オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートのソースを表示

{| class="wikitable" style="clear:right; float:right; margin: 0em 0em 1em 1em; width: 300px; background:#ffffff"
|-
! colspan=3 style="color: white; height: 30px; background: navy;"|<small>オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート</small>
|-
|colspan=3 align=center|[[画像:US_Navy_021116-N-1810F-028_USS_Gary_(FFG_51)_cruises_along_side_Kitty_Hawk.jpg|300px|]]
|-
! colspan=3 style="color: white; height: 30px; background: navy;"| 艦級概観
|-
|艦種||colspan="2"|[[フリゲート]]
|-
|艦名||colspan="2"|海軍功労者。
|-
|style="white-space:nowrap; font-size:smaller"|建造期間||colspan="2"|[[1975年]] - [[1988年]] 
|-
|style="font-size:smaller"|就役期間||colspan="2"|[[1977年]] - 就役中
|-
|rowspan="3"|前級
|colspan="2"|PF: [[タコマ級フリゲート|タコマ級]]
|-
|colspan="2"|DE: [[ノックス級フリゲート|ノックス級]]
|-
|colspan="2"|FFG: [[ブルック級ミサイルフリゲート|ブルック級]]
|-
|次級
|colspan="2"|LCS: [[フリーダム級沿海域戦闘艦|フリーダム級]]
|-
! colspan=3 style="color: white; height: 30px; background: navy;"| 性能諸元
|-
| style="white-space:nowrap;" rowspan="2"|基準<br/>[[排水量]]||colspan="2"|3,159 [[トン数|t]]（短船体型）
|-
|colspan="2"|3,225 t（長船体型）
|-
| style="white-space:nowrap;" rowspan="2"|満載<br/>排水量||colspan="2"|4,057 [[トン数|t]]（短船体型）
|-
|colspan="2"|4,100 t（長船体型）
|-
|rowspan="2"|全長
|colspan="2"|135.6 m（短船体型）
|-
|colspan="2"|138.1 m（長船体型）
|-
|水線長
|colspan="2"|124.4 m
|-
|全幅||colspan="2"|14.4 m
|-
|吃水||colspan="2"|4.4 m
|-
|rowspan="4"|機関
|colspan="2"|[[COGAG]]方式
|-
|[[ゼネラル・エレクトリック LM2500|LM2500-30]][[ガスタービンエンジン]]<br />({{Convert|20500|hp|MW|disp=s|abbr=on}})||2基
|-
|推進器([[スクリュープロペラ|可変ピッチプロペラ]])||1軸
|-
|非常用[[アジマススラスター|旋回式スラスタ]]（350hp）||2基
|-
|rowspan="2"|速力
|colspan="2"|最大:29[[ノット]]+
|-
|colspan="2"|[[海上公試|公試]]:36ノット
|-
|style="font-size:smaller"|航続距離||colspan="2"|4,200[[海里]] (20ノット巡航時)
|-
|乗員||colspan="2"|215名(士官17名)
|-
|rowspan="6"|兵装
|[[オート・メラーラ 76 mm 砲|Mk.75 76mm単装速射砲]]||style="white-space:nowrap"|1基
|-
|[[Mk 38 25 mm 機関砲|Mk.38 25mm単装機銃]]||2基
|-
|[[ファランクス (火器)|Mk.15 20mm]][[CIWS]]||1基
|-
|[[ブローニングM2重機関銃|M2 12.7mm単装機銃]]||4基
|-
|<small>[[Mk 13 (ミサイル発射機)|Mk.13 mod.4 ミサイル単装発射機]]</small><br /><ref group="脚注">Mk.13 GMLSは、アメリカ海軍所属艦においては順次撤去中。</ref>
 • [[スタンダードミサイル|SM-1MR]] [[艦対空ミサイル#艦隊防空ミサイル|SAM]]<br/>• [[ハープーン (ミサイル)|ハープーン]] [[艦対艦ミサイル|SSM]]<br/>を発射可能
|1基
|-
|<small>[[Mk 32 短魚雷発射管|Mk.32 mod.7/17 3連装短魚雷発射管]]</small><br/>（[[Mk46 (魚雷)|Mk.46]]/[[Mk50 (魚雷)|Mk.50]] [[魚雷|短魚雷]]用）||2基
|-
|rowspan="2"|[[艦載機]]
|[[H-2 (航空機)|SH-2F]] [[LAMPS]][[ヘリコプター]]<br/>※さらに1機収容可能<br/>(短船体型)||1機
|-
|[[SH-60 シーホーク#LAMPSヘリコプター（SH-60B シーホーク）|SH-60B]] LAMPSヘリコプター<br/>(長船体型)||2機
|-
|rowspan=4 style="white-space:nowrap;"|[[C4Iシステム|C4I<br>STAR]]
|colspan=2|[[アメリカ海軍のC4Iシステム#指揮系統（OPS）|GCCS-M]]（w/ WSC-3衛星通信）
|-
|colspan=2|[[海軍戦術情報システム|NTDS]] ([[戦術情報処理装置|JTDS]]＋[[戦術データ・リンク|リンク]] [[戦術データ・リンク#リンク 11 (TADIL-A/B)|11]] / [[戦術データ・リンク#リンク 14|14]])
|-
|colspan=2|Mk.92 mod.2/4/6 [[射撃管制装置#射撃指揮システム_(海洋戦における射撃管制装置)|FCS]] (SM-1MR, 76ミリ砲用)
|-
|colspan=2|[[AN/SQQ-89]]（Mk.116 UBFCSなど）
|-
|rowspan="2" style="white-space:nowrap; font-size:smaller" |[[レーダー]]
|[[AN/SPS-49]] 対空捜索用||1基
|-
|[[AN/SPS-55]] 対水上用||1基
|-
|rowspan="2"|[[ソナー]]
|[[AN/SQS-56]] 船底装備式||1基
|-
|[[戦術曳航ソナー|AN/SQR-18/19 曳航式]]||1基
|-
|rowspan="2" style="white-space:nowrap; font-size:smaller"|[[電子戦]]・<br>対抗手段
|colspan="2"|[[AN/SLQ-32]](V)2/5統合電子戦装置<br><ref group="脚注">SLQ-32(V)2はESM専用、(V)5はECM機能あり。</ref>
|-
|colspan="2"|<small>[[Mk 36 SRBOC]]  [[チャフ]]・[[フレア_(兵器)|フレア]]展開装置</small>
|}
'''オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート'''（{{Lang-en|''Oliver Hazard Perry''-class missile frigate}}) は[[アメリカ海軍]]などが保有するミサイル[[フリゲート]]。アメリカ海軍では[[1977年]]から[[1989年]]にかけて51隻が建造され、2006年の「[[サンプソン (DDG-102)|サンプソン]]」（[[アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦]]52番艦）の進水まで、[[第二次世界大戦]]後のアメリカ海軍の[[戦闘艦|水上戦闘艦]]としては最多の建造数を誇っていた。

