ノコノコ

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テンプレート:Pathnav ノコノコ(Koopa Troopa)は、任天堂が発売したコンピュータゲームソフトのシリーズ、マリオシリーズに出てくる架空のキャラクター。『スーパーマリオブラザーズ』から登場し、今ではクリボーと並んでシリーズを代表する敵キャラである。しかし近年の作品ではマリオの味方のノコノコも登場している。

歴史

基本的にクッパ軍団の下級兵士という設定であるが、登場が長きにわたっているため、細かい部分ではいくつか変化も生じている。

もともと4足歩行の亀のキャラだったが、『スーパーマリオワールド』以後の作品では、ほとんどは2足歩行の亀のキャラになる。ヨッシーと同じようなブーツを履き、身長はキノピオと同じ位。『スーパーマリオ64』では、甲羅を踏むことでTシャツに短パン姿のノコノコを見ることができる。(但しスーパーマリオ3Dワールドも同じ)最近の作品(マリオパーティシリーズ)ではクッパの天敵であるマリオのお助けキャラや仲間キャラとして登場することが多いことからマリオ、クッパ両者とも好相性とされる。パソコンを扱えるようになったり、挙句の果てにはテニス野球等を行うようになった。マリオカートシリーズではハンドルさばきが良く、初心者にとって操作しやすいため人気がある。ノコノコにもキノピオと同じく子供や老人がいる。寿命については明らかになっていない。 甲羅の色が緑と赤、青と黄の4種類いて、赤色は足場の端でUターンをする。

青はNewスーパーマリオブラザーズスーパーマリオワールドに登場し、Newマリオでは踏みつけるとコウラマリオに変身できる青コウラが出現する。マリオワールドでは、コウラに入らず蹴ってくる。

