土曜ワイド劇場

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テンプレート:Notice テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists土曜ワイド劇場』(どようワイドげきじょう)は、テレビ朝日系列で、1977年7月2日から放送されている長時間ドラマ番組、いわゆる「2時間ドラマ」である。通称は「土曜ワイド」、略称は「土ワイ」。1996年4月からのロゴ変更時に、副題として“Saturday Night at the Mysteries”が追加された。字幕放送(一部系列局は再放送でも実施)。

原則第1・2・4・5週はテレビ朝日制作であり、原則第3週は朝日放送制作である。

2012年10月6日からの基本放送時間は、毎週土曜日の21:00 - 23:06(JST)。

概要

1977年7月2日に『土曜映画劇場』の後番組として90分枠で開始され、長時間ドラマの先駆けとなった。現在ではドラマやスペシャル番組を2時間(あるいはそれ以上)連続で放送することが一般的になっているが、当時のテレビドラマは1時間が一般的であった。

当時、『土曜映画劇場』は放送できる作品が底をついて視聴率も低迷、新番組の企画を模索していたときにスティーヴン・スピルバーグ監督のアメリカのテレビ映画激突!』が、単発の長時間テレビドラマの可能性を示したことが企画の発端だったという。制作本数の減っていた日本映画界の人材を活用し、同一番組で複数の外部制作会社に競作させるという試みで『土曜ワイド劇場』はスタートした[1]

視聴者層は、F2層(35-49歳の女性)とF3層(50歳以上の女性)と呼ばれる主婦層が中心で[2]、開始時のキャッチフレーズは「映画館に行けない主婦のためのお茶の間映画館」で[3]、映画ファンをお茶の間に引き留めようとした長時間ドラマだったという。旅情サスペンスが主流で旅ブームを先取りし、サスペンスものとしてはやさしい犯人当てが特徴である[2][4]

前後のミニ番組で変動はあるが、現在は毎週土曜日の21:00 - 23:06(JST)に放送されている。主にミステリーサスペンス、それにホラーの単発物が多く、シリアスな物からユーモラスな物まで幅広いラインナップを誇っている。

初回の作品は早坂暁作の『田舎刑事』で、主演には映画『男はつらいよ』シリーズで国民的な人気を得ており、早坂の親友だった渥美清がキャスティングされた。当時、渥美は年に2回の『男はつらいよ』以外の出演はほとんどなく、テレビドラマの出演は珍しかったため、これも話題になった。批評も好評で[5]、この年の芸術祭で優秀賞を受賞している。

初期は外国人原作ものが多く、シリーズものが少なく、山口百恵の『野菊の墓』など文芸ものや犯人の主役が作品をやるなど試行錯誤して[2][6]、当初視聴率的には苦戦していたが、1979年4月から現在の2時間枠に拡大して素人探偵によるサスペンスもの(事件の関係者が独自に推理を繰り広げて犯人を見つけ出す)に特化してから視聴率が上昇した[3]。初期の代表作は天知茂主演の『江戸川乱歩の美女シリーズ[7]

1982年10月 - 1986年9月には月曜にも『月曜ワイド劇場』という枠が設けられていた。その後1988年4月 - 1991年9月には火曜にも『火曜スーパーワイド』→『火曜ミステリー劇場』として20:00 - 21:48の枠で放送されていた。これもテレビ朝日制作を原則とし、年数本はABCからの制作となっていた。

この番組の好調を受けて、他局でも長時間ドラマが次々と制作され、1981年には2大サスペンスの一角・日本テレビで『火曜サスペンス劇場』がスタートし、さらに1982年にはTBS裏番組として『ザ・サスペンス』をスタートさせる[3]。出遅れていたフジテレビでも1984年に『金曜女のドラマスペシャル』をスタートさせ、現在の『金曜プレステージ』まで単発番組を続けている。テレビ東京でも2001年1月に『女と愛とミステリー』がスタートした。1980年代前半は2時間ドラマが全盛で8本の枠が存在した[2]

しかし2000年代に入って、民放各キー局では、2005年11月に日本テレビの『火曜サスペンス劇場』が『DRAMA COMPLEX』→『火曜ドラマゴールド』に(2007年3月に2時間ドラマ枠撤退)、2006年4月にTBSの『月曜ミステリー劇場』が『月曜ゴールデン』に、同年10月にフジテレビの『金曜エンタテイメント』が『金曜プレステージ』に、2009年4月にテレビ東京の『水曜ミステリー9』が『水曜シアター9』に(2010年3月に枠自体廃止したが2011年10月に復活)変更されるなどサスペンス作品枠から映画なども含めた多ジャンルの番組を放送する長時間枠に移行される傾向にあるが、テレビ朝日の『土曜ワイド劇場』は現在もほぼ純粋なサスペンス作品枠となっている(但し2011年より『月曜ゴールデン』が再びほぼ純粋なサスペンス作品枠に移行し、『金曜プレステージ』もサスペンスドラマの比率が増加している)。2012年で『土曜ワイド劇場』は35周年を迎える。

当初はフィルム撮影によるテレビ映画だったが、1982年頃からVTR撮影の作品も制作されるようになり[8]、その後徐々にフィルムからVTRに移行したが、「高橋英樹の船長シリーズ」など1990年半ばまでフィルム撮影を続けていた作品があった。2000年代後半からほとんどがハイビジョン制作であるが、この作品の場合、アナログ放送では13:9(→14:9→2010年7月より16:9レターボックス)のサイズで放送される。