1番艦の名は[[米英戦争]]で功績を挙げた軍人であり、[[浦賀]]に来航した[[マシュー・ペリー]]提督の兄でもある[[オリバー・ハザード・ペリー]][[代将]]に因む。

== 概要 ==
本級は、アメリカ海軍が[[護送船団|船団護衛]]や低脅威海域の[[哨戒]]を主任務として、SCB261計画により、[[1970年代]]から[[1980年代]]にかけて開発・建造したフリゲートである。

低コストを目標としながらも、[[LAMPS|多用途]][[ヘリコプター]]2機と[[戦術曳航ソナー]]を搭載し、また長射程の[[スタンダードミサイル|スタンダード]][[艦対空ミサイル#艦隊防空ミサイル|艦隊防空ミサイル]]を装備するなど、決して「安物」ではない戦闘能力を備えている。さらには、[[スターク (フリゲート)#ミサイル攻撃|スターク被弾事件]]においては2発の[[エグゾセ]][[対艦ミサイル]]を被弾しながらも、応急修理ののち自力での[[アメリカ合衆国本土|アメリカ本土]]帰還に成功するなど、抗堪性も優れている。このため、[[オーストラリア海軍]]や[[スペイン海軍]]、[[中華民国海軍|台湾海軍]]などは自国で[[ライセンス生産|ライセンス建造]]を行い、さらにはアメリカ海軍の退役艦を購入する国も後を絶たない。

また、[[イージス艦]]全盛のアメリカ海軍水上戦闘艦勢力のなかにあって、ペリー級の戦闘能力はもはや取るに足らないものではあるが、運用コストが安い上に小回りが効き、ヘリコプターも搭載していることから、[[海上治安活動]]などで活躍し、当初予想されたよりも退役のペースは落ちており、2012年3月現在でも15隻が現役にとどまっている。

== 来歴 ==
[[第二次大戦]]中より、アメリカ海軍は対潜作戦を主任務とする[[護衛駆逐艦]]の整備を進めており、その系譜は、戦後第二世代である[[ブロンシュタイン級フリゲート]]から[[ガーシア級フリゲート]]へと受け継がれ、[[ノックス級フリゲート]]において一応の完成を見た<ref name="阿部2006">{{Cite journal|和書|author=阿部安雄|year=2006|month=1|title=アメリカ護衛艦の歩み|journal=[[世界の艦船]]|issue=653|pages=124-129|publisher=海人社}}</ref>。

しかし一方で、対空戦闘能力については、ノックス級でようやく[[シースパロー (ミサイル)#BPDMS|シースパローBPDMS]]（[[艦対空ミサイル#個艦防空ミサイル|個艦防空ミサイル]]・システム）を備えたのみで、船団を対空脅威から守るなどは到底望み得ないものであった。これに対処するため、ノックス級の建造に先駆けて、ガーシア級に[[ターター・システム]]を搭載した[[ブルック級ミサイルフリゲート]]が建造されていたが、予算面の問題から19隻の大量建造計画は6隻に削減され、依然として、米護衛駆逐艦勢力における対空護衛能力の不足は深刻な問題であった。

このため、ノックス級に続く新フリゲートは、まったく異なるコンセプトに基づいて建造されることとなり、種別も護衛駆逐艦 (DEG)ではなくパトロール・フリゲート (PF)として計画されていた。ノックス級の建造後期には、要求性能はおおむね固まっており、1970年より具体的な計画検討が開始され、1971年には各造船所に対して技術提案要請が出された。このとき、[[アメリカ海軍作戦部長|海軍作戦部長]]であった[[エルモ・ズムウォルト・ジュニア|エルモ・ズムウォルト]][[大将]]は、'''コスト重視の設計'''という方針を掲げ、3つの制限を課した。すなわち、満載排水量3,400t、船価4,500万[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]、定員185名である。

しかし、要求性能に対してこの制限は過酷に過ぎ、最終的に建造に至った設計コンセプトは下記のようなものであった<ref name="大熊2006">{{Cite book|和書|author=[[大熊康之]]|year=2006|title=軍事システム エンジニアリング|publisher=かや書房|isbn=4-906124-63-1}}</ref>。
# 4,100t（満載）、最大速力28ノット、航続距離4,200海里（20ノット時）、単一推進軸
# 能力限定型[[ターターシステム]]
# [[LAMPS]][[ヘリコプター]]2機、[[戦術曳航ソナー]]一式
# [[戦術情報処理装置]]および[[戦術データ・リンク]]装置

ペリー級は、ほぼ並行して計画が進められていた[[スプルーアンス級駆逐艦]]と常に対比されてきた。1980年代のアメリカ海軍においては、ハイ・ロー・ミックス (High Low Mix) のコンセプトのもと、スプルーアンス級は高価ながらも強力な'''ハイ・コンセプト艦'''、ペリー級は性能的には妥協する代わりに安価な'''ロー・コンセプト艦'''と位置づけられ、[[アメリカ空軍|空軍]]の[[F-15 (戦闘機)|F-15制空戦闘機]]と[[F-16 (戦闘機)|F-16多用途戦闘機]]の関係にも例えられる。

スプルーアンス級駆逐艦は'''変化に応じる設計'''を標榜しており、これに対応するため、その建造にあたっては、一括調達方式と呼ばれる方式が採用された。これは、海軍がコンセプト形成を行なって、これに対して最適な提案を行なった事業者に対して一括して契約するものであるが、受注に失敗した事業者の荒廃や、受注事業者の能力を超える発注によるコストの高騰・納期の遅れなどの問題が既に顕在化しており、スプルーアンス級以上の建造数が予定されるペリー級においては採用されず、最終的には[[バス鉄工所]]と[[トッド・パシフィック造船所|トッド造船所]]が分け合って建造する結果となっている。

ペリー級では、[[オリバー・ハザード・ペリー (フリゲート)|1番艦]]と[[マッキナニー (フリゲート)|2番艦]]の建造間隔を2年開け、2番艦以降は1番艦の建造で得た[[手続き的知識|ノウハウ]]をもとに、様々な問題点や改善点を把握した上で建造が行えるように計画された。また各造船所における能力の違いを考慮し、基本的な設計は指定するも、ある程度自由な設計も行えるよう配慮された。