また、黄はスーパーマリオワールドに登場する。踏むとコウラに入り、無敵状態になって突進してくる。

甲羅の内部にはシャツやズボンなどが収納されている。

マリオカートやマリオパーティに出てくるノコノコは親玉のクッパとは対照的で、紳士的で真面目な性格で一人称は『私』。登場する者は男性のようである。甲羅の色は緑。

マリオブラザーズ1983年
まず、原形となるシェルクリーパー(日本名:カメさん)という敵キャラで登場している。デザインはデザイナーによるリアルなものが気に入らず、宮本茂自らがおこなった[1]。この作品では、足場の下から叩くとひっくり返すことができたが、踏みつけることはできなかった。アーケード版およびディスクシステム版では、ひっくり返した後にしばらく放っておくと甲羅を脱ぎ捨てる姿が見られる。現実のカメの甲羅は背骨が発達したものであるため、実在のカメはこのように甲羅を脱ぐことはないが、ゲームとしての分かりやすさが優先された[1]
なお、『スーパーマリオブラザーズ3』のミニゲーム以降は上から踏めないことを示すためにカメさんがトゲゾーに変更された(バーチャルコンソール版の電子マニュアルでも上から踏めないことを示すためなのか、ジャンプしたマリオがカメさんに接触する画像がある)。
スーパーマリオブラザーズ1985年
初めてノコノコという名前が与えられる。甲羅が緑色のものと赤色のものの2種類が登場した。緑は勇猛果敢という設定で進路に穴や段差があってもそのまま直進(落下)するが、赤は気が弱くそわそわしているという設定で進路端で引き返すという違いがある。また、踏むと甲羅の中に引っ込み、しばらくすると復活する。甲羅の状態を蹴飛ばして敵に当てることでその敵を倒すことができ、その甲羅の後ろについていくことで連続して敵を倒し、高得点を得ることも可能となった。
スーパーマリオブラザーズ31988年
踏みつけたあと、甲羅を持てるようになった。ただし本作では、長時間持ち続けていると復活する。ビッグノコノコもこの作品で登場。
スーパーマリオワールド1990年
本作から2足歩行になった。これ以降はこのタイプが主流になっていく。今回は甲羅の色に新しく青色と黄色が登場した。青色は赤とほとんど同じで、黄色は緑と似ているがこちらを追尾する上に別の甲羅を正面から当てようとしてもジャンプで避ける。踏んだ時のリアクションも変わり、今回は中身が飛び出す(マントで弾いた場合はそれまで通り甲羅に引っ込み一定時間で復活)。この中身をハダカガメと呼び、入っていた甲羅と同じ色のを履いている。甲羅に入ると再び元の姿になる(甲羅と靴の色が違った場合、甲羅の色に合わせられる)。ハダカガメでも動き方は基本的に一緒だが、青い靴の場合は甲羅に入らずに蹴飛ばして攻撃してくる(正面から蹴り返してもキャッチされる)。グラフィックも彼のみ体格ががっしりしている。黄色の靴の場合は甲羅に入ると暴走状態になり、甲羅を蹴った場合と同じ位の高速で追尾し続け、普通の踏みつけでは弾かれる。なお最初からハダカガメ状態の者もいる。スターロードクリア後はマリオ顔のお面をかぶるようになる。恐らく、スーパーファミコンのボタンと同じ4色(A=赤・B=黄・Y=緑・X=青)を採用している。
甲羅を上にも投げられるようになった。ハダカガメやスピンジャンプの追加により、本作からはファイアーボールや蹴飛ばした甲羅でなくてもノコノコを倒せるようになった。
ヨッシーが甲羅を口に含むと、その色によって特殊な能力を与えるという設定も追加された。赤は炎、青は飛行、黄は地震の能力だったが、これは後のゲームに引き継がれなかった。
また、これとは別に一部の城では金網に捕まって移動するタイプが登場している。このタイプは自分のいる側で直上を通過されたり(通常のノコノコを踏むことに相当)、裏からパンチされるだけで倒れる。
スーパーマリオカート1992年
レーサーとして出場。軽量級であった。これ以外に、アイテムとして緑と赤の甲羅が登場する。緑は壁に当たると反射し、赤はホーミング機能を持っていてカートもしくは障害物に当たるまで次の順位の相手を追尾する。この2つの仕様はその後のマリオカートシリーズ共通の仕様となっている。
スーパーマリオランド2 6つの金貨1992年
この作品では一旦4足歩行に戻る。この作品でも古参としての奮闘を見せる。
なお、任天堂公式ガイドブックによると甲羅の色は緑のみとなっている。
ヨッシーのロードハンティング1993年
コクッパたち同様メカに乗り込み、ステージのボスとして登場。
ヨッシーアイランド1995年
新キャラが多数登場するこのゲームでも、古参としての奮闘を見せていた。甲羅の色は赤・緑の2色にもどる。踏みつけるとトランクス姿のハダカガメが登場。口に含んでもハダカガメは卵にできるが甲羅はのみ込めない。完全に倒すにはヒップドロップが必要。なお、甲羅を吐き出して武器にできる。
スーパーマリオRPG1996年
ノコノコ自体は登場せず、パタパタも一旦四足歩行に戻っているが、かぶとなどを付けたノコへいという敵が出てくる。また、マリオが使う武器として「ノコノコこうら」(色は緑色)、「パタパタこうら」(色は赤色)が登場する。
スーパーマリオ641996年
前作までとうって変わって、全編を通して数匹しか出てこないレアキャラとなった。踏みつけて外れた甲羅には乗ることができる。
これとは別に、人間の言葉を話せる巨大なノコノコも登場する。このノコノコはマリオに友好的で、戦いではなくかけっこで勝負を挑んでくるなど、今までに無い役割を担っていた。
マリオカート641996年
今回はレーサー登録はされていない。甲羅だけが登場するという異例の事態になった。その続編である『マリオカートアドバンス』(2001年)でもこの状態は続くが、こちらでは表彰式などには登場しているため、多少は姿を見ることができる。