番組初期から1980年代半ばまで、22:00から放送開始の裏番組対策として、22:00前後の20分間にはCMを入れず濡れ場レイプシーンを入れていた[9][10]明石家さんまはこれを「10時跨ぎガール」と呼んでいた。1990年代からはあからさまなシーン(胸の露出など)は入れられなくなり、仮にあったとしてもかなりソフトなもの[11]になっている。これはライフスタイルの変化で青少年も夜10時以降も起きてテレビを見ていることに配慮している。地上波で日中の再放送の場合、そういったシーンがある1980年代前半以前の作品はたとえ人気シリーズだったとしても流すことがほぼ出来なくなり、CS放送でも深夜送りになることがあるなど敬遠気味である(暴力表現や差別用語といったその他の要因もある)。

サブタイトルを視聴率獲得のための武器としており、「全裸」「人妻」など扇情的なフレーズが盛り込まれた長いサブタイトルを新聞欄に載せたり[2][9][12]、予告映像にも濡れ場や扇情的なシーンを入れていた。

数ある作品の中には、連続ドラマ化した作品(『家政婦は見た!』、『相棒』、『警視庁捜査ファイル さくら署の女たち』など)や、反対に連続ドラマから単発化(『赤かぶ検事奮戦記』、『法医学教室の事件ファイル』など)された作品も存在している。

ABC制作の作品の中には、事件解決後の人々の場面が視聴者の想像に任せると言う体裁となる作品もある。これは本編の放送時間の関係で放送するストーリーの脚本執筆に時間制約がされている事や在阪放送局特有の制作予算軽減のためもある様だテンプレート:誰2

2012年10月6日からは15分拡大され、21:00 - 23:06の放送へと変更した[13]。ただ、前週の9月29日は編成上の都合はあるものの、21:00 - 23:06で放送されている。

放送時間の変遷

放送期間 放送時間 (JST) 放送分数
1977.07 1979.03 土曜日21:00 - 22:24 テンプレート:084分
1979.04 1996.03 土曜日21:02 - 22:51 109分
1996.04 2012.09 土曜日21:00 - 22:51 111分
2012.10 現在 土曜日21:00 - 23:06 126分

制作局

番組制作はキー局であるテレビ朝日のほか朝日放送(ABC)も担当している。1979年4月から2時間枠に拡大すると同時に毎月1回はABCの制作となった。ABCの制作は原則月1回であるが、ごくまれに月2回制作の月や特番の影響で放送週のない月がある場合もある。なお、ABCの土曜ワイド劇場第1作は、1979年2月放送の『けっぱり先生、仰げば尊し』であり、同年4月には2010年2月まで約31年続いた藤田まこと主演の人気シリーズ『京都殺人案内』の第1作が放送された。

ABCが1979年より土曜ワイド劇場の制作に携わるようになったのは、土曜ワイド劇場が90分枠だった時に、22:30 - 23:00枠に30分のバラエティー枠[14]があったためである。また、ABCは腸捻転解消前のTBS系時代において、土曜22時枠で『必殺シリーズ[15]を制作していたことから、再度土曜夜のドラマ制作を熱望していたものと考えられる[16]。なお、ABCがキー局制作のドラマ枠の一部作品を制作したケースとしては、腸捻転解消前の『東芝日曜劇場[17]がある。[18]

ABC制作の作品では、土地柄からか関西在住の俳優・女優・タレント・芸人が有名無名、役柄を問わずキャスティングされる事が多い。中でも同局のローカル番組の出演者が登場する事が多く、最近では、『おはよう朝日です』のレポーターを当時務めていた楳崎静香や『ごきげん!ブランニュ』のレギュラーであるメッセンジャーあいはらも出演した。

ABC制作の場合、共同制作会社の松竹作品は主に京都が舞台となり、それ以外の共同制作会社の作品は東京が舞台となる事が多い。

主な作品

(特に表記のない作品についてはすべて東映との共同制作)

シリーズ作品

継続中シリーズ

2014年現在継続されている作品
テレビ朝日制作分
ABC制作分

中断・完結シリーズ

2014年時点でシリーズ終了もしくは中断されている作品
テレビ朝日制作分
ABC制作分

単発作品

テレビ朝日制作分

ABC制作分

放送フォーマット

本編のオープニングでは原作者ごとに異なるオリジナルのテーマ曲が使用されており、1996年3月までは主要出演者と共に原作者・脚本家・音楽家・監督が登場していた[9]。オープニングに原作者などが登場するのはスタッフを大切にする井塚英夫チーフプロデューサーが決めたことだという[20]。1996年4月からタイトルロゴが変更。

2008年6月7日放送分より、地上波デジタル放送ワンセグ番組連動データ放送を行っている。

2009年7月18日よりABC制作分のみ副音声による解説放送を実施(解説者はABCアナウンサーの和沙哲郎)。再放送でもこれ以降の作品に限り適用される。翌2010年10月2日からテレ朝制作分でも解説放送を開始(解説者はテレビ朝日アナウンサーの野村真季。第1回は『西村京太郎トラベルミステリー・伊豆の海に消えた女』)。