== 設計 ==
=== 船体 ===
[[File:FFG-60 schematic.jpg|thumb|400px|「[[ロドニー・M・デイヴィス (フリゲート)|ロドニー・M・デイヴィス]]」の[[青図]]。]]O・H・ペリー級の上部構造物は、従来までのアメリカ海軍艦船のように艦橋や煙突などがそれぞれ独立しておらず、艦橋から煙突、後部に備えた[[ハンガー (航空)|ヘリコプター格納庫]]まで艦の前後にわたってほぼ一体化され、実に艦の全長の50％を占めている。これは[[空母打撃群|空母戦闘群（現 空母打撃群）]]に随伴して長期間の航海を行うために居住性を向上させたためと各種物品倉庫を大型化したためで、これまでの平甲板型の小型の[[駆逐艦]]やフリゲートで問題とされていた点を考慮したものである。なお[[戦闘指揮所]]（CIC）も、02甲板に位置する艦橋との往来を重視して、その斜め後方、上部構造物内の01甲板レベルに配置されている。排水量低減のため、上部構造物を中心に[[アルミニウム合金]]が多用されており、これが抗堪性において欠点になっているとの指摘もある。また排水量低減を重視するあまり、アルミ合金や[[高張力鋼]]（HY80）など高価な素材を多用したために、逆に船価の上昇に繋がっている面もあった<ref name="野木1997"/>。ただし[[バイタルパート]]にはある程度の[[装甲]]措置が導入されており、弾庫区画には19mmの[[装甲#アルミニウム合金装甲|アルミニウム合金装甲]]、主機関管制室上には16mm鋼板装甲、主要な電子・指揮区画には19mmの[[ケブラー]]・プラスチック装甲が施されている<ref name="小滝1997">{{Cite journal|和書|author=小滝國雄|year=1997|month=7|title=O.H.ペリー級の抗堪性|journal=世界の艦船|issue=526|pages=82-85|publisher=[[海人社]]|id=[[雑誌コード#共通雑誌コード|共通雑誌コード]] 1105603071002}}</ref>。

前任のノックス級が凌波性に問題を抱えていた反省から、艦橋前面の上甲板にミサイル発射機を装備した関係もあって、艦首は甲板が波をかぶらないよう長く前に伸び、さらに波除けに大きなブルワーク（甲板外側防壁、艦首の1段上がっている部分）が装備されている。このため、艦首部分はソナーを艦首装備とした艦のように鋭く尖っており、乗員からは、マグロ[[漁船]]からの連想で“tuna bow”と称されている。また耐航性向上のため、FY79以降の計画で建造された艦には[[フィンスタビライザー]]が装備されている<ref name="野木1997"/>。

なお、[[#艦載機]]運用能力強化のため、「[[ブーン (フリゲート)|ブーン]]」は艦尾側船体を{{Convert|8|ft|m}}延長するよう設計変更して建造された。この改修は、トランサムを45度まで後傾させることで行われており、排水量も増加しているが、水線長は変更されていない。「[[アンダーウッド (フリゲート)|アンダーウッド]]」以降の全艦がこの仕様で建造されており、また既に建造・就役していた艦の一部もこの仕様に準じて改修されている（[[#同型艦]]参照）<ref name="野木1997"/>。

{{Multiple image|direction=horizontal|width=250|align=left
|image1=USS_Wadsworth_FFG-9.jpg
|caption1=FFG-9 ワズワース　原型のRAST非装備型
|image2=USS_Rodney_M._Davis;076002.jpg
|caption2=FFG-60 ロドニー・M・ディヴィス　RASTを装備したLAMPS III対応型
}}
{{-}}

=== 機関 ===
[[画像:USS_Ford_(FFG-54)_Gas_Turbine.jpg|thumb|left|250px|LM2500ガスタービンエンジン]]
主機関としては、スプルーアンス級と同じ[[ゼネラル・エレクトリック_LM2500|LM2500]][[ガスタービンエンジン]]による[[COGAG]]構成を採用しており、2基のLM2500からの出力をSSSクラッチ付の歯車式[[減速機]]を介して1軸にまとめて、推進器を駆動する。推進器としては、直径5.03メートル、5翔の[[スクリュープロペラ|可変ピッチ・プロペラ]]（CPP）が用いられる<ref name="野木1997">{{Cite journal|和書|author=[[江藤巌|野木恵一]]|year=1997|month=7|title=O.H.ペリー級のメカニズム (O.H.ペリー級フリゲイトのすべて)|journal=世界の艦船|issue=526|pages=74-81|publisher=海人社|naid=}}</ref>。スプルーアンス級では、計4基のLM2500を両舷の2軸に2基ずつ配して駆動していたことから、本級ではその1軸分を搭載している形になっており、機械室も1室構成とされている。なお本級の計画速力は最大28.5ノットであるが、LM2500×1基でも最大25ノットの速力発揮が可能とされている<ref name="機関2006">{{Cite journal|和書|author=阿部安雄|year=2006|month=1|title=2.機関 (アメリカ護衛艦の技術的特徴)|journal=世界の艦船|issue=653|pages=124-129|publisher=海人社}}</ref>。

また抗堪性を持たせるため補助推進装置として艦橋下付近に引き込み式の[[アジマススラスター]] (各325馬力) 2基を装備し、スクリューまたは舵が破損した場合にはそれによって推進（最大6ノット）と操舵を行う。このポッドは360度自由旋回できるため、低速時の操舵にも使用できる<ref name="機関2006"/>。

本級の48番艦「[[サミュエル・B・ロバーツ (フリゲート)|サミュエル・B・ロバーツ]]」は1988年4月14日、[[アーネスト・ウィル作戦]]に従事してペルシャ湾にてタンカーを護衛中に触雷、機関室が浸水して機能を喪失したが、この補助推進によって、バーレーン港に独力で帰還することに成功した<ref name="野木1997"/>。
{{-}}

== 装備 ==
[[画像:Thach SM-1MR.jpg|thumb|250px|Mk 13発射機から発射されるSM-1 スタンダードSAM]]
開発に当たって策定されたペリー級の戦闘のコンセプトは、以下のとおりであった<ref name="大熊2006"/>。
# 対艦ミサイル装備の[[ソビエト連邦|ソ連]][[潜水艦]]に対し、自艦装備の[[戦術曳航ソナー]]により遠距離で探知して、ミサイルの発射以前に[[LAMPS]]によって位置を局限・撃破する。
# 能力限定型[[ターターシステム]]、簡易型[[海軍戦術情報システム]]による、フリゲートとしては十分に強力な防空戦闘能力により、船団に対して対空援護を提供する。