レッキングクルー'981998年
クッパ城支部の一つを任され、クッパ城支部を破壊するマリオと対決することに。このゲームでは唯一のクッパ軍団員である。対戦モードやトーナメントモードでは自キャラとして使うこともできる。
ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ1999年
アイテムとしてミドリのコウラ、アカのコウラが登場(出展は『マリオカートシリーズ』からになっている)。
隠し対戦ステージ「いにしえの王国」では背景で登場しているが、ドット絵がモチーフとなった『スーパーマリオブラザーズ』とは違った感じになっている[2]
マリオストーリー2000年
マリオの味方となる者も登場。区別のため、味方であるものは緑色で本来のノコノコに近い姿で、敵である者は赤色でサングラスを掛け、首輪・腕輪をつけるようになった。また、ヤミノコノコというノコノコよりも少し強い紫色の敵キャラも登場。さらにクッパ城の衛兵としてトゲノコが登場した。続編の『ペーパーマリオRPG』でもこの姿で登場する。
マリオテニス642000年
審判の一員として登場。なお、パタパタがプレイキャラとして使用できる。
大乱闘スマッシュブラザーズDX2001年
アドベンチャーモードで登場。アイテムとしても緑色・赤色の甲羅が続投した。
対戦ステージ「いにしえの王国」ではドット絵版の緑甲羅のものが背景で登場しているが、なぜか進路端で引き返すようになっている。
スーパーマリオサンシャイン2002年
南国であるためか、個性的な派生形が3種類登場する。これらは初期型を基調としているため、4足歩行となっている点が特徴である。
マリオカートダブルダッシュ!!2003年
久々にレーサーとして復帰。人気があり、ノコノコダッシュを操る。パタパタとコンビを組む。その後マリオテニスGC2004年)にも出場している(パタパタは隠しキャラクターで使用可能)。
スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール2005年
プレーヤーキャラクターとして出演。色によって能力が違った。カメであるため足は遅いが、それ以外は能力のバランスも良く打撃と守備は無難にこなす。クッパやパタパタ、カロンと相性がいい。
マリオ&ルイージRPG2(2005年)
ノコディという女性の味方が登場。敵としては派生型のノコレオンしか登場しない。
New スーパーマリオブラザーズ(2006年)
敵キャラとして登場する。2足歩行で、靴を履いている。プレイ中に流れるBGMに合わせて踊るようになった。また先述した金網に捕まるタイプも登場している。
2人対戦の「マリオVSルイージ」のコース3のみに青いノコノコ(動きは赤ノコノコと同じ)が登場し、踏むとアイテムの「青コウラ」になる(青コウラは他と異なり光っている。時間が経ってもノコノコに戻らず(消滅する)、持ち運びも出来ない。ただしひっくり返った場合はアイテムにはならず、持ち運ぶこともできる)。効果は1人用のそれと同じ。ただし、ひっくり返ったものにヒップドロップをすると、青コウラを取った判定になる。
スーパーペーパーマリオ2007年
大部分のノコノコがノワール伯爵の側近・ナスタシアに洗脳され(過去シリーズの敵としてのノコノコの姿、ただし緑も存在する)ノワール伯爵の手先となって登場する。性質は『スーパーマリオブラザーズ』のものとほとんど同じ。シナリオ間には洗脳を逃れ(従来のノコノコの姿)、途中合流したピーチ姫をハンマーブロスと共に護衛する勇気あるノコノコも登場する(もっとも、このノコノコも洗脳されてしまうのだが)。シナリオを進めると洗脳を逃れたノコノコも登場し、一時的にクッパ軍団基地となっている砦(とりで)を護衛している。
スーパーマリオギャラクシー(2007年)
初期型を基調としているため、4足歩行かつ靴を履いていない。倒しても復活する。甲羅のみの場合、カメックが魔法で出したり(もちろんそれを利用して倒す)宝箱を開けたり泳ぐスピードを早めるのにも使用。水中に持っていくと首の穴から光を発し、テレサなどの一部の敵を倒すことができる。金色をした甲羅も登場した。
大乱闘スマッシュブラザーズX2008年
アドベンチャーモード『亜空の使者』でクッパ軍団の敵キャラとして登場。基本的に緑色の甲羅のものしか出ない(赤色はパタパタを一度踏んでおかないといけない上、赤パタパタの個数も作中全体では少数である)。今作では明確に攻撃モーションでかみついて攻撃するようになった[3]。アイテムとしても登場するのは緑色の甲羅のみ(赤色は『亜空の使者』でノコノコ(赤)を倒すと使用できる)になった。
フィギュアは緑色・赤色で別々になっている。
マリオカートWii(2008年)
ダブルダッシュ以来のレーサーとして登場。コンビを組んでいたパタパタはエントリーされていない。マシンの色は基本的に緑色で、軽量級である。ハンドルさばきが良い。ミニターボがかなり良く、操作しやすいという長所がある。
スーパーマリオギャラクシー2(2010年)
基本的には『スーパーマリオギャラクシー』と同じだが、ノコノコ自体の登場回数は激減した。
スーパーマリオ 3Dランド(2011年)
今作では甲羅は持つことはできず、ファイアボールを当てても甲羅の中に引っ込むだけで倒せない。普通の状態では無敵状態で倒せるが、甲羅の状態ではマリオが蹴飛ばしてしまう。登場回数は少なめ。
マリオカート7(2011年)
マリオカートWiiから引き続きレーサーとして登場。軽量級で、ハンドルさばきの良さは変わっておらず、初心者でも扱いやすい。