また、これ以前に制作された作品についても、字幕放送用字幕と副音声解説を付加した再放送版が一部作品で制作され、地方局などでの再放送時に放送されている。

ジャンクションは長期に渡って5秒間だったが、2010年4月17日からは、直前番組『天才をつくる!ガリレオ脳研』の司会である城島茂内田恭子が「『ガリレオ脳研』の後は!」と言ってから、今日の放送内容を説明する形(計15秒)に代わった。

ミニ番組『今夜の土曜ワイド劇場』

番組のスタート直前には20:58.30 - 20:59の30秒間のミニ番組として『今夜の土曜ワイド劇場』が全国向けに放送されている。1990年代半ばまでは21:00 - 21:01に1分間放送されていた。さらにかつては『今夜の推理はコレダ!』というタイトルでスタジオから中里雅子(当時のテレビ朝日アナウンサー)がその日のこの番組の内容のさわり《見所》を紹介していた。

次回予告

エンディング後の次回予告について、2作品紹介される。

通常は翌週と翌々週の作品で予告VTR(昔はフィルム)の前に「来週の土曜ワイド劇場は」「これからの土曜ワイド劇場は」の一枚画(CG)が出る。

翌週が特別番組(ドラマ・時代劇スペシャルなど)の場合は「来週のこの時間は」となる。また翌々週が特別番組の場合なら3週間後に放送予定の作品が紹介され、特別番組の紹介はしない。

ちなみに特別番組終了後には「来週の土曜ワイド劇場は」として翌週放送予定の作品のみ紹介される。

エンドカード

  • 1993年10月2日までの放送回はテレビ朝日制作回・ABC制作回と一部違いが見られた。(テレビ朝日制作回は手書きの丸文字で、ABC制作回ではゴジック体だった。)
  • 1993年10月9日放送回からオープニング映像変更に伴いエンドカードが統一されたが、2002年4月からスポンサー体制が3部枠に変更されたと同時にエンドカードが廃止した。

スポンサーの構成

開始当初から2003年3月までは60秒(一部90秒)のスポンサー6-7社程度が2時間を通して提供していたが、2003年4月以後はスポンサーを3チームの交代制に変更しており、うち、21時台は30秒スポンサーが10社程度、22時台は2チーム編成されており、それぞれに60秒スポンサー1社+30秒スポンサー2-5社程度が協賛している。この22時台のスポンサーについては週によって更に前半と後半とに分けて提供を行っている。

なお30秒スポンサーについては、週によって21時台、22時台前半、22時台後半のいずれかに交代で提供する企業も数社ある。

ネット局

現在のネット局

放送対象地域 放送局 系列 放送曜日・放送時間 備考
関東広域圏 テレビ朝日(EX) テレビ朝日系列 土曜
21:00 - 23:06
原則第1・2・4・5週の制作局
近畿広域圏 朝日放送(ABC) 原則第3週の制作局
北海道 北海道テレビ(HTB)
青森県 青森朝日放送(ABA)
岩手県 岩手朝日テレビ(IAT)
宮城県 東日本放送(KHB)
秋田県 秋田朝日放送(AAB)
山形県 山形テレビ(YTS)
福島県 福島放送(KFB)
新潟県 新潟テレビ21(UX)
長野県 長野朝日放送(abn)
静岡県 静岡朝日テレビ(SATV)
石川県 北陸朝日放送(HAB)
中京広域圏 メ〜テレ(NBN)
広島県 広島ホームテレビ(HOME)
山口県 山口朝日放送(YAB)
香川県・岡山県 瀬戸内海放送(KSB)
愛媛県 愛媛朝日テレビ(eat)
福岡県 九州朝日放送(KBC)
長崎県 長崎文化放送(NCC)
熊本県 熊本朝日放送(KAB)
大分県 大分朝日放送(OAB)
鹿児島県 鹿児島放送(KKB)
沖縄県 琉球朝日放送(QAB)
島根県鳥取県 山陰中央テレビ(TSK) フジテレビ系列 日曜
13:00 - 14:55
TSKワイド劇場』として放送[21]
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
月曜
21:03 - 22:52
月曜ワイド劇場』として2日遅れで放送[22][23] 