従って、その戦闘システムの主要な要素は、防空を担当する能力限定型[[ターターシステム]]と、対潜戦闘を担当するSQQ-89とLAMPSの複合システムであると言うことができる。そのほか、近接防空のために[[ファランクス (火器)|艦載近距離防空システム  Mk 15]]、近距離での対空・対水上戦闘のための3インチ砲Mk 75、対水上火力としての[[ハープーン (ミサイル)|ハープーン]][[艦対艦ミサイル]]・システムなどが装備されており、それらすべてが戦術情報処理装置'''WSS'''（Weapon Support System）を中核として結合されている。

===C4Iシステム===
[[画像:Combat systems of the FFG-7 class.png|thumb|500px|戦闘システムのシェーマ。]]
WSSは[[アメリカ海軍のコンピュータ#第3・4世代|AN/UYK-7コンピュータ]]3基を中核としており、従来用いられてきた[[海軍戦術情報システム|NTDS]]のいわば簡易型である。その特徴は、これまでのシステム艦の多くがNTDSを中心にして各サブシステムを集合させた円状の構造を採用していたのに対し、目標の探知から意思決定、交戦に至る流れに沿った直線状の構造を採用している点で、これはむしろオランダの[[SEWACO]]などに近い構造である。

捜索セクションにおいては、[[AN/SPS-49]]対空捜索レーダーおよび[[AN/SPS-55]]対水上捜索レーダー、さらにMk.92射撃指揮装置のCASレーダー（簡易捜索機能を有する）がセンサーとして配置され、その情報はRDDS (Radar Data Distribution Switchboard)において統合され、2基のAN/UYA-4 (OJ-194) ワークステーションで表示・処理されたのち、指揮管制セクションに送られる。

指揮管制セクションは武器支援プロセッサ (WSP: Weapon Support Processor)と呼ばれるAN/UYK-7コンピュータを中核としており、兵器管制士官 (WCO)コンソールとしてAN/UYA-4 (OJ-194) ワークステーション1基、戦術行動士官 (TAO)コンソールとしてAN/UYA-4 (OJ-197)ワークステーション1基、および対潜戦闘調整用にAN/UYA-4 (OJ-194) 、AN/UYA-4 (OJ-197) が各1基配置されている。ここで処理された情報は、次に交戦セクションに送られる。

交戦セクションは武器管制プロセッサ (WCP: Weapon Control Processor)と呼ばれるUYK-7コンピュータを中核としている。これはターター・システムのWDSの役割を果たしており、[[武器管制システム]]Mk.13プログラムを動作させている。これに2基の兵装管制コンソールが連接され、Mk 92の各射撃指揮レーダーや[[Mk 13 (ミサイル発射機)|Mk 13 GMLS]]、76mm砲などを管制している。また、対潜戦闘用として、WAP（Weapon Alternate support Processor）と呼ばれるUYK-7コンピュータも配置されている。

また、[[戦術データ・リンク]]としては、当初は[[戦術データ・リンク#リンク 14|リンク 14]]によって[[テレタイプ端末]]で受信するのみであったが、のちに、[[戦術データ・リンク#リンク 11 (TADIL-A/B)|リンク 11]]を介してJTDSに直接入出力できるようになった。

=== ターターシステム ===
{{Multiple image
|width=250
|direction=vertical
|image1=HMAS Adelaide FFG01 main radar Dish.jpg
|caption1=AN/SPS-49レーダー
|image2=HMAS Adelaide FFG01 gun radar.jpg
|caption2=Mk 92 FCSのSTIRレーダー
}}
{{main|ターターシステム#オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート}}

コンセプト開発において決定されたように、本級は能力限定型ターター・システムを搭載する<ref name="軍事システム">大熊(2006)による。</ref>。その構成は以下のとおりである。

* [[AN/SPS-49]][[2次元レーダー|二次元対空捜索レーダー]]
* 目標指示器
* Mk.13 mod.2 WDS（[[武器管制システム]]: Weapon Direction System）
* [[射撃管制装置#第二次世界大戦後|Mk.92 FCS]]（射撃指揮装置: Fire Control System）
* [[Mk 13 (ミサイル発射機)|Mk.13 GMLS]] (誘導ミサイル発射システム: Guided Missile Launching System)
* [[スタンダードミサイル|RIM-66スタンダード・ミサイル1型 (SM-1MR)]]

典型的なターター・システムとの相違は、[[3次元レーダー]]を有さないことと、射撃管制システムとして典型的なMk 74ではなくMk 92が採用されていることである。すなわち、[[防空艦]]に不可欠と見なされている3次元レーダーをあえて省き、またミサイルと砲熕兵器の射撃管制をMk 92に一本化することにより、システム全体としてコンパクトかつリーズナブルになっている。

ペリー級のMk 92のレーダーは、[[オランダ]]の[[WM-20|WM-28]]のアメリカ版（CAS: Combined Antenna System）と、{{仮リンク|AN/SPG-60|de|AN/SPG-60}}レーダーの改良型（STIR: Separate Target Illumination Radar）を組み合わせたもので、同時に2目標を照射することができる。従って、1目標に対してスタンダード・ミサイルを誘導しつつ、主砲の照準・射撃を行うことができる。なお、Mk 92の導入に当たって、WM-28に若干の不安を抱いていたアメリカ海軍は、これが失敗した場合には、ターター-C・システムを導入することとしていたとされている。<ref>Norman Friedman, Arthur David Baker著 "U.S. destroyers" Naval Institute Press, 2004 384ページの記述による。</ref>

また、ターターシステムの一部をなすMk 13ミサイル発射機は、スタンダード・ミサイルとともにハープーン対艦ミサイルの発射にも用いられる。その弾庫容量40発のうち、36発がスタンダードミサイル、4発がハープーンによって占められていることが多い。艦首にあるこの発射機を青波から守るため、ペリー級は艦首ソナー装備艦と見紛うような切り立って鋭い艦首構造を採用している。
{{-}}

====Mk 13ミサイル発射機の撤去====
[[画像:USS Elrod;deploy04 elrod.jpg|thumb|left|250px|[[エルロッド_(フリゲート)|FFG-55 エルロッド]]。Mk.13発射機が撤去されている。（[[2005年]]）]]
なお、近年主任務の変化によりペリー級からMk 13発射機は撤去されつつある。ペリー級の任務は本来空母戦闘群（現 空母打撃群）の防空や対潜哨戒であったが、1990年代以降は防空能力が飛躍的に向上したイージス艦の大量配備と、[[マルタ会談|冷戦終結]]による艦隊への脅威の消滅により、近年ではもっぱら麻薬密輸を行う小型艇や小型機に対する臨検・哨戒任務や、兵器の海上密輸ルートの監視任務などに使われるようになっている。ハープーンやスタンダードといったミサイルはこういった目的には完全に[[過剰性能]]であり、全く使われることはない。さらに2001年の[[アメリカ同時多発テロ事件]]以後、このような任務は特に重視されるようになった。