マリオパーティシリーズでの活躍

マリオパーティ
各マップの案内人を務める。また、ゲーム開始時と彼の前を通った時にコインをくれる。他にもいくつかのミニゲームに登場している。
マリオパーティ2
ショップやノコノコバンクの店員をしている。バンクでは、前を通ると強制的に5コインを募金させられるが、そのマスにちょうど止まると、今まで募金されたコイン全てを獲得することが出来る。いくつかのミニゲームに登場するのはこれ以降も同じ。各マップのエンディングでクッパに襲われる役としても登場する。
マリオパーティ3
ショップ、バンクは前作と同じだが、新たにおたすけキャラとしても登場。デュエルモードにおけるマリオの初期ヘルパーとして登場。
マリオパーティ4
「うきうきパーティ」内のガイド等を全て担当しており、ステージ内にホテルも経営している。甲羅の上からアロハを着ている。
マリオパーティ56
出番が激減し、マップ上では「ノコノコバンク」のカプセルを使った時くらいしか出現しない。
マリオパーティ アドバンス
住人として登場。自分の悩み事をマリオ達に解決してもらうという情けない役割に。
マリオパーティ7
ゴーゴーマウンテンでは中国人風の「カンフーノコノコ」、ドキドキヴィレッジでは女の子の「かわいいノコノコ」が登場する。
マリオパーティ8
「ノコノコのハッピータウン」にホテルの従業員として登場。
マリオパーティDS
アドバンス同様、マリオ達に助けを求めるだけの役回りに。しかし今回は自身の悩みではなく、本の中に閉じ込められたノコじいを救出すべく、閉じ込めた犯人のカメックを倒すようマリオ達に依頼する。
マリオパーティ9
マリオパーティシリーズで初めてプレイヤーキャラとして登場。マリオ達と共にリトルスターを取り返す冒険に出る。