過去のネット局

系列は現在の系列。放送当時他系列とのクロスネット局だった局は○を付加してある。
放送対象地域 放送局 系列 備考
青森県 青森放送(RAB) 日本テレビ系列 ○1991年青森朝日放送開局まで[24][25]
岩手県 IBC岩手放送(IBC) TBS系列 1996年の岩手朝日テレビ開局まで[26]
秋田県 秋田放送(ABS) 日本テレビ系列 1992年秋田朝日放送開局まで[27]
山形県 山形放送(YBC) ○1993年4月の山形テレビのFNSからANNへのネットチェンジまで[24]
福島県 福島中央テレビ(FCT) ○1981年福島放送開局まで[24]
山梨県 山梨放送(YBS) 2002年の春の改編により終了[28]
新潟県 新潟総合テレビ(NST) フジテレビ系列 ○1983年10月の新潟テレビ21開局まで[29]
長野県 テレビ信州(TSB) 日本テレビ系列 ○1991年4月の長野朝日放送開局まで[30]
静岡県 テレビ静岡(SUT) フジテレビ系列 1978年7月の静岡朝日テレビ開局まで[31]
富山県 北日本放送 (KNB) 日本テレビ系列 [32]
石川県 石川テレビ(ITC) フジテレビ系列 1990年3月まで[33]
北陸放送(MRO) TBS系列 1990年4月から1991年10月の北陸朝日放送開局まで[34]
岡山県 テレビ岡山(OHK) フジテレビ系列 ○現:岡山放送、1979年3月までの放送エリアは岡山県のみ
1979年に岡山県への瀬戸内海放送の乗り入れ開始まで
山口県 山口放送(KRY) 日本テレビ系列 ○1993年10月のの山口朝日放送開局まで[35]
愛媛県 愛媛放送(EBC) フジテレビ系列 現:テレビ愛媛
1995年4月の愛媛朝日テレビ開局まで[36]
高知県 高知放送(RKC) 日本テレビ系列 [37]
長崎県 長崎放送(NBC) TBS系列 1990年4月の長崎文化放送開局まで[38]
熊本県 熊本放送(RKK) [39]
テレビくまもと(TKU) フジテレビ系列 ○1989年10月の熊本朝日放送開局まで
大分県 テレビ大分(TOS) フジテレビ系列
日本テレビ系列
○1993年10月の大分朝日放送開局まで[40]
鹿児島県 鹿児島テレビ(KTS) フジテレビ系列 ○1981年4月から[41]1982年10月の鹿児島放送開局まで
沖縄県 沖縄テレビ(OTV) 1980年前後にネット開始したが途中で打ち切り[42]
琉球放送(RBC) TBS系列 1987年4月から1993年3月まで

クロスネット局・ANN系列外での放送

クロスネット局のテレビ宮崎(UMK、日本テレビ・フジテレビ系列とのトリプルネット局)では月曜21:02 - 22:52に『月曜ワイド劇場』のタイトルで放送されている。2012年9月までは2日遅れで新作を放送していたが[43][44]、2012年10月の15分拡大に伴い、それでもABC制作分は必ず新作を放送していたが、2013年以降、短縮版扱いで21:02 - 22:52に放送するようになった。また、テレ朝制作分の新作は月1~2回程度で、これら以外の週は2010年10月以降の放送分をABC制作分を除いて順に再放送している[45]。 クロスネット時代の青森放送では、『24時間テレビ 愛は地球を救う』内で「24時間テレビナイター」を放送していた時のみ延長オプションを行使(通常は20時54分で飛び降り)し、マストバイ局と同じ編成を採ったため、この時間帯の放送番組を14時(年によっては30分の番組を挟み14時30分)から先行放送していた[46]。その為、この時のみ土曜サスペンス劇場火曜サスペンス劇場の4日遅れ放送)と連続でサスペンスものが視聴できた。

テレビ朝日系列局がない地域でも、山陰中央テレビ(TSK、フジテレビ系列)では2年~10ヶ月遅れで日曜13:00 - 14:55に『TSKワイド劇場』のタイトルで放送されている。また、最近では不定期扱いで福井テレビ(FTB、フジテレビ系列)や高知放送(RKC、日本テレビ系列)でも放送されている。