そのため、[[スタンダードミサイル#SM-1シリーズ|SM-1]]の生産終了、旧式化、保守整備費用の負担などの面もあり順次撤去工事が行われた。撤去工事は非常に簡素で、ランチャーを取り除いた後に蓋をしただけであり、円形の旋回マウント等はそのままである。撤去跡に機関砲を設置した艦もある。Mk.13に替わって[[RAM (ミサイル)|RAM]]発射機を設置する構想もあったが、搭載実験のみで現役艦への換装は実現していない。
{{-}}

=== 対潜システム ===
[[画像:Perry_drydocked.jpg|thumb|250px|left|乾ドックに入ったペリー級。艦首のSQS-56ソナー・ドームが見える。]]
従来のアメリカ海軍の護衛駆逐艦 / フリゲートが[[ウェポン・アルファ]]や[[アスロック|ASROC]]などの前投対潜兵器を搭載していたのに対し、ペリー級では、[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国の水上戦闘艦と同様に、自艦固有の対潜火力を[[Mk_32_短魚雷発射管|Mk.32 3連装短魚雷発射管]]のみとして、中～長距離での対潜攻撃をLAMPSに一任している。これに伴って、自艦装備のソナーもより小型で安価な、艦底装備式の[[AN/SQS-56]]を装備している。

ただし、LAMPSヘリコプターは2機を搭載し、遠距離での潜水艦脅威を探知するために[[戦術曳航ソナー]] (TACTAS、初期建造型ではAN/SQR-18、中期建造艦以降では強化型のSQR-19）を備え、さらにそれらの対潜センサーと火力を統合した対潜戦闘システムとして、スプルーアンス級と同様のSQQ-89を搭載しており、LAMPSを艦の戦闘システムの一部として考えれば（アメリカ海軍はそのように捉えている）、個艦対潜戦闘能力は、極めて高いレベルにある。また、SQS-56は、外洋での対潜作戦に最適化され強力なSQS-26/53よりも、昨今重視される浅海域での戦闘にはより適しているとも言われている。
{{-}}

=== 砲熕兵器 ===
[[画像:Mk75_76mm_rapid_fire_naval_gun.jpg|thumb|250px|上部構造物上の76mm単装砲]]
主砲として[[オート・メラーラ 76 mm 砲|Mk.75 76mm単装速射砲]]を搭載している。これはイタリアの[[オート・メラーラ]]社製の[[オート・メラーラ 76 mm 砲#コンパクト（コンパット）砲とスーパー・ラピッド砲|76mmコンパット砲]]をアメリカで[[ライセンス生産]]したもので、極めて優秀な速射砲である。通常艦砲は射界を広くとるため艦首部または艦尾部に装備されるのが一般的であるが、ペリー級ではスペース上の問題から艦体の中央部、上部構造物の上に装備している。その射撃指揮には、ターター・システムのサブシステムでもあるMk.92射撃指揮装置が用いられる。なお、Mk.92は、沿岸警備隊の[[ハミルトン級カッター]]や[[ベア級カッター]]など、他のMk.75 76 ミリ砲搭載艦船にも搭載されており、アメリカ海軍におけるMk.75専用の射撃指揮装置の観がある。

また、速射砲の他、近接防空用として[[ファランクス (火器)|艦載近距離防空システム  Mk.15]]を1基、小型艇との接近戦闘用として[[Mk 38 25 mm 機関砲|25mm機関砲]]及び[[ブローニングM2重機関銃|12.7mm機関銃]]を上甲板及び艦上構造物両舷に装備している。
[[画像:Chaingun.jpg|thumbnail|left|250px|上甲板舷側に装備される25mm機関砲]]
{{-}}

=== その他の電子兵器 ===
従来、アメリカ海軍の駆逐艦やフリゲートは電子戦装置として、[[電子戦#電子攻撃|電子攻撃]]機能を持たない[[AN/SLQ-32]](V)2を搭載していた。しかし、[[スターク (フリゲート)#ミサイル攻撃|スターク被弾事件]]において、スタークが攻撃を回避できなかった理由の一つとして、適切な電子戦的対応が行えなかったことが指摘され、電子攻撃機能を持たせるサイド・キック改修が行われて、SLQ-32(V)5にバージョン・アップされた。

また、対水上レーダーとしてはAN/SPS-55、航海レーダーとしてはアメリカ海軍として標準となっている[[古野電気]]製のものを搭載する。

=== 艦載機 ===
[[画像:VERTREP.jpg|thumb|250px|right|補給物資輸送中のロバート・G・ブラッドレイ (FFG-49)搭載機]]
[[#対潜システム]]でふれたように、ペリー級は2機の[[LAMPS]]ヘリコプターを搭載するものとされていた。初期型ではLAMPS Mk Iの[[H-2 (航空機)|SH-2]]を搭載していたが、中期建造艦以降はより大型で強力な[[SH-60_シーホーク#LAMPSヘリコプター（SH-60B シーホーク）|SH-60B]]を使用するLAMPS Mk IIIが採用されたため、上述のとおり、

「[[ブーン (フリゲート)|ブーン]]」より、[[飛行甲板]]の拡張とヘリコプター運用支援設備 (RAST) が装備されている。これ以前の一部の艦もRAST装備の改修が行われている。なお甲板の拡張が行われた型でも水線長は変わっていないため、SH-60Bを装備する艦は艦尾が大きくせり出しており、それがSH-60B搭載型のひとつの特徴となっている。

なおLAMPS Mk I搭載の短船体型でも[[ハンガー (航空)|ハンガー]]は2機分が確保されているが、実際には航空艤装の制約上、通常は1機のみの搭載・運用となっていた。
{{-}}