登場作品

派生種

活躍期間が長かったこともあり、様々な派生キャラクターが登場している。それらを以下に示す。

パタパタ
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翼の生えたノコノコ。ノコノコと同時に初代『スーパーマリオブラザーズ』より登場している。飛行タイプの敵キャラクターを企画した時、当時のゲーム機やソフトのスペックの関係から、既存のノコノコに翼を生やしたキャラクターを作成することで生み出された[1]
トゲノコ
『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』『スーパーペーパーマリオ』で登場。クッパ軍団の上級兵士である。とげの生えたコウラと甲冑を装備しているクッパ城の衛兵。HPは通常のノコノコの2倍、防御力は3倍という高い能力を持っている。チャージをしたり、仲間を呼び出すこともある。トゲノコの個人名としてトゲタロウトゲノスケがある(『マリオストーリー』より)。
ビッグノコノコ(でかノコノコ)
スーパーマリオブラザーズ3』で初登場。このときはステージ設定で巨大化していたため動作は変わらずパックンフラワープクプクなど他のキャラも巨大化していた。
スーパーマリオ ヨッシーアイランド』ではボスキャラクターとして登場。カメックによって巨大化されている。大きなだけでなく、ボディープレスをしたり、突進したりも出来る。腹が急所。頭や甲羅を踏むと卵を吐き出す。
スーパーマリオギャラクシー2』では、でっかでっかギャラクシーで出現、走り幅跳びでのって位置調整をすると無限1upに利用できる。四足歩行である。
無敵ノコノコ
スーパーマリオワールド』で登場。黄色のハダカガメが甲羅に入ることで無敵ノコノコとなる。マリオを高速で追尾し、踏んでも倒すことができない。スピンジャンプで倒せるほか、ヨッシーがこのノコノコを食べると赤・青・黄の3種類の甲羅を食べたときの効果が同時に起こる。
ノコへい
スーパーマリオRPG』で登場。ノコノコの派生種で甲羅の色は緑。ゲーム冒頭のクッパ城で登場する。倒しても経験値はもらえない。
以下は個別のノコへいである。いずれも『スーパーマリオRPG』で登場。
ノコヤン
元々はクッパ軍団の一員だったが、カジオーに立ち向かうことに挫折し、モンスタウンにいるジャッキーの下で格闘の修行をしている。強力なスペシャル技「ビートアタック」を使用する。
ノコック
メリーマリー村にいるケーキ職人。ノコック長と見習いの2人がいる。語尾に「〜ノ」「〜なノ」をつけて話す。ブッキーとピーチ姫の結婚式の際、彼らのために用意したケーキを式場に運び入れるが、その時ちょうどマリオがピーチを連れ帰ろうとしていたため、「花嫁にケーキが食べてもらえない」と怒る。その後自らが作ったケーキとともにマリオたちと戦闘をするが、そのケーキにはなぜか命が吹き込まれており、戦闘中にケーキが動き出したのに驚いて逃げてしまう。なお、戦闘中マリオたちはノコックにダメージを与えられない。星の降る丘に見習いの願い事が存在する。
ノコへいレッド
『スーパーマリオRPG』で登場。ノコへいの上級種。甲羅の色は赤。ゲーム終盤のクッパ城で登場する。クッパがパーティー仲間にいると動揺して逃げ出してしまう。クッパがパーティー仲間にいなくても彼の気配を感じて混乱する。ノコヤン同様ビートアタックを使用する。経験値は手に入る。
パタパタダッシュ
『スーパーマリオRPG』で登場。パタパタの派生種。クッパを見ると逃げ出す。甲羅の色は緑。クッパがパーティー仲間にいると動揺して逃げ出してしまう。クッパがパーティー仲間にいなくても彼の気配を感じて混乱する。
ヤミノコノコ
マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』で登場。暗い所に住む紫の甲羅を持ったノコノコ。ノコノコより能力が高く、目回しでマリオの動きを封じることもできる。動きも素早い。『ペーパーマリオRPG』には羽の生えたヤミパタパタも存在する。
