としては、[[抹茶]]あん、さくらあんや[[カスタードクリーム]]などを入れたものもある。 [[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]][[日本橋人形町]]が発祥地とされ<ref name="gotokyo.org">[http://www.gotokyo.org/jp/tourists/info/basic_info/basic/basic2_9.html 人形焼 - 東京観光財団]</ref>、東京[[土産]]として有名である。 == かたち == [[File:Ningyo-yaki bakery Asakusa Tokyo.JPG|thumb|240px|浅草仲見世の人形焼の実演販売。大正時代に人形町の人形焼に製法や実演販売方式などを習って始められ、当初は名所焼きと称していた。]] [[文楽|文楽人形]]や[[七福神]]の焼き型を用いたものが伝統的なものであったが、焼き型は時代とともに移り変わっている。大正時代に人形町で修行した職人が浅草で始めたものは、雷門や五重塔など浅草の名所をモチーフとし、当初は「名所焼」と称して販売していた<ref>[[久保田万太郎]] 「海酸漿」 大岡山書店、1930年</ref>。また戦時色の濃かった時代は[[戦車]]や[[大砲]]などを模したものもあった。現在でも人形町のごく一部の店舗ではこの焼き型で製造されている。近年では[[ハローキティ]]をはじめとする様々なキャラクターを模した型を用いた製品もあり、合格を祈念した人形焼もある。 == 日持ち == 浅草寺境内の売店等では、人形焼をその場で焼いて販売しており焼きたての食感を楽しめるが、その日のうちに食べてしまわないと風味が落ちてしまう。一方、鉄道駅や土産物屋で販売されている人形焼は、工場で量産されたものなのでどうしても焼きたての風味は薄れてしまうが、真空脱酸素パックされ1ヶ月程度の長期保存が可能となっており、土産物や進物として人気が高い。 == 出典 == <references/> == 関連項目 == * [[もみじ饅頭]] * [[唐饅頭]] * [[たい焼き]] * [[今川焼き]] * [[シベリア (菓子)]] * [[どら焼き]] * [[ベビーカステラ]] {{デフォルトソート:にんきようやき}} [[Category:和菓子]] [[Category:土産菓子]] [[Category:東京都の菓子]]
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