== 同型艦 ==
===アメリカ国内で建造された艦=== 
{| class="sortable wikitable" style="font-size:smaller"
|-
! colspan="7"|{{navy|USA}}||colspan="4"|退役/再就役後
|-
!船体
!#
!艦名
!建造所
!起工
!就役
!退役
!再就役先
!#
!艦名
!<small>リンク</small>
|-
|短船体型
|FFG-7
|[[オリバー・ハザード・ペリー (フリゲート)|オリバー・ハザード・ペリー]]<br> (''USS Oliver Hazard Perry'')
|rowspan=2|[[バス鉄工所]]
|1975年6月
|1977年12月
|1997年2月
|colspan=3|スクラップとして廃棄
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG7.htm]
|-
|長船体型<br><ref group="脚注" name="後日改修">建造当初は短船体型、後に船体延長改修</ref>
|FFG-8
|[[マッキナニー (フリゲート)|マッキナニー]]<br> (''USS McInerney'')
|1978年1月
|1979年11月
|2010年8月
|パキスタン
|
|アラムジル（''Alamgir''）
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG8.htm]
|-
|rowspan="19"|短船体型
|FFG-9
|[[ワズワース (フリゲート)|ワズワース]]<br>(''USS Wadsworth'')
|[[トッド・パシフィック造船所|トッド造船所]],<br>[[サンペドロ (カリフォルニア州)|サンペドロ]]
|1977年7月
|1980年4月
|2002年6月
|ポーランド
|273
|ゲネラウ・タデウシュ・コシチュシュコ<br>（''Gen. T. Kos'ciuszko''）
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG9.htm]
|-
|FFG-10
|[[ダンカン (フリゲート)|ダンカン]]<br> (''USS Duncan'')
|トッド造船所,<br>[[シアトル]]
|1977年4月
|1980年5月
|1994年12月
|トルコ
|colspan=2|船体部品として
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG10.htm]
|-
|FFG-11
|[[クラーク (フリゲート)|クラーク]]<br>(''USS Clark'')
|バス鉄工所
|1978年7月
|1980年5月
|2000年3月
|ポーランド
|272
|ゲネラウ・カジミェシュ・プワスキ<br> (''Gen. K. Pulaski'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG11.htm]
|-
|FFG-12
|[[ジョージ・フィリップ (フリゲート)|ジョージ・フィリップ]]<br> (''USS George Philip'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1977年12月
|1980年10月
|2003年3月
|colspan=3|スクラップとして廃棄
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG12.htm]
|-
|FFG-13
|[[サミュエル・エリオット・モリソン (フリゲート)|サミュエル・エリオット・モリソン]]<br>(''USS Samuel Eliot Morison'')
|バス鉄工所
|1978年12月
|1980年10月
|2002年4月
|トルコ
|F 496
|ゴコーヴァ<br> (''Gokova'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG13.htm]
|-
|FFG-14
|[[サイズ (フリゲート)|サイズ]]<br>(''USS Sides'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1978年8月
|1981年5月
|2003年2月
|colspan=3|スクラップとして廃棄
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG14.htm]
|-
|FFG-15
|[[エストシン (フリゲート)|エストシン]]<br> (''USS Estocin'')
|rowspan=2|バス鉄工所
|1979年4月
|1981年1月
|2003年4月
|rowspan=2|トルコ
|F 497
|ギョクス (''Göksu'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG15.htm]
|-
|FFG-16
|[[クリフトン・スプレイグ (フリゲート)|クリフトン・スプレイグ]]<br>(''USS Clifton Sprague'')
|1979年7月
|1981年3月
|1995年6月
|F 490
|ガズィアンテプ<br>(''Gaziantep'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG16.htm]
|-
|FFG-17
|FFG-01 [[アデレード (フリゲート)|アデレード]]<br>(''HMAS Adelaide'')<br>'''オーストラリア海軍 アデレード級'''
|rowspan=2|トッド造船所,<br>シアトル
|1977年7月
|1980年11月
|2008年1月
|colspan=3|2011年4月に海没処分し漁礁に
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG17.htm]
|-
|FFG-18
|FFG-02 [[キャンベラ (フリゲート)|キャンベラ]]<br>(''HMAS Canberra'')<br>'''オーストラリア海軍 アデレード級'''
|1978年3月
|1981年3月
|2005年11月
|colspan=3|2009年10月に海没処分し漁礁に
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG18.htm]
|-
|FFG-19
|[[ジョン・A・ムーア (フリゲート)|ジョン・A・ムーア]]<br>(''USS John A. Moore'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1978年12月
|1981年11月
|2000年9月
|rowspan=3|トルコ
|F 495
|ゲティズ  (''Gediz'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG19.htm]
|-
|FFG-20
|[[アントリム (フリゲート)|アントリム]]<br>(''USS Antrim'')
|トッド造船所,<br>シアトル
|1978年6月
|1981年9月
|1996年5月
|F 491
|ギレスン<br>(''Giresun'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG20.htm]
|-
|FFG-21
|[[フラットレイ (フリゲート)|フラットレイ]]<br>(''USS Flatley'')
|バス鉄工所
|1979年11月
|1981年6月
|1996年5月
|F 492
|ゲムリク<br>(''Gemlik'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG21.htm]
|-
|FFG-22
|[[ファーリオン (フリゲート)|ファーリオン]]<br>(''USS Fahrion'')
|トッド造船所,<br>シアトル
|1978年12月
|1982年1月
|1998年3月
|rowspan=2|エジプト
|F 901
|''Sharm El-Sheik''
||[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG22.htm]
|-
|FFG-23
|[[ルイス・B・プラー (フリゲート)|ルイス・B・プラー]]<br>(''USS Lewis B. Puller'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1979年5月
|1982年4月
|1998年9月
|F 906
|''Toushka''
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG23.htm]
|-
|FFG-24
|[[ジャック・ウィリアムズ (フリゲート)|ジャック・ウィリアムズ]]<br>(''USS Jack Williams'')
|バス鉄工所
|1980年2月
|1981年9月
|1996年9月
|バーレーン
|90
|''Sabha''
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG24.htm]
|-
|FFG-25
|[[コープランド (フリゲート)|コープランド]]<br>(''USS Copeland'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1979年10月
|1982年8月
|1996年9月
|rowspan=2|エジプト
|F 911
|ムバラク (''Mubarak'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG25.htm]
|-
|FFG-26
|[[ギャラリー (フリゲート)|ギャラリー]]<br>(''USS Gallery'')
|バス鉄工所
|1980年5月
|1981年12月
|1996年6月
|F 916
|タバ (''Taba'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG26.htm]
|-
|FFG-27
|[[マーロン・S・ティスデイル (フリゲート)|マーロン・S・ティスデイル]]<br>(''USS Mahlon S. Tisdale, '')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1980年3月
|1982年11月
|1996年9月
|トルコ
|F 494
|ギョクチェアダ<br> (''Gokceada'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG27.htm]
|-
|長船体型
|FFG-28
|[[ブーン (フリゲート)|ブーン]]<br>(''USS Boone'')
|トッド造船所,<br>シアトル
|1979年3月
|1982年5月
|2012年2月23日
|colspan=3|
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG28.htm]
|-
|長船体型<br><ref group="脚注" name="後日改修"/>
|FFG-29
|[[スティーブン・W・グローブス (フリゲート)|スティーブン・W・グローブス]]<br>(''USS Stephen W. Groves'')
|バス鉄工所
|1980年9月
|1982年4月
|2012年2月24日
|colspan=3|
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG29.htm]
|-
|rowspan="2"|短船体型
|FFG-30
|[[リード (フリゲート)|リード]]<br>(''USS Reid'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1980年10月
|1983年2月
|1998年9月
|トルコ
|F 493
|ゲリボル<br>(''Gelibolu'')
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG30.htm]
|-
|FFG-31
|[[スターク (フリゲート)|スターク]]<br>(''USS Stark'')
|トッド造船所,<br>シアトル
|1979年8月
|1982年10月
|1999年5月
|colspan=3|スクラップとして廃棄
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG31.htm]
|-
|rowspan="2"|長船体型<br><ref group="脚注" name="後日改修"/>
|FFG-32
|[[ジョン・L・ホール (フリゲート)|ジョン・L・ホール]]<br>(''USS John L. Hall'')
|バス鉄工所
|1981年1月
|1982年6月
|2012年3月9日
|colspan=3|
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG32.htm]
|-
|FFG-33
|[[ジャレット (フリゲート)|ジャレット]]<br>(''USS Jarrett'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1981年2月
|1983年7月
|2011年5月
|colspan=3|外国軍等への売却のため係留中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG33.htm]
|-
|rowspan="2"|短船体型
|FFG-34
|[[オーブリー・フィッチ (フリゲート)|オーブリー・フィッチ]]<br>(''USS Aubrey Fitch'')
|バス鉄工所
|1981年4月
|1982年10月
|1997年12月
|colspan=3|スクラップとして廃棄
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG34.htm]
|-
|FFG-35
|FFG-03 [[シドニー (フリゲート)|シドニー]]<br>(''HMAS Sydney'')<br>'''オーストラリア海軍 アデレード級'''
|トッド造船所,<br>シアトル
|1980年1月
|1983年1月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG35.htm]
|-
|rowspan="26"|長船体型
|FFG-36
|[[アンダーウッド (フリゲート)|アンダーウッド]]<br>(''USS Underwood'')
|バス鉄工所
|1981年7月
|1983年1月
|2013年2月15日
|colspan=3|
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG36.htm]
|-
|FFG-37
|[[クロメリン (フリゲート)|クロメリン]]<br>(''USS Crommelin'')
|トッド造船所,<br>シアトル
|1980年5月
|1983年6月
|2012年10月
|colspan=3|
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG37.htm]
|-
|FFG-38
|[[カーツ (フリゲート)|カーツ]]<br>(''USS Curts'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1981年7月
|1983年10月
|2013年1月25日
|colspan=3|
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG38.htm]
|-
|FFG-39
|[[ドイル (フリゲート)|ドイル]]<br>(''USS Doyle'')
|バス鉄工所
|1981年10月
|1983年5月
|2011年7月
|colspan=3|外国軍への売却のため係留中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG39.htm]
|-
|FFG-40
|[[ハリバートン (フリゲート)|ハリバートン]]<br>(''USS Halyburton'')
|トッド造船所,<br>シアトル
|1980年9月
|1984年1月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG40.htm]
|-
|FFG-41
|[[マクラスキー (フリゲート)|マクラスキー]]<br>(''USS McClusky'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1981年10月
|1983年12月
|colspan=4|海軍予備役にて就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG41.htm]
|-
|FFG-42
|[[クラクリング (フリゲート)|クラクリング]]<br>(''USS Klakring'')
|バス鉄工所
|1982年2月
|1983年8月
|2013年3月22日
|colspan=3|
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG42.htm]
|-
|FFG-43
|[[サッチ (フリゲート)|サッチ]]<br>(''USS Thach'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1981年3月
|1983年3月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG43.htm]
|-
|FFG-44
|FFG-04 [[ダーウィン (フリゲート)|ダーウィン]]<br>(''HMAS Darwin '')<br>'''オーストラリア海軍 アデレード級'''
|トッド造船所,<br>シアトル
|1981年7月
|1984年7月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG44.htm]
|-
|FFG-45
|[[ド・ワート (フリゲート)|ド・ワート]]<br>(''USS De Wert'')
|バス鉄工所
|1982年6月
|1983年11月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG45.htm]
|-
|FFG-46
|[[レンツ (フリゲート)|レンツ]]<br>(''USS Rentz'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1982年9月
|1984年6月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG46.htm]
|-
|FFG-47
|[[ニコラス (フリゲート)|ニコラス]]<br>(''USS Nicholas'')
|バス鉄工所
|1982年9月
|1984年3月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG47.htm]
|-
|FFG-48
|[[ヴァンデグリフト (フリゲート)|ヴァンデグリフト]]<br>(''USS Vandegrift'')
|トッド造船所,<br>シアトル
|1981年10月
|1984年11月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG48.htm]
|-
|FFG-49
|[[ロバート・G・ブラッドレイ (フリゲート)|ロバート・G・ブラッドレイ]]<br>(''USS Robert G. Bradley'')
|rowspan=2|バス鉄工所
|1982年12月
|1984年6月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG49.htm]
|-
|FFG-50
|[[テイラー (フリゲート)|テイラー]]<br>(''USS Taylor'')
|1983年5月
|1984年12月
|就役中
|colspan=3|[[中華民国海軍|台湾海軍]]への売却を検討中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG50.htm]
|-
|FFG-51
|[[ゲイリー (フリゲート)|ゲイリー]]<br>(''USS Gary'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1982年12月
|1984年11月
|就役中
|colspan=3|[[中華民国海軍|台湾海軍]]への売却を検討中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG51.htm]
|-
|FFG-52
|[[カー (フリゲート)|カー]]<br>(''USS Carr'')
|トッド造船所,<br>シアトル
|1982年3月
|1985年7月
|2013年3月13日
|colspan=3|[[中華民国海軍|台湾海軍]]への売却を検討中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG52.htm]
|-
|FFG-53
|[[ハウズ (フリゲート)|ハウズ]]<br>(''USS Hawes'')
|バス鉄工所
|1983年8月
|1985年2月
|2010年12月
|colspan=3|スクラップ待ち
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG53.htm]
|-
|FFG-54
|[[フォード (フリゲート)|フォード]]<br>(''USS Ford'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1983年7月
|1985年6月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG54.htm]
|-
|FFG-55
|[[エルロッド (フリゲート)|エルロッド]]<br>(''USS Elrod'')
|rowspan=2|バス鉄工所
|1983年11月
|1985年5月
|就役中
|colspan=3|[[中華民国海軍|台湾海軍]]への売却を検討中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG55.htm]
|-
|FFG-56
|[[シンプソン (フリゲート)|シンプソン]]<br>(''USS Simpson'')
|1984年2月
|1985年11月
|colspan=4|海軍予備役にて就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG56.htm]
|-
|FFG-57
|[[ルーベン・ジェームズ (フリゲート)|ルーベン・ジェームズ]]<br>(''USS Reuben James'')
|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1983年11月
|1986年3月
|2013年8月30日
|colspan=3|
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG57.htm]
|-
|FFG-58
|[[サミュエル・B・ロバーツ (フリゲート)|サミュエル・B・ロバーツ]]<br>(''USS Samuel B. Roberts'')
|rowspan=2|バス鉄工所
|1984年5月
|1986年4月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG58.htm]
|-
|FFG-59
|[[カウフマン (フリゲート)|カウフマン]]<br>(''USS Kauffman'')
|1985年4月
|1987年2月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG59.htm]
|-
|FFG-60
|[[ロドニー・M・デイヴィス (フリゲート)|ロドニー・M・デイヴィス]]<br>(''USS Rodney M. Davis'')
|rowspan=2|トッド造船所,<br>サンペドロ
|1982年10月
|1987年5月
|colspan=4|海軍予備役にて就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG60.htm]
|-
|FFG-61
|[[イングラハム (フリゲート)|イングラハム]]<br>(''USS Ingraham'')
|1987年3月
|1989年8月
|colspan=4|就役中
|[http://www.nvr.navy.mil/nvrships/details/FFG61.htm]
|}