トゲノコエース
『ペーパーマリオRPG』で登場。トゲノコの上級種。防御力こそ変わらないものの、HPが大幅に上がっている。
コウラーズ・ノコノコ コウラーズ・パタパタ
『ペーパーマリオRPG』で登場。黄色の甲羅を持つ特殊なノコノコとパタパタ。「コウラーズ」というチームを組み、闘技場で戦っている。能力は普通のノコノコと同じ。
ウラノコ
『ペーパーマリオRPG』で登場。ひっくり返されても攻撃が出来るばかりか、逆に強くなってしまう不思議なノコノコ。青い甲羅を持つ。羽の生えたウラパタも存在する。
ホネノコ
『ペーパーマリオRPG』『スーパーペーパーマリオ』で登場。カロンとよく似たキャラクターだが、かなり弱い(『スーパーペーパーマリオ』ではカロンよりも強い)。ノコノコの骸骨になっただけのキャラクターであることが明かされた。
ノコノコ(ダークボコスカ)
『マリオ&ルイージRPG3!!!』で登場。ラストボス、ダーククッパの必殺技「ダークボコスカ」で登場するクッパ軍団を模した暗黒モンスター。甲羅にこもって突進してくる。打ち返すと後続の暗黒モンスターを蹴散らすことができる。
タマゴノコノコ
スーパーマリオサンシャイン』で登場。甲羅がヨッシーの卵の様な模様をしている巨大なノコノコ。とても頑丈である。倒すとそこに多数のヒマワリが咲く。
デンキノコノコ
『スーパーマリオサンシャイン』で登場。電気を帯びた甲羅を持つ。地上にいて甲羅を飛ばしてくる青色のものと、金網に張り付いている赤色のものがいる。
デンノコキング
『スーパーマリオサンシャイン』で登場。巨大なデンキノコノコ。甲羅の色は緑。膨大な量の電気を作り出すことができ、それでピンナパークの観覧車を暴走させていた。移動はせず、ボスキャラクターだがある1発の攻撃で倒せる。
ノコレオン
マリオ&ルイージRPG2』で登場。ノコノコとカメレオンを合わせたような敵。姿を消すことができる。
ノコレオンゴールド
『マリオ&ルイージRPG2』で登場。ノコレオンの上級種。体力が無いが防御力は相当高い。すぐ逃げてしまう。
金網ノコノコ
New スーパーマリオブラザーズ』などで登場。金網を這ってぐるぐる回っているノコノコ。金網を反対から叩くか上から踏むとと倒せる。一度踏んでも甲羅にはならない。
コウラシューター
『スーパーペーパーマリオ』で登場。クッパ軍が新たに養成したストライカー集団。眉毛が太く、青いユニフォームにサッカーボールの模様の甲羅を持っている。名前の通り甲羅を蹴って攻撃してくるが、敵味方、自分自身すらも攻撃判定となるため、自爆する場面が多い。ハダカガメ(青)と違い、甲羅は無限に背中から取り出せる。上位に黄色と緑のユニフォームのツインシューター、白いユニフォームのスーパーシューターが存在する。さらに、カゲの力を有したカゲシューターが存在する。
カゲノコ
『スーパーペーパーマリオ』で登場。カゲの力を有したノコノコ。ノコノコよりもステータスが高い。同様に「カゲパタパタ」、「カゲトゲノコ」、「カゲホネノコ」も存在する。
ノコノコせんにん
マリオパーティ7』で登場。仙人の格好をしたノコノコ。白い眉毛が付いているのが特徴。ボードマップ「ゴーゴーマウンテン」で登場する。
ボスノコノコ
『スーパーマリオボール』で登場。ツタンカーメンのような姿をしたノコノコ。2つの柱のあたりを右往左往してからビームを放つ。三回体当たりすれば倒せる。砂漠ステージのボス。
キラノコノコ
ペーパーマリオ スーパーシール』で登場。キラシールになったノコノコ。通常のノコノコより少し強い。
キラパタパタ
『ペーパーマリオ スーパーシール』で登場。キラシールになったパタパタ。通常のパタパタより少し強い。
へきがノコノコ
『ペーパーマリオ スーパーシール』で登場。壁画に描かれたノコノコが動き出したもの。4足歩行で移動し、踏んでも甲羅に潜らない。