再放送

長年に渡って放送された膨大な作品は、全国的に午後などの再放送枠やCS放送のテレ朝チャンネルでよく放送されている。

地上波

  • テレビ朝日(EX):(月曜日 - 金曜日)13:05 - 14:55『ゴゴワイド・第一部』枠内・(土曜日)12:00 - 13:55(別番組放送時あり)。かつてのタイトルは『劇的5ch!』(2006年4月-2014年3月)・『○曜サスペンス』(1995年-2006年3月。○の中に曜日が入っていた)。アイキャッチ時に放送日当日夜の番組名を表示する〈番組中でもロールで流れる〉。しかし『相棒』など連続ドラマのスペシャル版、またはレギュラー放送の2本立て再放送を行う場合があり、実際には金・土しか放送されない週も多い。1995年までは月 - 金曜日が『傑作ワイド劇場』、土曜日が『土曜アンコール劇場』(後者は番組の最後に『今夜9時 土曜ワイド劇場』というフリップが表示されていた)というタイトルだった。また、1990年代後半の夏の一時期に「ビバ!冷やしドラマ」というタイトルも設定されていた。2002年夏には「土曜ワイド劇場25周年傑作選」と題して、当時既に再放送される機会がなかった1980年代前半の作品を数週に渡って放送されていた。
  • 北海道テレビ(HTB):(土曜日)12:00 - 13:55(何れも2011年4月現在。開始時刻にはステーションブレイクが入るため、実際には表記の開始時間から3分後に放送が始まる。土曜日は作品により表記時間を超えて終了する場合あり。タイトルは平日が『ドラマな時間』、土曜日が『土曜ワイド劇場傑作選』となっている〈かつては平日も13:55 - 15:45の枠で放送していた。〉土曜日の再放送は週により、14:00 - 15:55に時間帯移動または休止の場合がある。これは水曜日19時・20時台にHTBローカルのプロ野球中継の関係で放送されなかった『ナニコレ珍百景』と『くりぃむクイズ ミラクル9』(レギュラー・2時間スペシャル共に)の時差ネット放送を12時台・13時台に編成するためこの措置がとられる(火曜日にあった場合でも同様の措置がとられる)。
  • 青森朝日放送(ABA):(土曜日)14:00 - 15:55(タイトルは『土曜アンコール劇場』)
  • 岩手朝日テレビ(IAT):(月 - 金曜日)14:05 - 16:00(タイトルは『傑作ワイド劇場』)
  • 東日本放送(KHB):(月 - 木曜日)13:55 - 15:50(タイトルは『午後のワイド劇場』)
  • 秋田朝日放送(AAB):(土曜日)14:00 - 15:55(タイトルは『AABサタデースペシャル』)平日も『午後のセレクション』枠で不定期に再放送する場合がある。
  • 山形テレビ(YTS):(火 - 金曜日)13:55 - 15:50(タイトルは『ドラマな2時間』)
  • 福島放送(KFB):(月 - 金曜日)15:00 - 16:54(タイトルは『KFBワイド劇場』)・(土曜日)13:00 - 14:55(タイトルは『KFBスーパーサタデー』)
  • 新潟テレビ21(UX):(月 - 金曜日)13:55 - 15:50(タイトルは『傑作ワイド』)・(土曜日)13:00 - 14:55(タイトルは『UXウィークエンドスペシャル』)
  • 長野朝日放送(abn):(月 - 金曜日)15:00 - 16:54(タイトルは『abn午後のワイド劇場』)・(土曜日)13:00 - 15:00(タイトルは『abnスペシャル』)。共に番組以外の作品を放送する場合がある(TBS・NTV・CXの版権切れの作品もあり、TX『女と愛とミステリー』→『水曜ミステリー9』→『水曜シアター9』(サスペンス限定)も含めて極希にある)。
  • 静岡朝日テレビ(SATV):(月 - 金曜日)13:58 - 15:50(タイトルは『傑作ワイド劇場』。さらに番組以外の作品を放送する事もある)
  • 北陸朝日放送(HAB):(月 - 金曜日)15:00 - 16:50(タイトルは『お昼の傑作ワイド』。さらに番組以外の作品を放送する場合もある)
  • 名古屋テレビ(メ〜テレ、NBN):(月 - 金曜日)14:55 - 16:49(タイトルは『メ〜テレ劇場』〈旧・『傑作ワイド劇場』〉。さらに連続ドラマの拡大スペシャルを放送する事もあり。また、土・日曜日の昼枠で放送する場合が多い〈その時は特にタイトルが付けられていない場合が多い〉。さらに数年前には『木曜ゴールデンドラマ』(読売テレビ〈ytv〉制作)枠で放送された作品を放送した実績あり)
  • 朝日放送(ABC):(月 - 金曜日)13:55 - 15:46(タイトルは『アフタヌーンワイド』)・(土曜日)12:00 - 13:55(タイトルは『お昼のワイド120』)。土曜日の『お昼のワイド120』は本番組の再放送に限らず、ABCローカルのプロ野球中継の関係で放送出来なかった水曜日19時・20時台のネット番組の時差放送も編成される。「相棒」など連続ドラマのスペシャル版を再放送する場合がある。
  • 広島ホームテレビ(HOME):(月 - 金曜日)13:55 - 15:50(タイトルは『HOMEドラマシティ』。さらに番組以外の作品を放送する事もある。。)
  • 山口朝日放送(yab):(月 - 金曜日)14:00 - 15:49(タイトルは『yabシアター2』。さらに番組以外の作品を放送する場合もある)・(土曜日)12:00 - 13:55(タイトルは『土曜スーパーワイド』。さらに別番組を放送する事もある)
  • 瀬戸内海放送(KSB):(月 - 金曜日)9:55 - 11:45(タイトルは『サスペンスPark KSB』。『旧・火曜サスペンス劇場』(日本テレビ系)や『旧・月曜ドラマスペシャル』(現・月曜ゴールデン)の作品を放送する事もあり。また、土曜日の昼枠『スペシャルPark KSB』(基本12:00 - 13:55)や日曜日の昼枠『日曜Park KSB』(15:30 - 17:25)でも週替わりで単発特番と交互に放送する場合もある)
  • 愛媛朝日テレビ(eat):(月 - 金曜日のうちの3日間)14:00 - 15:55(タイトルは『午後の劇場』)
  • 九州朝日放送(KBC):(月 - 金曜日)14:05 - 15:55(タイトルは『○曜2時のサスペンス』〈○の中に曜日が入る〉。さらに番組以外の作品を放送する場合もある。)・(土曜日)13:00 - 15:00(タイトルは『土曜アンコール劇場』)
  • 長崎文化放送(NCC):(月 - 金曜日)13:55 - 15:50(タイトルは『日替わり劇場』)
  • 大分朝日放送(OAB):(月 - 金曜日)14:00 - 15:54(タイトルは『傑作ワイド劇場』)
  • テレビ宮崎(UMK):(月曜日)21:02 - 22:54(タイトルは『月曜ワイド劇場』)
  • 琉球朝日放送(QAB):(月 - 金曜日)14:10 - 16:00(タイトルは『○曜サスペンス』〈○の中に曜日が入る〉。ABC制作分は字幕放送を実施)
※その他の系列局でも不定期で再放送が行われている。

衛星波

  • テレ朝チャンネル(CS):不定期(字幕放送。但しCMはカット)
  • ファミリー劇場(CS):不定期(字幕放送。但しCMカット)
  • ホームドラマチャンネル(CS):不定期(但しCMカット)
  • チャンネル銀河(CS):不定期(但しCMカット)
    • 上記CSチャンネルの放送時間については、EPGもしくは各チャンネルのホームページを参照する事。
  • BS朝日2014年現在は金曜日16:58 - 18:54の『フライデー・セレクション』枠で放送。原則としてハイビジョン作品が中心。2013年は平日12:00 - 13:54の『昼の特選サスペンス』枠でも放送され、開始当初は1980年代から1990年代の作品を放送していた。それ以前は土曜日の『スペシャル・サタデー』枠やと日曜日の『スペシャル・サンデー』枠でも放送されていた。BS朝日では2006年11月27日 - 12月1日の1週間限定で「土曜ワイド劇場ハイビジョン傑作選」として20:55 - 22:45(11月27日のみ20:55 - 23:00)にハイビジョンで放送したのが初めてである。