===アメリカ国外でライセンス生産で建造された艦=== 
* {{navy|AUS}}: {{main|アデレード級フリゲート}}
: 上記4隻を購入した他、2隻を[[ライセンス生産]]し、1980年より運用中。このうち、初期に購入した2隻は退役したものの、残る4隻はMk 13 GMLSの改修、[[Mk 41 (ミサイル発射機)|Mk 41 VLS]]の追加装備、Mk 92 FCSの改修によってSM-2MRおよび[[ESSM]]の運用能力を付与する近代化改修を受けて現役にとどまる予定である。
*{{navy|ESP}}: {{main|サンタ・マリア級フリゲート}}
: 6隻をライセンス生産し、1986年より運用中。これはSQR-19 TACTASSが輸出された初の例であった。CIWSはスペイン国産の[[メロカ|メロカ20mmCIWS]]を搭載している。
*{{navy|TWN}}: {{main|成功級フリゲート}}
: 8隻をライセンス生産し、1993年より運用中。国産の[[雄風II型 (ミサイル)|雄風II型]][[艦対艦ミサイル|SSM]]を搭載し、Mk 13 GMLSはSM-1MRの運用に特化している。
{{Multiple image|direction=horizontal|width=250|align=left
|image1=HMAS Sydney 1702120425.jpg
|caption1=オーストラリア海軍の「[[シドニー_(フリゲート)|シドニー]]」<br>Mk.41 VLSを追加搭載した状態
|image2=Victoria_(F82).jpg
|caption2=スペイン海軍の「[[ビクトリア_(フリゲート)|ビクトリア]]」<br>後部格納庫上の[[CIWS]]が国産の メロカ 20mmCIWS　となっている
}}
{{-}}