仲間

ここではRPGシリーズでマリオの仲間になる者、及び敵ではないノコノコとパタパタを挙げる。

サージェント・パター
スーパーマリオRPG』で登場。パタパタたちで構成された編隊、パタパ隊の隊長であり、モンスターばあさんの命を受け部下にマリオの冒険の手助けをさせるパタパタ。甲羅は銀色。
カメキ
マリオストーリー』で登場。シリーズ初の仲間のノコノコとなった。通常のノコノコとは違い、甲羅の色は青色であり、赤いスカーフを身に付けている。
ノコノコ村の青年で、考古学者のチャールズに憧れている。口癖は「〜ッス」、一人称は「オレッチ」。
パレッタ
『マリオストーリー』で登場。元々はキノコタウンの郵便局で働いていたパタパタ。配達の途中で手紙を落とした手紙を探しつつマリオと旅をした。甲羅の色は紺色で、ゴーグルや配達用の鞄を身に付けている。『ペーパーマリオRPG』でも冒頭に登場。
ノコジロウ
『マリオストーリー』で登場。ノコノコ達が生活する村・ノコノコ村の長老。人遣いがかなり荒い。クッパを嫌っている様子。
チャールズ
『マリオストーリー』で登場。考古学者のノコノコ。探検家としても有名だが、ドジであることでも有名。危険を顧みない(というかただ単に欲深い)性格であり、火山の噴火が迫っている時でも宝物のことが頭にある。ステージ5では同行する事になる。学者としての腕は確かであり、カメキをはじめ彼を尊敬するものは多い。
なお、マリオ達の声優とは無関係。
ノコタロウ
『ペーパーマリオRPG』で登場。弱気な性格だが、ゴンババを倒しに行ったっきり戻ってこない父親を助ける為、マリオの仲間になる事を決めた。
ノコリン
『ペーパーマリオRPG』で登場。ノコタロウのガールフレンド。
ノコキチ
『ペーパーマリオRPG』で登場。ノコタロウの父。彼らの村を襲っていたドラゴン、ゴンババの胃の中に10年間居続けた。
ノコディ
マリオ&ルイージRPG2』で登場。女性のノコノコで新聞記者。過去のキノコ王国でマリオたちと出会い、ストーリー中に何度か助けてくれる。『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』でも登場する。
ノコじい
マリオパーティDS』で登場。ノコノコの祖父。カメックの魔法で本にされてしまう。
パタボン
マリオ&ルイージRPG3!!!』で登場。クッパの部下のパタパタだが、ストーリーに関わってくるので述べる。ゲラコビッツの襲撃を受けたクッパ城から脱出した。慌てて脱出したため、バケツをかぶり、別のノコノコの靴を履いている。クッパと協力するが、クッパに不満があったためか裏切ってクッパを金庫へ閉じ込める。ゲームのEDではクッパ軍団に復帰する。
リューグー
『マリオ&ルイージRPG3!!!』で登場。キノコ王国の3人の賢者の一人であるノコノコ(クッパは海ガメと呼んでいたが)の老人。ジグソーパズル作りが趣味。クッパは昔彼の家にあがり込んでパズルができず暴れて、家具を破壊しスターワクチンを奪ったことがある。

近種

純粋なノコノコではないが、行動面で共通点が見られるもの。

ノコボン
スーパーマリオランド』で登場。背中に爆弾を背負ったノコノコ。踏んでから一定時間経つと自爆する。羽が生えたタイプは存在しない。
ヒマンパタ
スーパーマリオRPG』で登場。肥満体型のパタパタ。甲羅の色は赤。クッパの手下では無い。上級種に、甲羅が緑色の「チャンコパタ」がいる。公式イラストではデブヨッシーと顔が同じである。また、同作にはトップクラスの威力を持つ「ひまんパタこうら」という武器と防具がある。
ゼニノコー
マリオストーリー』で登場。巨大なノコノコ。金の亡者で、通行人から通行料を巻き上げようとしていた。ボス並みの強さを誇る。元はノコノコ村の住人で、同じく住人だったノコブロス達とは仲が悪くけんかばかりしていた。
マメノコ
『マリオ&ルイージRPG』で登場。マメーリア地方に住む頭に植物の芽が生えたノコノコ。その他の点では水のようなものを打ち上げて仲間を回復できるようになり、久々に4足歩行になった。甲羅の色は新色の紺色。羽の生えたマメパタも存在する。
マメノコノコ
マメノコの強化版で、倒れた仲間を復活させる力を持つ。甲羅の色は赤。羽の生えたマメパタパタも存在する。

注釈

  1. 1.0 1.1 1.2 社長が訊く『New スーパーマリオブラザーズ Wii』 3.会社の帰りに土管を見て
  2. 『スマブラ拳!!』「バトルフィールド」内「各ステージのゲストキャラ」
  3. 『スーパーマリオブラザーズ』の説明書によれば、敵キャラに触れたときにダメージを受けるのは敵にかみつかれるためである。

関連項目

テンプレート:Mario character テンプレート:マリオカートシリーズの登場レーサー テンプレート:Asboxpl:Postacie ze świata Mario#Koopa Troopa