歴代エンディングテーマ

放送20年目に入った1996年7月6日放送分より、このタイアップ曲によるエンディングテーマが使われる様になった(これと同時に音声もモノラルからステレオ放送になる)。これ以前は作品に因んだ曲や専用のBGMがエンディングテーマとして使われていた。現在も稀にこの従来通りの選曲を行うパターン(代表例:『家政婦は見た!』)やエンドロール中盤まで作品専用のエンディングテーマを流してからフェードインする形で固定のエンディングテーマを流すパターン(代表例:『京都殺人案内』)もある。

歴代オープニング

  • 1977年7月2日1979年3月31日
    • しゃぼん玉の中からロゴがズームインして来て、しゃぼん玉の飛ぶ映像に変わるというもので、BGMはPOP調のほのぼのとした感じのものだった。
  • 1979年4月7日1993年10月2日
    • 赤いスポットライトが現れ、緑に変わり、旧タイトルロゴが登場する。Xの字にレインボーのサインが踊り、最後に白い文字で旧タイトルロゴが現れ、その後はスポットライトが踊りいつしか自動車の前照灯に変わり、青を背面にロゴが舞い上がるというもので、BGMはミステリアス調の殺伐とした感じのものだった。OPで唯一のフィルム作品。1982年10月~1986年3月の『月曜ワイド劇場』オープニングも同じだったが、「土」の部分は「月」に差し替えていた。因みにオーケストラ編成によるミステリアスなBGMの作曲者は『仁義なき戦い』でも有名な津島利章である。14年半に渡って使われたこともあり、現在でも土曜ワイド劇場と言えばこのオープニングを思い浮かべる人が多いほど定着している。近年のネットでの評価は「子供のころ怖かった」「トラウマ」などとの意見が寄せられており、歴代OPの中で一番、幼・少年期の恐怖心を煽ったものであったことが示されている。なお、このオープニングは冒頭の和音で可聴域を広く覆い、その覆った音名がピアノで線的にパルスで提示されるという見事なものである。冒頭よく聴くと、シロフォンが入っており、オーケストラにドラムスを被せる当時の流行(当時実用音楽業界では珍しくなかった)も抑えている。
  • 1993年10月9日1996年3月30日
    • 新宿副都心の高層ビルの風景から白人女性の目→回廊の階段を逃げる様に下りる女性→三日月→赤ワイン→ワインがこぼれる様とから血が混じる海にダブらせる映像から起き上がると夜景になり、旧タイトルロゴ(黒い縁に青い背景)がCGで現れるというものだった。BGMはジャズ気分な大野克夫による作曲「フィルムコンポーザーセレクション 大野克夫 テレビ編 ~太陽にほえろ!/ザ・刑事~」に収録されている(VPCD-81139)。この代まで、オープニング→その日放送されるドラマの予告→提供クレジット表示の流れになっていた(それ以降はオープニングの後に提供クレジット表示)。サスペンス色が強い曲調の前作からふわっと・さわやかとした癒しを基調としたしらべに180度転換された。
  • 1996年4月6日1997年3月29日
    • 時計台が落雷で崩れ落ち、金髪の女性がフクロウ・黒猫・鷲に睨まれながら逃げるように走る姿をホラー映画風な形で、描かれている。最後に現在のタイトルロゴ(金色の背景)が現れるというものだった。BGMはホラー映画にぴったりな曲で、提供提示のところあたりでは「あなたの愛になりたい」の一部らしきメロディーが流れていた。この代まで、当日放送のドラマ予告・エンディングコールでの「次回をおたのしみに!」のテロップ表記がそれぞれあった。今作から現行のタイトルロゴに変更となる。
  • 1997年4月5日2004年10月30日
    • 番組20周年記念を目前に制作した。金田一耕助風の人物が女の子を捕まえるというもの。映像内に出て来る小道具や金田一耕助風の人物以外の人物を見るに、金田一耕助シリーズ(悪魔の手毬唄など)、のいくつかを混ぜてモチーフに使っている模様である。タイトルロゴ表示時、スポンサー表示時のバックには9個のキューブが回転している。金田一耕助の男性を演じたのは樋口浩二、OP監督は佐藤嗣麻子。これもBGMはホラー映画にぴったりな曲で、ミステリアスな曲『Diabolic Sequence』だった(作曲:片倉三起也)。津島とは正反対の作曲法で、片倉のオープニングは鍵盤楽器で発想したものからコピーアンドペーストでオクターブを縫ったものである。MIDI時代のオーケストレーションを生かした秀作。
  • 2004年11月6日~現在使用中
    • 主に長期シリーズ化された及びされている作品の1シーンがフォトレタッチ加工のイラストで描かれる映し出されるというもの。1996年から追加された副題「Saturday Night at the Mysteries」のテキストが多用に流れるのも特徴。画面サイズが16:9のワイド画面になった。BGMは「週末ロマンス」(作曲:稲見英夫)。CD化はされていないが、テレビ朝日の公式携帯サイトで着メロがダウンロードが可能。(要有料会員登録)。ちなみに、登場するシークエンスは1.法医学教室の事件ファイル→2.西村京太郎トラベルミステリー→3.火災調査官:紅蓮次郎→4.温泉若女将の殺人推理→5.タクシードライバーの推理日誌→6.救命救急士・牧田さおり→7.牟田刑事官→8.尼さん探偵シリーズ→9.赤かぶ検事奮戦記→10.終着駅シリーズ→11.事件→12.京都殺人案内→13.家政婦は見た!→14.江戸川乱歩シリーズ・明智小五郎となっている。フルオケの打楽器は津島版のシロフォンではなく、チューブラーベルで重厚に響く。