===退役艦を購入して運用===
[[画像:RBNS Sabha (FFG 90) Bahrain.jpg|thumb|250px|バーレーン海軍の「サバー」]]
* {{navy|BHR}}
: アメリカ海軍を退役した[[ジャック・ウィリアムズ (フリゲート)|ジャック・ウィリアムズ (FFG-24)]]を購入し、1996年より''[[:en:Bahrainian frigate Sabha (90)|サバー（Sabha）]]''として運用中。
* {{navy|EGY}}
: アメリカ海軍の退役艦4隻を購入し、1996年より運用中。
*{{navy|TUR}} {{main|G級フリゲート}}
: アメリカ海軍の退役艦8隻を購入し、1997年より運用中。なお、[[Mk 41 (ミサイル発射機)|Mk 41]] [[VLS]]（8セル）の追加装備、Mk 92 FCSの改修によるESSM運用能力の付与、3次元レーダーの搭載、[[リンク 16]]への対応などを含む近代化改修が計画されている。
*{{navy|POL}}
: 2002年と2003年に、アメリカ海軍の退役艦1隻ずつを購入し、運用中。
* {{navy|PAK}}
: 6隻を取得したいという意向を示しており、2010年8月に[[マッキナニー (フリゲート)|マッキナニー (FFG-8)]]の引渡しを受け、同日「アラムジル」という艦名で就役した。<ref> [http://timesofindia.indiatimes.com/World/Pakistan/Pakistan_to_get_refurbished_warship_from_US/rssarticleshow/3615200.cms Pakistan to get refurbished warship from US] [[ザ・タイムズ・オブ・インディア]], October 19, 2008</ref>

== 登場作品 ==
; 映画
* 『[[レッド・オクトーバーを追え!]]』 
:ルーベン・ジェームス(FFG-57 ''Reuben James'')がアメリカ海軍の艦艇として登場。

; 小説
* 『レッド・ストーム作戦発動』（[[トム・クランシー]]）
: ルーベン・ジェームス(FFG-57 ''Reuben James'')が主人公の一人の乗艦として登場し、[[大西洋]]での護衛作戦などの描写において中心的な役割を担う。

; ゲーム
* 『[[エースコンバット5]]』 
:オーシア[[海軍]]の艦艇として登場。

* 『[[大戦略シリーズ]]』

* 『[[World in Conflict]]』
:パインバレー攻防戦や[[シアトル]]攻防戦において、前者は沖合に停泊している[[戦艦]]"[[ミズーリ (戦艦)|ミズーリ]]"の護衛艦として、後者は艦隊の1隻として、マップ外部に配置されている。

== 脚注 ==
<references group="脚注"/>

== 参考文献 ==
{{Reflist}}
*{{Cite journal|和書
|author=野木恵一
|year=1997
|month=7
|title=O.H.ペリー級のメカニズム
|journal=世界の艦船
|issue=526
|pages=74-81頁
|publisher=海人社
|id=[[雑誌コード#共通雑誌コード|共通雑誌コード]] 1105603071002
}}
*{{Cite journal|和書
|author=吉原栄一
|year=1997
|month=7
|title=艦隊のワークホース O.H.ペリー級 その設計思想
|journal=世界の艦船
|issue=526
|pages=70-73頁
|publisher=海人社
|id=[[雑誌コード#共通雑誌コード|共通雑誌コード]] 1105603071002
}}

== 関連項目 ==
{{commonscat|Oliver Hazard Perry class frigates}}
* [[アデレード級フリゲート]]
* [[サンタ・マリア級フリゲート]]
* [[成功級フリゲート]]

{{オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート}}
{{アメリカ海軍のミサイル駆逐艦}}
{{アメリカ海軍の護衛駆逐艦・フリゲート}}
[[Category:アメリカ合衆国のフリゲート|おりははさとへりきゆうみさいるふりけと]]
[[Category:オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート|*]]
{{Link GA|de}}