歴代タイトルロゴ

  • 初代:1977年7月2日 - 1996年3月30日
  • 2代目:1996年4月6日 - 現在

劇中の登場車両

開始当初から1979年頃までの作品に登場する劇用車は、ダイハツがスポンサーだったため、ダイハツ製のシャルマンシャレードや、グループ企業であるトヨタ自動車製のクラウンマークⅡなどの車輌が主に使用されていた。ダイハツが1979年頃にスポンサーを降板し、新たにマツダ[47]が、スポンサーになった為、劇用車もほぼマツダ製のルーチェコスモカペラRX-7などになっていた[48]1987年にマツダがスポンサーを降板し、この年からは自動車メーカーのスポンサーが付かなくなったため、トヨタ日産など様々なメーカーの車両が使われる様になる。もっともほとんどの作品はトヨタと日産が半々の割合で劇中に登場している。最近では、ゼロクラウンマークXカローラアクシオフーガなど最新車種が覆面パトカーまたは主人公の愛車として使用されるケースが多く、沖縄ロケの場合は覆面パトカーがニッポンレンタカーの2000cc車両を使用していた場合があった[49]。また様々な作品における北海道ロケでは白黒パトカーに7代目E100#系カローラ(ホイールは黒)が頻繁に登場している(このカローラは連続ドラマにおける北海道ロケでも頻繁に登場している)。稀にホンダスバルの車両も登場しているが、登場回数は低い。その後スズキがスポンサーに入っていたが、あまり作中に登場する事はなかった。ちなみに三菱の車両がメインでクレジット表記された作品(『法医学教室の事件ファイルシリーズ』[50]や『車椅子の弁護士・水島威』シリーズ)のケースもある。

2008年頃から登場車両すべてにおいて会社固有のエンブレムを隠しオリジナルのエンブレムに変える処理をしている。かつては前週はトヨタがメインで登場して日産車がエンブレムを隠され、次週の作品は逆に日産車がメインで登場してトヨタ車がエンブレムを隠されたりという現象が見受けられた。スズキがスポンサーを降板して以降、特定の自動車メーカーのスポンサーは入っていない。

番組の休止・作品差し替え・特別枠など

脚注

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外部リンク

  • 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
    • ラインナップ(上記公式サイトの後に以下のアドレスを追加)
      • 2008年(contents/nextweek/0001/ から contents/nextweek/0025/)
      • 2009年(contents/nextweek/0026/ から contents/nextweek/0077/)
      • 2010年(contents/nextweek/0078/ から contents/nextweek/0129/)
      • 2011年(contents/nextweek/0130/ から contents/nextweek/0184/)
      • 2012年(contents/nextweek/0185/ から contents/nextweek/0236/)
      • 2013年(contents/nextweek/0237/ から contents/nextweek/0288/)
      • 2014年(contents/nextweek/0289/ から )

テンプレート:前後番組

テンプレート:テレビ朝日のテレビドラマ
  1. 読売新聞芸能部『テレビ番組の40年』日本放送出版協会、1994年、pp.268-269。
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 取材・文 加藤英治「(新)平成ソフトビジネスの仕掛け人たち 不滅のニッポン・エンターテインメント 火曜サスペンス劇場&土曜ワイド劇場」『DIME』1996年5月9日号、pp.101-104
  3. 3.0 3.1 3.2 読売新聞芸能部『テレビ番組の40年』日本放送出版協会、1994年、p.270。
  4. 「土曜ワイドが10周年」『朝日新聞』1987年7月8日付け夕刊
  5. サスペンスジャンキー著『2時間ドラマ大事典』三一書房、1999年、pp.6-7
  6. サスペンスジャンキー著『2時間ドラマ大事典』三一書房、1999年、pp.200-201
  7. 読売新聞芸能部『テレビ番組の40年』日本放送出版協会、1994年、p.271。
  8. ABCの「混浴露天風呂連続殺人」は同年放送した第1作からVTR撮影。
  9. 9.0 9.1 9.2 読売新聞芸能部『テレビ番組の40年』日本放送出版協会、1994年
  10. サスペンスジャンキー著『2時間ドラマ大事典』三一書房、1999年、p.118
  11. 2000年代まで見ても混浴露天風呂連続殺人などのように入浴シーンで胸の露出があるくらい。
  12. サスペンスジャンキー著『2時間ドラマ大事典』三一書房、1999年、p.183
  13. テレ朝 好調維持で10月改編は控えめスポニチアネックス 2012年9月3日
  14. ミヤコ蝶々夫婦善哉』等の番組。統合前最後は「私のスター探検
  15. 腸捻転解消後は金曜22時枠で放送。
  16. 実際、『必殺シリーズ』は腸捻転解消後も土曜22時枠での放送を希望していたが、『土曜映画劇場』の放送枠との絡みから金曜22時枠での放送となった。
  17. 原則としてTBS制作だったが、ABCも年5・6本を制作していた。腸捻転解消により関西地区のネット局がMBSテレビに変更されてからも、連続ドラマに移行する前の1993年度まではMBS製作の作品が年数本あった
  18. 同様に、火曜日20-21時台の「火曜スーパーワイド」→「火曜ミステリー劇場」もテレビ朝日製作を基本として、月に1回程度の割でABC製作の番組が放送されていたことがあった
  19. このサブタイトルが使用されなかった回が存在している。全9作共に、愛川演じる浅村社長と榊原・鳥越演じる倫子の2人のみで運営する「フレンド旅行社」が舞台となっていることから「フレンド旅行社シリーズ」と称されることもある。
  20. 日本放送作家協会編集『テレビ作家たちの50年』日本放送出版協会、2009年、p.212
  21. かつては毎週日曜日の放送枠であったが、現在は原則として毎月第3日曜日のみの放送枠となっており全作品が放映されているわけではない。
  22. 2夜連続ドラマの場合を除く土ワイ枠差し替えの特番ドラマが編成された場合でも放送されることがある。
  23. 2012年10月以降の放送は、ABC制作分と土ワイ枠差し替えの特番ドラマ(テレ朝制作分・ABC制作分などを問わず)は新作、テレ朝制作分は月に1〜2回程度が新作で、これら以外の週は再放送。
  24. 24.0 24.1 24.2 1時間遅れで異時ネット。
  25. ただし、24時間テレビ内で「24時間テレビナイター」放送時は、14時(年によっては30分の番組を挟み14時30分)からの先行放送。
  26. 放送開始時は『IBCサーズデーワイド劇場』として木曜日の夕方に、その後は『IBCサタデーワイド劇場』として土曜日の深夜に異時ネットした。
  27. ABSでネット最終日の最後に「長い間「土曜ワイド劇場」をご覧いただきありがとうございました。秋田放送での放送は今日で終わらせて次回から秋田朝日放送で放送いたします。」という異例のアナウンスがあった。
  28. 土曜日の昼に放送されていた。
  29. 本編開始前の「今夜の推理は…」パートはコカ・コーラ提供の天気予報に差し替えていた。
  30. 開局当初から放送されており、最初に『金曜ワイド劇場』として異時ネットした後、『金曜ロードショー』のネット開始により同時ネット〈これに伴い同局での『土曜グランド劇場』と日テレ土曜22時枠の放送を一旦打ち切り〉に移行した。
  31. 『火曜ワイド劇場』として火曜日の夜に異時ネット。
  32. 独自のオープニングでタイトルは「土曜ワイド劇場」と、土曜日の13:00 - 15:00に異時ネットしていたが、現在は枠自体消滅。
  33. 『木曜ワイド劇場』として木曜日の深夜に異時ネット。
  34. テレビ金沢(日本テレビ系列)開局に伴う移行。北陸放送では『MROサタデー劇場』〈1990年3月までは「火曜サスペンス劇場」の異時ネット枠〉』で放送された。
  35. 『金曜ワイド劇場』として金曜日の23:50から放送。
  36. 土曜日の昼に週回遅れでネットしていた。
  37. 日曜洋画劇場』共々不定期放送
  38. 『NBCワイド劇場』として日曜日の22:30から1日遅れで放送した。
  39. 『RKKワイド劇場』として土曜日の深夜に5か月遅れで放送した。
  40. 一時期2時間枠となった最初の1年間のみ未ネットだった。
  41. ただし1時間遅れで異時ネット。
  42. 但し週回遅れネットだった。
  43. 2012年9月までは2時間を超える作品や特別編成(ドラマスペシャルや映画、サッカー日本代表戦中継等)になった場合は別の作品の再放送に充てられていた。2012年10月以降もそのまま2時間を超える作品を放送する場合もあり、その場合は「あすの天気」以降の通常番組は開始時刻が繰り下がる(同時ネット番組はディレイ放送となる)
  44. 2夜連続でない「土曜ワイド劇場」を冠しないドラマスペシャル(テレビ朝日制作・ABC制作を問わず)放送時も同様
  45. 字幕放送・解説放送とも対応している。
  46. この時のみANNマストバイ局の北海道テレビよりも早く放送した
  47. 当時は東洋工業株式会社。
  48. ただし、一部スタント用に他社の車が使われていた。
  49. 殺人ロケ、牟田刑事官など。
  50. 現在は登場しなくなった。
  51. テンプレート:Cite news
  52. 同年10月 - 12月の毎週木曜夜8時からの1時間枠にて全10話を放送する予定だった。
  53. 日曜日にかかる場合も原則は「日曜エンタ」は休止の扱いであるが、まれに「日曜エンタ」の扱いで放送される場合もある(2014年1月18・19日に放送された「テレビ朝日開局55周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル・昭和の二大未解決事件」の第1回「三億円事件」は土曜ワイドを休止とした別枠特番の扱いをしていたが、第2回の「黒い福音」は日曜エンタ扱いで放送されている。日曜洋画時代は「日曜洋画」も完全に休止扱いだった)